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⑥どうなってるの?一月万冊イベント「万冊祭」での限定販売!?

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清水社長の「アファメーション・バイブル」は完成しており、購入者限定イベントも無事に開催された。(初回ロットで購入した方には、校正し直した第2版を送ると約束したらしいが、その話がどうなったのかは情報が出てこなかった)

他の書籍は「新しい出版ビジネス」が頓挫して止まっていた。2018年2月の「万冊祭」で既に限定販売?で集金されていたが、その事実をめぐって安冨教授は以下のような「ちょっとした」物議を醸していた。

そこで「万冊祭」で限定販売?された安冨教授の書籍について検証しておきたい。

・安冨歩 著『新・複雑な世界を生きる(仮)』(¥10,000)
・安冨歩 著『新・経済学の船出(仮)』(¥10,000)

タイトルに「新・〜(仮)」がついていることから、当初は単純な復刊ではなく新たに手を入れ直すことも計画していたのではないだろうか?

ただ、事件によって製作が頓挫してしまった。活動再開後に発表されたものは、当初の商品から「(そのまま)復刊+解説動画付き」に変更、価格も¥30,000に変わった。現在は、段階的に¥34,000まで値上げされ、この価格も来月からの値上げが予告されている。「新・経済学の船出(仮)」も同様に変更されており、最近の配信では以下のセット販売で案内されている。

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安冨教授は「新たな出版ビジネス」の頓挫は、女性スタッフの死が原因とコメントしたが、彼女らを戦力として期待していたからか、単に清水社長の気力の問題だったかは分からない。しかし「やわらかい制御」といった計画性を否定する思想、ゆるいビジネス(純セレブスピーカーなど)を推奨しているので、臨機応変さ(行き当たりばったり?)もポジティブにアピールすれば変更の辻褄は合う。

通常のビジネスでは「申込み時の説明」と「届いた商品」が違えばトラブルに発展するだろうが、単純な商品の販売ではなく、安冨教授に「研究費を寄付」する意味合いが強い(お布施)ためか、そういったクレームにはならないようだ。

本間龍氏の著作も、「万冊祭」で予約販売?された内容から変わっていた。

・本間龍 著『電通が支配する憲法改正国民投票(仮)』&『転落の記』(¥10,000)
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そして、平田悠貴氏、烏賀陽弘道氏の書籍については、お金を集めて2年以上が経つがアナウンスがない。動画配信は頑張っているが、どうなっているのか?

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安冨教授のような「思想家」であれば煙に巻くこともできるが、真実を伝えるのが仕事のジャーナリストは、約束を守らなければ信用に関わる。大手マスコミを批判しながら、一月万冊も同じようなジレンマに陥ってしまうのだろうか?


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