note_とうらぶ映画

映画「刀剣乱舞」を観てきた話

ネタバレはしていないので安心してどうぞ!

丁度4年前リリースされたPC版ブラウザゲーム「刀剣乱舞」。DMMとニトロプラスが共同制作している、日本刀が擬人化した「刀剣男士」を収集・育成する育成型シュミレーションゲームです。

わたしは4年前のリリースからプレイしていて、審神者(ゲーム内でのプレイヤーの呼称)暦は今年の3月で丸4年となります。ヘビーユーザーではないのですがまったりと自分のペースでプレイし続けています。

「刀剣乱舞」というコンテンツは、アニメや舞台、ミュージカルなど様々なメディアミックスが行われていてどれも大変楽しませていただいてますが今回満を持しての映画化!もうこれは観にいくしかない!ということで行ってきました!

わたしが「刀剣乱舞」というコンテンツが好きな理由は明白で「それぞれの本丸がある」という事に尽きると思います。

「本丸」というのは審神者の家で、この本丸で審神者は刀剣を収集し、育成し、鍛刀し、任務をこなし、暮らしています。「それぞれの本丸がある」という事でそれぞれ違って皆良い!という事が成り立っているのです。映画も「どこかの本丸の話」なので、ミュージカルではこういう言い回しなのに!とか、舞台では!アニメでは!っていう考えを持たなくて良いのでとても気軽なコンテンツなのです。

いつも前置きが長くなってしまうね。

今回の映画ですが、刀剣男士がメインなのは間違い無い内容なのですが、八嶋智人さん演じる豊臣秀吉や、山本耕史さん演じる織田信長に関する物語の流れが濃すぎて、人間臭い人間がたくさん出てくるので、時代映画を観てる気になります。あぁ~~わたしの中の秀吉はこうこう!っていう、八嶋さんの演技が迫真すぎて胸がギュウギュウなりました。
メインキャストである三日月宗近役の鈴木拡樹さんは2.5次元舞台といえばというほど超絶有名な方で何も心配はしていなかったのですが、舞台と映画という異なるものでどういった演技をされるのか...なんてのはどこかに行ってしまう程に、いつもどおりのキャラクターに寄り添った素晴らしい三日月宗近でした。映画ならではのカット、殺陣、どれも大変素晴らしかったです。鈴木さんの所作ひとつひとつが美しく凛としていて、表情が消え入りそうに綺麗で儚く、イメージそのままに三日月宗近でした。

もちろん他の役者さん方も強く美しい刀剣そのもので、舞台ではなかなか観れないアクロバティックな動きや、特撮を思わせる画面が爽快で。
刀剣乱舞コンテンツに出演されている方が多いのもあると思いますが、何の違和感も無くただただ観ていてかっこよく、興奮する映画でした。

ゲームをプレイされている方もそうでない方も、元がゲームだから、とかオタクが観るものでしょ、とかそういう御託をぶっとばして機会を作って観て欲しい映画です。

ユーザー登録をしていなくても、いいね!(ハートボタン)押せますので、いいな~おもしろいな~と思っていただけたら是非押していただけると嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?