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⑤どうして一月万冊の「新たな出版ビジネス」は頓挫していたのか?

一月万冊の「新しい出版ビジネス」では、第一弾である清水有高著「アファメーション・バイブル」を完成させたが、これはコーチングのノウハウ本である。

裁判の前に、どうやら苫米地式コーチング界隈からは追放されており、その後コーチングのノウハウを自ら否定しているのは、なんとも皮肉な結果である、、、

約半年前に自ら苫米地式マスターコーチを辞任した祢津伸吾さん。10年近く学んだコーチングから自ら離れて見えてきたものについてライブで祢津さんと語ります。私自身もうつ病になったときにむしろコーチングの考え方自身が自分を苦しめていると気付いて、そのコーチングという考えを手放しました。

この本を買った人の気持ちを踏みにじるような発言だが、この「アファメーション・バイブル」製作中に、気になる投稿があった。

清水さんが喋る 1時間
大下大山桜井榊原さんが書き起こす 4〜5時間
平田編集長が編集する 2〜3時間
さらに清水さんが修正加筆する 1時間
合計 8〜10時間

最も労力を要する「書き起こす」担当に、原告の2名と亡くなった女性が含まれている。このメンバーが抜けたことで、期待していた作業ができなくなったとしたら辻褄が合うが、そもそもこの人件費はどのように考えていたのだろうか?

パワハラ裁判では、スタッフが業務委託契約でありながら、実質は雇用契約のように労働していた(搾取、タダ働き疑惑)ことが争点になっている。この件も、まさに裁判の注目ポイントなのだ。

そして、これを前提に「新しい出版ビジネス」を計画していたなら、人手がなくなって頓挫してしまうのは当然に思える。この辺りの計画は出版予定だった著者とも相談していただろうし、あえて見て見ぬふりしていたなら大問題ではないか?

ところで、この本の「購入者限定イベント」があったようだが、、、

・一般席 無料
・カンパ予約席&前列席保証、質問が1つ出来る権利付きは1万円
・VIP席&最前列席保証、質問権利付きは5万円
・超VIP席&最前列席保証、セミナー後の祢津伸吾マスターコーチと一月万冊清水有高のコーチンググループセッション付きは15万円(セッションは1〜2時間を想定しており、少人数限定となっております)
1冊3万円する私の著作を買った人だけ参加できるセミナーを明日15時〜東京堂書店6階ホールで開催しますが、現時点でFacebook以外からも60人申込みがあります。本を買ってない人は当日受付で購入して参加できます・・・が、正直言います。こんなに来るとは思ってなかった!自分の事を過小評価してましたね。

そして、イベント当日、、、

100席まで増やしましたが100人超えそうです。これ以上は物理的に増やせません。若干の立ち見が出ますが許してね。あと、質問付きの前列予約席を1万円で販売しておりましたが、今回は人数多すぎるので質問権利無しの前列予約席を5,000円でカンパでつのります。確実に座りたい人は受付で5,000円カンパして頂ければご案内します。

相変わらず、本番に向けて客を煽りながらお金を集めるのが上手だ、、、

なんと大盛況!!当時の視聴者は女性スタッフの自殺を知っていたし、コーチングのノウハウを手放しながらコーチング本を売る社長の講演をどんな気持ちで聞いていたのだろうか?そして、その後のパワハラ裁判や活動再開後のコーチング否定について、どのように受け止めただろうか?

ちょっと理解に苦しむ、、、

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