2023年1月の「いいでしょう〜!」なあれこれ
名探偵のままでいて
ナインティナインのオールナイトニッポンをはじめとするラジオ番組の構成作家、小西マサテルさんによる本格ミステリー小説。
かつて小学校の校長先生だった祖父は、幻覚などの症状が現れる認知症を患っていた。そんな祖父のもとに、身の回りで生じた謎を持ち寄る孫娘の楓。安楽椅子探偵として、祖父は鮮やかに「物語」を紡ぎながら謎を解決に導いていく。
ミステリー好きによるミステリー好きのためのミステリー作品。「それはずるくない?」というトリックも、「幻覚が見える症状を患う祖父」が謎を解くという設定だからこそ納得してしまう力があった。最終章でグッと読者を惹きつける怒涛の展開は一気に読み進めさせる勢いも。
続編もありそうだし、何より実写になりそう。
おまんざい2~おまんじゅう2みたいに言うな~
M-1をきっかけにお笑いに興味を持ち、初無限大ホールでお笑いライブを観てきた。
ダイヤモンド、カベポスター、男性ブランコとM-1ファイナリストが3組も出るという豪華さ。時間めいっぱいで各出演コンビが2本ずつネタをやるストロングスタイルのライブでぎっしりネタが観れたのも嬉しかった。
正直ダイヤモンドはM-1本戦でピンと来なかったんだけど、ライブで観たらすごい面白かった。カベポスターの2本目は映画好きに刺さるネタだったし、男性ブランコは相変わらずひとつひとつのワードのチョイスが強くて最高。
ドラゴノーカ
巨大なドラゴンの背中にある村を開拓、住民を増やしながらときに他の竜とバトルしていく農場経営シミュレーションゲーム。
畑を耕したり、畜産をしたり、地下で採掘をしながらまったり農場を経営して村を開拓していくので、牧場物語やルーンファクトリー、スタバレが好きな人にはハマる。竜とのバトルは特撮っぽい演出になるのも良い。
さまざまな住民とコミュニケーションをとっていくうちに結婚、そして家族が増えることも……。
今最終決戦直前まで来たけど、ところどころ謎めいた展開もあるので早くクリアしたい。でもまだまだ村の中は未開拓の場所もあるから整えたい。心がふたつある〜。
A Space for the Unbound 心に咲く花
90年代後半のインドネシアの田舎町を舞台にした、人生の一幕を切り取ったようなアドベンチャーゲーム。まだ途中だけど、青春のみずみずしさが素敵な作品だな〜という感じ。
猫ちゃんがたくさん出てくるので、猫ちゃん好きはぜひともやってください。
いただいたサポートでより良いものを書けるようがんばります。