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依存先の分散 [くま日誌]127号


昨日、久しぶりに、ある友人と会話していました。その方は、会社員をしながら、副業で別の会社へのコンサルをしています。また、これから、古民家を改装してレンタルスペースビジネスを始めるとのことでした。

そういう話を聞くと、「選択肢」を増やしておくことは自分の生活の安定性と言う意味でも、また楽しみと言う意味でも大切なことだなぁと実感しますね。


多くの人が会社に依存して生活を成り立たせていると思いますが、会社に生殺与奪件を握られていると考えることもできます。例えば、急に、会社が倒産することもあるかもしれませんし、自分が望まない部署へ異動になることもあるかもしれません。望まない転勤の可能性もありますよね。

そんな時、自分の中にバックアップの選択肢があったらどうでしょう?強気に交渉することができ、それが自分を救ってくれることもあります。あと、精神的にもいい影響があるんですよね。

倒産して、急に外の世界に放り出されたとしても「いい機会だわ」と捉える事だってできますよね。


別の友人で、ある固めの会社に努めていて副業はNGだという方がおられます。その方も、不動産投資は副業に当たらないので、近くの木造住宅を購入し自分で改装しオーナーになられています。

こういうのも、「依存先を分散する」という取り組みの一つですよね。

究極的には「依存先は自分のネットワークである」という状態が理想で、例えば、ホリエモンさんとかが分かりやすい例だと思いますが、ご自身で作られた会員さんに依存して生活を成り立たせている構造ですよね。生産手段のポータブル化と捉えることもできます。


自分も、以前、会社から転勤を打診(というか命令)されて断ったことがあります。会社との関係性も悪くなるかもしれませんし、あと最悪のケースで首(とか減給)になる可能性も頭をよぎりましたよ。

自分の場合は、依存先の分散ができていなかったので、やっぱりビビりました。このような時に予め備えて、様々な選択肢を用意されている方は、ビビることもないでしょうし、理想の姿ですよね。自分も目指していきたいなと感じます。

■まとめ
選択肢を増やしておくこと、生活の依存先を増やしておくことは、自分の生活や精神面を安定させる。

理想的には、「自身が存在するところに生産手段がある」という生産手段のポータブル化という状態。この状態を目指し、まずは生産手段の多角化から取り組んでいきたいものである。


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