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元スポーツ実況アナ       週一コラムvol.14            11月10日編

ゴミ拾いから身に付く精神

お正月を挟み
全国の代表が
覇を競う
高校スポーツ❗
サッカー
バスケット
バレーボール等々
3年間の
総決算を披露すべく
又後輩は
未来へ向けての
チャレンジへ
汗を流している。

そして
このスポーツも
同じく
年越しを
第一の目標としている
高校ラグビー、
今度の日曜日に
地元・大阪3校の
代表が決定する。
有力校の一校が
前回4年ぶり
6回目の
全国制覇を 
成し遂げた
東海大大阪仰星!
このチームは
ただラグビーが
強いたけてはなく、
色々な面で
お手本になるような
行いをしている
出来たチームなのである。

その中の1つが
学校周辺の 
「ゴミ拾い」❗
現・湯浅監督の
前任・土井監督から
続いている
伝統の行い。
日が暮れた後の
照明灯使用や
大きな声を出しての
練習スタイルを、
少しでも迷惑と
思われない様にする
ボランティア活動。
地域住民の皆さんも
その行動を
心地よく見つめている。

ただ面白いことに、
単に落ちているゴミを
拾って集めるだけの
考えで

行動している
訳では無いと言う事。
奉仕しようと思えば、
見えない所に
有るゴミも見つけて
キッチリ綺麗にする
気持ちが大切で
その理念に基づき
皆が動いているそうだ。

ゴミ拾いするのに
何でそんな理念が
必要なのか?
湯浅監督に
尋ねてみると、
成る程❗と
頷ける答えが
返って来た。
「目の前にゴミが落ちていれば
 当然拾いますよね!
 でも拾うだけの
 単純さで良いのか?
 と考えるんです。
 そうすると
 視界に入った
 物だけじゃなく、
 1つ有れば
 見えてはいないが
 近くにも落ちて
 いるんじゃないかな?
 と周辺を探そうと思う
 気持ちが芽生え
 隠れていたゴミも
 見つかるのです❗
 その思いが
 ラグビーの
 プレーに於いても
 🏈ボールを扱う際
 グラウンドの隅々まで
 見ようという
 習慣に繋がり、
 チャンスが巡って来た時
 それを生かすスペースを
 探す行動に
 速やかに移れるのです。
 ですから
 周囲の為に
 どれだけ
 目を気を心を
 配って動けるか❔
 それが出来た時に
 思いやりに繋がるのです、
 相手の気持ちを考えて
 どうするかという動きを
 実はゴミ拾いから
 身につけているんですね」

これを聞いて
何と素晴らしい
精神なんだ❗
と感服した筆者。
しかもこの活動は
生徒の自主性ありきで、
監督からの強制ではない。
生徒が自分達で
やろうと考えて
行動を起こす事に
意味があり、
不必要と思えば
無くなる行いでもある。
 
なるべく
継続して欲しいけど、
こればかりは
こちらが決められないので❗
と湯浅監督。
コロナも有り
無理な時は
出来ない事だが、
これまで見せてきた
強い繋がりの
一因になっているのも
確か。

まさか
ゴミ拾いから
ラグビーやスポーツに
影響を与えるものが
有るなんて
考えもしなかったな~
と感心しきりの私。
今では犬の散歩の際
ゴミ拾いを行うが、
当然
人生のプラスに
なるものは
拾えていない😢

そんな東海大大阪仰星が
今回も強い繋がりで
頂点を狙う
第102回
全国高校ラグビー、
伝統の広い(拾い)
視野が後押しとなる🎵





 

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