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港区長選挙を振り返る

今回、選挙ヲチに許された時間は一日だけだった。
5月27日、私は港区麻布十番駅に降り立った。

港区長選挙の告示日は5月26日(日)
期日前投票は5月27日(月)~6月1日(土)
投票日は6月2日(日)だ。

選挙期間は実質1週間
通常ならば、告示日に各候補者は第一声として盛大に花火をブチ挙げた後、平日はどこにいるのか何をしているのかわからない、というのが常だ。

だが、平日の一発目にこの地に降り立ったのは、3人の候補者のうち、少なくとも2人が街頭演説の告知をしていて、同日に麻布十番を予定していることが判ったからだ。

麻布十番駅に降り立ったのは、予定時間より少し早い正午を過ぎた頃だ。
私は腹が減って何か食わねばと思い、付近を歩いて見て愕然とした。

ここには何もない。

わずかにコンビニが一軒あるだけだ。
吉野家も松屋も日高屋も餃子の王将もない。

安いスーパーもない。

都内の一等地に私のような貧乏人が生活する場所が皆無なのである。

まるで陸の孤島だ。

目を懲らすと商店のようなものがわずかに視界に入ってくるが、そこには貧乏人を拒絶するように私の前に大きな壁を作るのである。

腹が減って気が遠くなりながら、いつばくかの食料を求めて歩くと「蔦屋」と読める私の良く馴染んだ文字が飛び込んできた。

いや、今はそういう気分ではないのだ。
目的は食欲を満たすことであって性欲ではないのだ。

名残惜しく思いながら「蔦屋」に別れを告げようとすると、なんと食事も提供しているらしいと気がついた。

これは願ったり叶ったりだ。
やっと見つけたオアシスだ。

「蔦屋」に入り、パン、コーヒー、1000円超えた。

サギかよ!

ここは暮らす所ではない。

こんな所に住んでいるのは金持ちしかいない。

タワマンで暮らし、高い共益費にひいひい言いながらも最上階から庶民を見下ろし優越感に浸る狂った奴しか住んでいない。

昼間は新宿渋谷辺りでIT土方か風俗しながら稼いだ金で夜景を見ながらワイン飲んでる頭のおかしな奴がここ数年大挙して越してきた港区だ。

政治に関心があるとすれば、自分の老後のことや生活のことよりも、なんかボランティアとかやって困った人を助けたいみたいなー
のに憧れるー
気持ちささるー

関心の向けどころが、ちょっと違うのが港区の有権者なのだ。
それが今回の選挙結果に表れたのではないか?

と、タワマン文学的嫉妬心を模倣してみました。
本気で怒らないように。

それでは各候補の主張を得票順に振り返ろう。


■清家あい

当選


掲示責任者:田中京磨 港区西麻布4-11-28


配布ビラ 表
清家あい選挙事務所
港区六本木6-11-8HOUビル301


配布ビラ 裏


















■たけい雅昭

落選
現職が落選は珍しいが住民の入れ替わりも影響していると思う。


掲示責任者:小林敬三 港区南青山2-26-35


配布ビラ 表
たけい雅昭選挙事務所 港区芝大門2-1-19協栄ビル



配布ビラ 裏







■きくち正彦

落選
本人には会えなかった。


掲示責任者:菊池満 港区三田4-9-7-607


配布ビラ 表


配布ビラ 裏

頒布責任者:菊池満 港区三田4-9-7-607






■港区長選挙




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