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日常生活の下限を上げる分水嶺 [くま日誌]170号


どうしたら日常生活の下限を引き上げることができるのでしょうか?日々の生活の中で納得のできる日や瞬間もあれば、そうでない時もあると思います。そのような(ある一定の)幅の中で生活していますよね。

上限を引き上げることも重要だとは思いますが、どちらかというと、下限、つまり「調子の悪い日であってもそれなりにできる」という状態を理想としたいところですよね。


昨日、自分の友人が「朝一で、問答無用でとにかくデスクに座ったらやり始める」と言っていました。20分などある一定の時間を区切って、とにかく朝一でデスクに座ったらやるのだ、という話でした。

こうやって文字にするとあまりに当たり前の話なのですが、デスクに座って20分集中して目的を完遂するためにやることは、想像するより難しいことなのではないでしょうか。

デスクに座ってみたものの、スマホ弄ってしまった、目に飛び込んできたニュースを読み込んでしまった、他の人から声をかけられて、おしゃべりに費やしてしまった・・・


たった20分ですら集中することは難しいんですよね。私たちの取り巻く環境は、私たちが時間を費やしたいと思う誘惑に溢れています。

また、「朝イチ」というキーワードも重要です。ここで、気持ちよくその日をスタートすることができると、そのあと自然と気持ちがのってくるんですよね。それができると、その日一日もとても充実したものになる可能性が上がってきますよね。


冒頭の質問に戻りますが、「日々の下限を決める分水嶺は、朝イチでデスクに座ったらやり始められるか」にあるのではないでしょうか。

その習慣を身につけることで、調子のいい日はもちろんですが、モチベーションが上がらない調子の悪い日ですら、そこそこの密度で一日を過ごすことができるのではないかと考えています。(=下限を上げる)


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