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既存のシーリングライトをスマート化したら万人にはお勧めできない結果になった話

スマート電球とかスマートプラグとか結構な数が出てきてますが、意外と少ないのがスマートシーリングライト

無いわけではないですし、お値段も7000円~と高くないのですが、如何せん種類が少ない...。
SwitchBotの指ロボットを壁のスイッチに取り付ける案も考えましたが、如何せん見た目がかっこ悪い...。
そこで既存のシーリングライトを見た目も損なわずそのままスマート化できないか?と考え試してみた結果を書いてみたいと思います。

※実践するかどうかは自己責任でお願いします。

スマートスイッチという選択

部屋のシーリングライトのカバーを外すと写真のように電源と本体を繋ぐ部分がプラグになっていました。

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この間にスマートプラグ的な"何か"を挟み込めば電源のON/OFFをアプリやスマートスピーカーで操作できるのでは?と思って探してみると電源とコンセントの間などに組み込むスマートスイッチというものがあることがわかりました。

「これは使えないか?」と思って調べてみると、同じようなコトを考え、実践された方が見つかったので、それを参考にして対応することにしました。
【参考】999円でシーリングライトがスマート化できる話

今回はSmartLifeのアプリに登録したかったのでTuya対応している下記の類似商品を...AliExpressで購入しました。
届くのに時間はかかるものの送料無料で半額以下の魅力には勝てず...。ただ何かあった時のために2つ購入することに。

...実際、その何かは起きてしまったのですが...

組み立て

電気を取り扱うので詳細説明は省きますが、ケーブルのゴムを剥いで、同船を出してギボシにつけたり本体に差し込んだりするだけです。
(ギボシの締め方汚いのは愛嬌ということで...)

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INとOUTの向きには気を付けつつ、配線していきます...。
小学生の頃に図工でスタンドライトを作ったなぁ...と思い出しつつ繋いでいき完成!

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アプリとの接続

まずはSmartLifeに機器登録を行います。
機器追加からスイッチモジュールからブレーカー(Wi-Fi)を選択します。

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登録時にはスイッチ側の黒いボタン(リセットボタン)を5秒長押しすれば登録モードになりますので、後はほかの機器と同じように登録するだけです。

Amazonで登録されているスイッチは上電設定(壁にあるスイッチを切った時の設定)ができないと書かれていたので不安だったのですが、アプリより[Setting]→[Device restart status]→[Online]にすることで、元の電源スイッチのON/OFFもいつも通り使えるようになりました。
(もちろん電源を切ってしまうとオフライン状態になるので、アプリやスマートスピーカーでは応答なしになってしまいます)

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あとは、アプリで自動化してもよし、スマートスピーカーに登録するもよし、好きに使えるというわけです!

オチ

ここまでであれば非常に安価に家庭のスマート化を進められるいい物だと紹介して終われたのですが、実は2個のうち1個を破損してしまいました...。

1個目を作り終えシーリングライトの電源側に繋いだところ...

パァンッ!

という音と共に焦げ臭い匂いが立ち込めました...。
恐る恐る外して、スイッチを見てみると...

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焦げてるぅ!?

どうやらネジ止めが甘かったようで、少し引っ張った際に根本の銅線が露出し接触、そしてショートしたようです...。

さいごに

ショートさせたのは完全に僕のやらかしなのですが、電子機器のDIYはショートのリスクが0ではないという反面教師にはなったのではないのでしょうか?

感電したり火災になってからは遅いので、行う際は細心の注意を払うようにしましょう。

また、壁内の配線などは電気工事士の資格が必要です!無資格で絶対に触らないようにしましょう!!

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