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餅は餅屋、着物は着物屋さんに相談だ

すっかり涼しいどころか寒い季節になりましたね。
涼しくなると着物を着て出かけたくなりますよね分かります。

刺繍の作り帯を作ったよ

ハーダンガーやらドロンワークやら白糸刺繍を始める→なんかおもろい帯を作りたいな→帯の作り方やらを調べる→ミシンも持ってないし、こりゃ駄目だ!迷走→着物屋さんに相談する→方向性が決まる→作業→完成! です。

制作中の話

まずは胴部分。デザインは西須久子さん「はじめてのドロンワーク」より。裏表紙に使われている、ランチョンマット用のものですね。

このデザインを胴部分に使いたい!というのは最初から思っていました。ただ刺繍部分の幅が帯幅に対して半分しかなかったので、上下に何か足すとかしないとバランスが悪いのでは?いやでもそういうデザインセンスが私にはない…とかうにゃうにゃ考えていたのですが、相談した着物屋さんの「別にそのままでいいんじゃないですか?」の一言でじゃあそのままで、となりました。わはは。

出来上がってみるとデザイン的には全然問題なかったですね!スッキリしていて良い。
帯締めによって真ん中が見えなくなるのを考えてなかったのが悔やまれます。

ところで結びかがりの糸継ぎってどうやったらいいんですか?本とかネットで探してみても書いてなくて自己流で誤魔化してあります。継がないといけないくらい長い部分はやるもんじゃないんですか?

お太鼓部分は10㎝四方のモチーフ的なものをいくつか作って着物屋さんに持って行き、えぇかんじに配置してください!という丸投げデザインです。
こんな雑なオーダーを引き受けてくれてありがてぇです。

技法としては、左上のモチーフだけハーダンガー、残りはドロンワークです。シュバルムとかアジュールも使いたかったんですけど、なんだかのっぺりしてしまって断念しました。バランスの良い組み合わせの引き出しがなさすぎたグヌヌ。

他の技法バージョンも作りたい

断念してしまったシュバルムやアジュール、曲線も取り入れられるヒーダボーを使ったものも作りたいですね。
ぼんやり考えているのはパッチワーク風に何種類かステッチを見せられる胴部分とか、この本の表紙のヒーダボーをお太鼓部分に転用するとか。

ちなみに今はヒーダボーを練習中です。が、めっちゃ難しくない?はしごかがりが綺麗にできない、糸を渡すのもへにょへにょになる、スカラップの大きさがバラバラ、苦戦してます。応援してください。あとヒーダボーなのかヘデボなのか表記を統一してほしい。

参考にしてるのは今まで買った本と、最近発売されたこちらの本。笑う刺繍中野聖子さんのnoteで紹介されていたヘデボ鳥がかわいすぎて買いました。

ちょこちょこ作っていくぞ。



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