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【Webライター】第1回:初心者が覚えるべきアウトラインの作り方
在宅ワークが増えて、自宅で過ごす時間が長くなった今日この頃。
収入が落ちたから在宅でできる仕事を教えて欲しいという相談をされることが増えました。
僕自身、本業でITエンジニアをやっていることもあり、副業でちょっとしたシステム構築のお手伝いをしたり、Webライターのお仕事をもらったりして在宅でもお仕事に不自由をしていません。
時々、なんでこんな働いているんだろう…と鬱気味になることもあるのですが、アメリカの失業率がリーマン超えをした話を聞いて、仕事があるっていうのは非常に有難いことなんだな、と感じている次第であります。
エンジニアの仕事はいきなり初心者が始めるにはハードルが高いので、Webライターのお仕事のやり方について紹介をしていこうかと思います。
初回は「アウトラインの作り方」です。
これを押さえておけばアウトラインの作成において、無駄に時間を使うことがなくなるのでWebライターのお仕事を始めようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
1.そもそも「アウトライン」とは?
僕もWebライターとして働き始めるまで「アウトライン」ってなんなのか分かっていませんでした。
アウトラインとは、記事作成の前に記事全体の構成を考えるためのものです。
正直、「構成」って日本語で良いじゃん…って思いますよね。
僕もそう思います。けど、クライアントの方々は横文字を使いたがるので言葉も覚えておくとググらずに済みます。
このアウトラインをしっかり作れると、記事作成自体もスムーズに行えるので習得していきましょう。
2.アウトラインの作成手順
作成した記事がどこに掲載されるのかによって作り方は変わりますが、クラウドサービスから仕事を獲得した際に多い「Webサイトへの掲載」記事を書くための方法を紹介していきますね。
基本的に3つのステップでアウトラインは作ることができます。
①提示されたキーワードをもとにリサーチを行う
②読者(ペルソナ)を想定する
③想定したペルソナをもとにアウトラインを作成する
この3ステップでアウトラインは作ることができます。
なんだか簡単そうに思えてきましたよね?
それではそれぞれの詳細を確認していきましょう。
3.提示されたキーワードをもとにリサーチを行う
ほとんどの場合、クライアントからキーワード(KW)が提示されます。
「リサーチってキーワードについて調べるってこと?」と思われるかもしれませんが、ここで言うリサーチは競合となるであろうWebサイトではどのようなことを書いているのかをチェックする意味合いが強いです。
ようは敵情視察ですね。
SEOという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、GoogleやYahoo!で検索されたときに上位表示されるアレです。
色んな小技があるのですが、そのなかの1つに「良い記事を書く」というものがあります。
良い記事を書けばそれだけ評価が高まり、SEOにも強くなるんですね。
単に読みやすい記事を書くだけではなく、こうしたSEOを意識して書くとライター側にもメリットがあるのですが、それはまた別の機会にでも書かせてもらいます。
つまり、このリサーチもとい敵情視察をすることで「キーワードで読者が求めていること」が読み取れるのです。
何が求められているのか分かれば、どのような構成で書こうか何となくでも見えてくるというものです。
3-1.リサーチのコツ
検索結果で全部目を通すのは無理なので、基本的に1ページ目だけでOKです。
ただ、注意点として、Google検索をする際にシークレットモードで行う必要があります。
というのも、そのまま検索をしてしまうと普段から検索している趣味趣向が検索結果に反映されてしまうからです。
余談ですが、アダルトコンテンツの作成をした後に、別の依頼でリサーチをしていたらエッチな広告が飛び出しまくりで大変でした…
シークレットモードのやり方は簡単で「Ctrl+shift+N」でできます。Macの場合はCtrlではなくcommandです。
4.読者(ペルソナ)を想定する
いきなり想定しろ!と言われても難しいですよね。興味があるキーワードであれば、自分自身に置き換えて想定することもできるもんですが、毎回興味のあるジャンルで記事が書けるとは限りません。残念ながら。
ただ、あらかじめ想定する際のルールを決めておくと結構スムーズに想定することができます。
僕の場合は「性別」「年齢層」「検索のきっかけ」「KWに対する認識の度合い」「KWの何が知りたいのか」「副産物的な知識」です。
これを項目ごとに書き出していき、読者を想定していきます。
5.想定したペルソナをもとにアウトラインを作成する
ここまで来たら、あとは情報を順序立てて詰め込んでいくだけです。
投げやりな感じがしますが、実際そんなもんです。
意識するポイントは、競合とされる記事よりも多くの情報を捩じ込み詰め込むことくらいです。
ただ多ければ良いってもんではなく、脱線しないように軸を保ちながら作っていくことを意識すると良いでしょう。
僕もよくやるのですが、親切心で「アレ書いたらコレも知りたいよね」と色々書き始めてしまって、結局メインのキーワードからどんどんズレてしまうやつ。
あくまでメインとなるキーワードはひとつなので、そこからズレないようサブキーワードを詰め込んでいきましょう。
6.見出しを整理していく
noteでは見出しがh2しかないので(h3のやり方あるの?)項番で整理するしかないんですけど、記事を書くときは「h2(見出し)」「h3(小見出し)」を使って書いていきます。
h2には、記事タイトルに沿った関連キーワードやニーズを入れていき、h3でその答えを入れていくようなイメージです。さらに詳細に踏み込むときにはh4も使います。
7.アウトラインの見直し
見出しを作り終えたら、作成したペルソナの悩みが解決できる作りになっているのか見直しをしていきます。
自分が書きたいように書きすぎて、とっ散らかっていないか意識して確認するのがポイントでしょうか。
見出しの作成だけではなく、書こうとしている内容を各見出しの下に箇条書きしておくと見直ししやすいのでおすすめです。
あと、箇条書きをしておくと、文章の作成を始めた際に「何を書くのか忘れた」という凡ミスもなくなりますよ~。
おわりに
今回はWebライターを始めようとしている友人知人に向けて書いてみました。
口頭ではなかなか伝えられないし、LINEで一生懸命文字に起こすのも大変なのでnoteに書いてみました。
友人知人以外にも評判が良ければ今後もWebライターのポイントについて書いていこうかと思いますので、気に入っていただけたら「♡(いいね)」してもらえれば幸いです。
ではでは~。
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