僕のレーシックの体験談① | 品川近視クリニック【2018年2月】
このnoteは、
①僕がレーシック手術をうけた当日に書いた体験談(この記事)
の3部作です。
僕自身、手術を受ける前は結構不安だったので、
品川近視クリニックでレーシックをうけようかな...とおもっている方の参考になったらいいなと思って書きました。
先に言っときますが、めっっちゃくちゃ長いです!
本当にリアルな体験談を残しておきたかったので、思ったことや体験してきたことを、事細かに書いたからです。
頑張って読んでください!!
それではさっそく、当日談からどうぞ!
今日、僕はレーシックをしてきました
どうもこんにちは僕です。実はなんと今日レーシックをしてしまいました。先ほど家に帰ってきたばかりのところでこのブログを書いています。2/4日曜日です。
現時点では正直何とも言えないような状態です。
というのも術後すぐなので、視界が非常にぼやけており、スマホの画面上の文字もかなり読みづらいと言うような状態です。
なのでやってよかったかどうか、今はまだわかりません。
しかしぼやけた視界の向こうに視力が回復しているのははっきりと感じるので、数日もすればじわじわと喜びが芽生えてくるのではと思います。
今回のブログでは、記憶が新しいうちに体験談としてログを残しておきたいなという目的です。なのでつらつら、ダララダと思考を書き留める形式にします。
ちょっと長くなるかもしれませんが、お付き合い下さい。また肝心のやってよかったのかどうか、結果につきましては、時間がたってから、別途ブログを書きたいと思いますので、かけたらこの下のところにリンクを貼っておきます。結果だけ知りたい方はそちらをご覧ください。
(~~~書けたらリンクが入るエリア~~~)
なぜレーシックをしようと思ったか。
理由はいっぱいあります。
・メガネをかけると、目が小さく見えてかっこ悪い
・メガネをかけると、アイコンタクト(目と目を合わせるやつ)がしづらい
・コタンタクトも目が乾いたりするし、ずっとコストかかるし、買い足しとかめんどいし、ヤダ。やりたくない。
ぼくは半端なく目が悪く、0.03ぐらいです。コンタクトでいうと+6をつけて1.0見えないぐらい。
これだけ度が強いと、どのようなメガネをかけても目が小さくみえてしまって、似合わないと言う現象が発生します。
これかっこ悪くてめっちゃ嫌なんですよね。これが1つめ。
2つめはアイコンタクトです。
僕はコミニケーションの1つとして、アイコンタクトを非常に重視しています。相手に「自分は今あなたの話を聞いているよ!」ということを伝えたり、信頼を伝えたりするために意識的にアイコンタクトを使っています。
そして、メガネをかけるとかけている状態とかけていない時ではアイコンタクトの影響力が全うということをずっと感じていました。
というかメガネかけているときには、ほぼゼロ!みたいなかんじです。
そしてコンタクトも嫌でした。
1日付けていると、夜には目が痛くなってくるし、うっかりつけたまま寝たりすると目の健康に対してリスクがあります。
長い間つければつけるほど、目がリスクにさらされることになるので、できるだけはやくコンタクトレンズを辞めたいと思ってました。
また、コンタクトレンズが消耗品であり、なくなったら買いたさないといけないと言うこともめちゃくちゃめんどくさくて、これは人間の仕事ではないと思っていました。
こういう些細な買い物が、本当にガマンできないくらい苦手です。
僕が常々思っていることの1つに、お金を払って煩わしいことを1つずつ、永久に追放したい、ということがあります。
レーシック手術と言うのは僕にとってはまさにそれでした。一度やってしまえば、視力に関しては20年ぐらいはほとんど気にしなくて良くなります。少なくとも毎日の寝起きの際に気にすることはなくなりますよね。最高!
レーシックをうけると意思決定するまでにしたこと。
レーシックをしたいとは、ずっと思っていました。
大学生ぐらいからずっと思っていたので、かれこれ5年6年は思い続けていた計算です。長い間ずっと迷っていました。
ではなぜ踏ん切りがついたかといいますと、1つには今年絶対レーシックをやるぞ!と目標を立てた、ということです。
僕はGMO熊谷社長の「1冊の手帳で夢は叶う」という本にしたがって、毎年年初に夢手帳を書いています。
めっちゃざっくりいうと夢手帳は、人生設計をかく手帳です。
僕はその中でレーシックをしたいと言う願いを、ちゃんとスケジューリングしたことで実現した、というのが一つあります。
それから、情報収集をしました。
まずはコスト。ウェブサイトによっては数万円からできると書いてあったり、ン十万円かかると書いてあったり、様々です。
現実的に多く選択されている料金がいくらぐらいなのかというのを調べました。
そしてそれは大体20~30万円のレンジのようでした。
資料請求をしたり電話をかけたりしたのですが、明らかに30万円前後のプランを購入させようという、病院側のプラン設計への強い意図を感じたので、まぁそのぐらい払うことになるんだろうなぁと思ってお金を用意しました。
(結局は、ぴったり30万円払うことになりました。)
もう一つ気になっていたのは、レーシックによるリスクです。
レーシックって安全なの?というのは誰だって気になると思います。
レーシック手術に関するエビデンス・論文をWEBでずいぶん探したのですが、これだと言う物は結局見つかりませんでした。
しかもレビューを探しても悪いレビューがほとんど見つからないんですよね。それで逆に怖くなったりもしました。
もちろん、最終的にはこれは大丈夫だろうと言う確信を得て手術をしました。その根拠となったのが1年間の施術人数です。アメリカでは年間約200万件のレーシック手術が行われているそうです。
こんだけ普及してたら、さすがに大丈夫でしょう!そんな軽いノリで決断しました。まあそんなもんですよ
予約から当日までの流れ。
僕が今回依頼したのは品川近視クリニックです。
『品川』近視クリニックという名前ではあるものの、実際には有楽町駅前にあります。
本当に駅のすぐ目の前で、めちゃくちゃ儲かってないと入れないビルに入ってます。
まずは無料検診をする必要があります。この申込のために、ウェブで問い合わせを行います。
電話番号など個人情報ちょこっと入れて送ると、向こうから電話で折り返し問診と、予約確認の電話がかかってきます。
僕のときには1時間後に電話がかかってきて、10分程度の問診を受けました。
僕は当初、
1. 無料診断にいく
2. 検査の結果で自分の受けられるコースが分かる
3. プランや料金に目星がつく
4. 持ち帰って検討して本予約する
みたいなフローを想像していました。が、実際には全然違いました。
実際のフローはこうです↓
1. 無料診断にいく
2. 検査の結果で自分の受けられるコースが分かる
3. プランや料金に目星がつく
4. その場でプランを決定し、その日そのまま手術を受ける
検診の日に料金も決めて、そのまま手術もするというめちゃくちゃなフローです。
少なくとも品川近視クリニックは側からはそのようなフローが提案されます。
一応もちかえることもできるのですが、即日手術だと10,000円の割引がきくので、逆に言うと、持ち帰って考えると1万円高くつくんです。
これは実際に行くとわかるのですが、検査種目が数十もあって、とても時間とコストがかかる大変な検査なんですよ。 とても無料とは思えない大掛かりな検査です。
なので病院としては、本当に無料診断だけされて帰られるとコスト的にツラいんじゃないかなと思います。
そんな状況ですので、あらかじめ情報収集を十分してから事前検診に挑むのがベストかと思います。
さて実際のスケジュールなんですが、僕は1月27日にWEB予約をして、その1週間後の2月の4日に検診&手術日を設定しました。
結構1ヵ月先とかじゃないと取れないかなと思ってたので、1週間後で予約が取れたのはちょっと驚きでした。今回は日曜日だったのですが、手術の次の日は翌日検診がありますので、もしかすると土曜日のほうが混んでいるという世界観なのかも。
僕は有楽町に職場が近いのでお昼に抜けることができると思い、また土曜日は予定があるので行けないということもあって日曜日に入れました。
翌日検診は1時間位の時間を必要とします。
そしてさらに1週間後検診、3ヶ月検診もうその後に控えています。この2つに関してはきっちり1週間きっちり3ヶ月後でなくても大丈夫のようなのでその辺は多少前後できるみたいです。
施術日の3日前からはコンタクトレンズを外してメガネで過ごします。当日はメガネで身分証明書と印鑑を持って行くことになります。
他に必要なものは特にありませんがかなり待ち時間が長いので、スマホの充電器を持って行くと良いかもしれません。
何かしら暇つぶしになるものがあると良いと思います。
当日の流れ
当日は大まかに
・午前中に検査が2~3時間
・一旦保釈。昼食タイム。
・午後に手術
と言う流れになります。
僕の場合は朝10時半にからスタートして14時ごろまで検査がありました。
その後2時間ほど空いて16時30分にまで自由時間があり、外出してお昼ご飯食べたりしました。
そしてその後また病院に戻り、説明と最終検査を受けて手術と言う流れです。
午前中は本当にずっと検査です。
建物内に検査室がたくさんあり、検査しては待合室に戻り、またしばらくして呼ばれては検査をし、また待合室に戻ると言うのを延々と繰り返していきます。
角膜の厚さを図ったり、視力を図ったり、角膜の形を測定したりしているようです。視力検査もかなり入念にやります。
・トータルでは10台ほどの検査マシン
・ドクターの診察が3回
・視力検査は2回
・説明も2回
といったかんじでした。こうして書くと非常に盛りだくさんであることが分かってもらえるかと思います。
さて午前中の1番大きいイベントと言えば、どのプランを施術するのかを意思決定しなければならないと言うことです。
病院側からは大まかに5段階のプランがあることを説明されます。
レーシックというのは角膜を削って形を変えることで、ピントの合いやすい範囲を手前から奥にズラすと言う手術です。
目が悪ければ悪いほど、角膜の削る量は多くなります。
そして角膜には再生機能がないので、削ったらずっとそのままです。
もともとの角膜の厚さ、そしてどのくらい目が悪いかによって、選べるプランがかわってきます。
高いプランの最新機種は、たくさん削ることできれいな見え方を実現します。なので目が極端にわるかったり、角膜がうすい人は、角膜がたりなくて最新機種はつかえません。
そういうことで、僕は上から3番目の、20万円のプランを選ぶことにしました。
そしてさらに、角膜硬化オプションをつけることにしました。角膜をけずった後に角膜を硬くする処置をするオプションです。
硬くなると何がいいんでしょうか?
目には眼圧と言うものがあります。これは眼球の内側からの圧力です。
レーシックをすると角膜が薄くなるわけですが、眼圧は変わらずかかり続けるわけですから、薄いところに対して同じ圧力がかかることになります。
そうなると、内側からの圧力によって角膜のかたちが変わってしまい、徐々に見え方が変わってきます。
せっかく削っていい形にしたのに、もったいないですよね。
それを防ぐために、硬化をしようということです。
僕は今回、視力の上がり幅としては+8.5を目指します。
この上がり幅が+5以上の場合は角膜硬化オプションが推奨となり、10以上だと必須になるとのことです。
あと何やらこの辺はいまいち納得できてないんですが、お姉さんが料金説明してくれた段階では、角膜硬化オプションをつけるとトータルで50万円弱かかるという話だったのですが、最後にドクターと話してプランをいよいよ決定をするぞというときに急に30万円でできると言う話が出てきました。
ひょっとするとなのですが、ドクターの方で料金のある程度の裁量があって顧客の予算に応じてマックスになるように料金設定をまくやっていくという仕組みになっているのかなぁと。その可能性がちょっとあるなと思いました。
まぁもともと30万円払う気でいたので、まあいっかとおもってそれほど気にしないことにしました。
さて、午前中の検診が終わり、1回お昼休憩を取ることができます。
2時間から3時間ほど時間が空きます。
がが、病院を出る前には検査料金として10,000円だけ支払う必要があります。
え!検査って無料なんじゃなかったっけ!とおもいますよね。
検査は基本的な無料なのですが、1つだけで10,000円かかる検査が紛れ込んでいます。このことは事前に説明もされるし、その上で受けないと言う選択肢もあるのですが、受けないと最悪視界が真っ白に濁る、みたいな説明をされます。そりゃ受けるわ。
まあこの検査を受けたとしても、その日中に手術を受ける場合は手術費用の方から−1万円されるという仕組みになっているので、レーシックをする意思が固い場合は受けるべきだとおもいます。
さてお昼休憩なんですが、検査のために瞳孔を開く点眼をしてもらっているので、かなり太陽が眩しく感じます。
そそくさとランチを食べて、時間を潰してから、お金を30万円おろして戻って手術費用の支払いを行います。
その後再度視力検査や、目の検査があり、結局手術が始まるのはさらにそこから1時間後の17時半ぐらいでしょうか。
荷物をすべてロッカーに預け、頭のキャップをかぶってまちます。
ここまでは、普通の眼科に来ているような気持ちでずっといたのですが、手術室に入った瞬間、えっ!これ手術じゃん!なんて思いました。
急に不安な気持ちが芽生えますが、もう手遅れです。
手術自体は2回に分かれて行われます。
1つ目の手術でフラップと呼ばれるフタを作ります。目の表面を切り取って、パカパカひらくようにするらしいんですが、詳しくはよくわかりません。
そしてフラップを作り終わると、テクテク歩いて別の手術室へ移動し、すこしのあいだ座って順番待ちをしてから、角膜をレーザーでけずる手術が始まると言う感じです。
手術自体はどちらも10分ほどで終わります。
特に最初のフラップを作る手術はとりわけ短くかんじます。
短いのですが、僕は正直いって結構びびりました。短い時間で集中的にビビりました。
僕が今まで人生で大変だった瞬間や、修羅場のことを必死に思い出して、こんなの大したことない...全然大したことない...と心をおちつけていました。
手術としてのエグさはフラップを作る方がだいぶ上です。
目には麻酔がされているので全く痛くありませんが、何らかの機械を目に直接押し当てて、何らかの圧力をかけつつカットするみたいです。
そしてその圧力が高まるにつれて、だんだんと視界が真っ暗になっていきます。当然ですが、何も見えません。
こんな体験は後にも先にもレーシック手術だけでしょう。貴重な体験をしました。もう一回したいかと言うと全然したくないたぐいの体験です。
麻酔がかかっているのは本当に目の部分だけなので体が自由に動くのですが、目はずっと開きっぱなしだし、目の前で今までの人生で1度見たことのないような異常な光景がずっと続きます。
僕は、完全に視界に意識を集中してしまい、首から下は緊張で完全に硬直していました。
まぶたは閉じないように固定されているのですが、どうやら眼球は動かすことができるみたいです。これ手術中に動かしたらやべことになるんじゃないかなーと思いながら、一心に1点を見つめるということをしていました。
フラップの手術がおわった時点では視力はぜんぜん回復していないので、普段のクソ視力にさらにモヤがかかったような状態になります。
そしてそのまま別室へ移動して、次の手術を受けます。
いよいよ角膜を削る手術です。これが終わると視力が回復します。
こちらの方が視覚的にはかなり面白いです。
まず術内に寝転がって上を見た時点で赤いジャミジャミみたいなのが見えます。
赤いジャミジャミってなんじゃいと思うでしょうが、こればっかりは赤いジャミジャミとしか言いようがありません。
今まで見たことないSFチックな輝きといいますか、不思議なまだら模様を見ることができます。
そしてまた同じようにまぶたが閉じないように固定され、時折目に水を注ぎ入れられながらレーザーで治療していきます。
レーザー光線を当てる前に目のフラップをペロっとめくる瞬間があるのですが、そのペッロっと巡った以降は視界がぼやけて本当にもやっとしたものしか見えません。
モヤっとしたものしか見えないのですがなんだか、黄色いもの乗られたり緑のもやもやが見えたりしてなんだか非常にすごい...すごいです。
人間は今まで体験したことないものを説明する時凄いとしか言えないということがわかりました。手術中もずっと「なんかすごい!すごいことおきてる!」と思っていました。体は緊張でガチガチですが。
本当に何が起こっているのか全然わかりません。
多分ですがレーザーを照射しているのはかなり一瞬で、その後何らかの薬を塗ったりフラップをもとに戻したりとかするのに時間がかかっているように思います。
ちなみにレーザー照射中はスルメイカをあぶった時と同じ匂いがします。
目の角膜が焼けて削れる臭いでしょう。
照射による痛みなどは全くありません。現代科学すごい。
手術後の流れ
施術が終わるとまた別室に通され、目薬渡されたり説明が軽くあって、解散となります。
お会計もすんでいるので、スムーズに帰れます。お疲れ様でした。
目薬を4種類もらうのですが、とりあえず翌日検診までは目薬を1時間に一度さすことになります。
2日目以降も、1日5回は目薬をささなければならないようです。
殺菌・炎症防止・痛み止め・乾燥防止の目薬です。
そして目にばい菌が入らないようにガードするための透明なサングラスをいただいて、しばらくはそれを掛ける必要があります。
痛みは術後4から5時間ほどがピークらしいです。
手術が終わったのが6時半ごろだったので夜寝る前ぐらいに1番痛くなるのかなと思います。
初日は、ずっと染みるような感じはあるし、ぼやけてかなり見えづらいのですが、まぁ痛みとしては耐えられないほどではないです。
目にレモンを入れるとかそういうのよりは全然痛くないです。
ただ、まぶしいような気がするのであまり目を開けたくないなぁと言う気持ちになります。
そんなこんなでこのブログも音声入力で書かれていると言うわけです。(後日清書しています。)
そんな感じでかなり長くなってしまいましたが長々と語っている間、ほとんどずっと目を閉じていました。いまあけたところ、かなり視界からモヤが取れてきたように思います。はや。
スマホの文字もかなり見やすくなってきました。
つい1時間ほど前までは、スマホの文字を読むのは辛いけれどもスプラトゥーンはギリギリできる位の視力でした。
ん~~ すごい明日の朝が楽しみです。
翌日の体験談も多分かくと思います。続く。
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