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【CSR最前線】ダイキン、印医療施設に酸素濃縮装置を寄付
空調大手のダイキン工業は5月26日、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なインドに同社製の酸素濃縮装置を200台寄付すると発表した。インドでは感染拡大により医療用酸素が不足しており、同社の空調技術で現地の医療現場を支援する。
酸素濃縮装置は空気中から高濃度の酸素を取り出し、それを排出することで患者の呼吸を補助する。酸素濃縮装置は同社の工場がある西部ラジャスタン州ニムラナ付近にある医療施設をはじめ、自治体が運営するコロナ医療センターなどに5月末から順次提供するという。
ダイキン工業は20年以上、インドで事業を展開している。その取り組みは空調機器の生産・販売にとどまらず、「日本式ものづくり学校」を開校するなど現地の技術者育成といったソフト面にまで広げている。
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