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使っているアケコンパーツ紹介【 ファイティングスティックα 】

前回紹介したレバーコンの使用遍歴。
現在使用しているファイティングスティック(FS)αの仕様を紹介しておきます。

前回記事はこちら → 【 愛用したレバーコントローラー遍歴 】

現仕様のレバーに関してはかなりキメラ化しているため絶対にオススメはしません。
接点可変スイッチを搭載した三和レバー、セイミツレバーなどなど試行錯誤した結果なので使用感が独特です。

そんな個性ある内容ですがなにかの参考になれば幸いです。
ちなみにボタンは普通寄りです。




■ レバー


ベース:OTTO DIY

OTTO_DIY_V2_Kit

このキットをベースにしており、
・アクチュエーター13mm (スイッチに当たる軸が太め)
・シリコンインサート 60
(操作感が固くなる)


アクチュエーターを太いサイズに替えることにより、レバーの押し込みから動作するまでの押し込み距離と総ストロークが短くなります。

シリコンインサートも固めなので、ニュートラルへの戻りが速くクイックな動きになってます。
反発力が強くなるわけではないため、軽いレバーボールの場合は弾きスクリューができなくなります。

押し込む際の力が少し必要ですが、全体がショートストローク化しているため疲れることはありません。




ガイド:三和電子 JLF 新ガイド 8角ガイド(黄色)

JLF/JLXレバー用新ガイドセット 黄


通常の4角ガイドだと左斜め下(↙,1)方向の入力が手癖で抜けてしまうことが多いため、物は試しに導入してみたら結構改善されました。

自分の手の動きに丁度よく、斜め方向もショートストローク化しているため一石二鳥な効果をもたらしてくれました。

ただし、接点可変式の三和レバーと相性が悪いです。
主に接点距離を伸ばした場合に斜め位置が入力されない(ONにならない)ため、しゃがみガードはもちろんニュートラルになってしまう相性の悪さとなる可能性が高いです。

接点可変式スイッチに併せて導入する際には失敗する可能性も考慮して購入してください。




シャフト:Jasen's Customs Blastedアルミニウムシャフト

アルミシャフトにより軽量化+操作感も軽くできます。
シャフトカバーと同じ太さなのでカバーが不要。
表面もサラサラとしていて触り心地もいいです。

現在は品切れ中が続いており、入荷している期間を見ていないため廃盤の可能性が高いかもしれません。




レバーボール:セイミツ工業 BULLET LEVER バレットレバー

BULLET LEVER-K

レバーボールも通常の30mm、45mm、ナス型、バレット型と試しました。


左から 30mm、45mm、ナス、バレット



30mm(セイミツ工業製)
安心、安定、昔ながらの使用感
このレバーボールがアケコンの主流。

45mm(セイミツ工業製)
デカい。
重心位置が高いためかなり倒しやすい = ニュートラルへの戻りや左右への切り替えが重い。
あと疲れやすい。きっと格闘ゲーム向けではないはず。

ナス型(所持品はQanba製)
かなりスマートな持ち手。軽いので弾きスクリューは使えませんが、ニュートラルへの戻りが速く、左右への切り替えも楽。精密なレバー入力がしやすい印象。少し細身なので慣れるまでは指から抜けるかも。
STGとか弾幕ゲーなんかには合ってるのかも?


バレット型(セイミツ工業製)
ナスより側面がフラット、30mm同程度の重さで高さがある。
ボール型よりもつまみやすく、倒し込みやすい。
イメージ的には30mmとナス型の中間。


初めてナス型に替えたときは軽い操作感がよかったものの、思っていたより細身だったのバレット型に替えました。

たま~に気分でナス ⇔ バットを替えて遊んでます。
どちらも捨てがたい操作性。
【 ナス型の高さ+バレット型の太さ+重量が同程度 】があれば迷わず買ってみます。



■ ボタン

ベース:三和電子 OBSF-30

THE 王道。

セイミツ製の方がボタン形状が若干平くてアーケード慣れしている人にはセイミツ製がオススメ。


・FSα純正ハヤブサボタン
ストローク量など完成度がかなり良いですが劣化した時にバラ売りしていないので通常の三和ボタンを採用しています。
バラ売りさえしてくれれば...。

GamerFinger
銀軸キースイッチよりも三和ボタンの方がアクチュエーションポイントに優れている点も含めて採用しています。

Qanba グラビティKS
静音製も非常に良いですけど、少し硬くクリック感があるため最終的には三和ボタンに落ち着きました。

Altimo
も持っていますがGamer Fingerと同様の理由と、静音製が皆無かつ静音パーツがなくDIYするしかないので4日くらいで戻しました...。




改造パーツ①:シリコンゴムワッシャー ハネナイト 厚さ1mm

SIW-1625-10

サンワ旧型の静音ボタンと同じ手法で静音化を施すワッシャーです。
押し心地は変わってしまいますが、ショートストローク化も兼ねているので個人的にはこの改造が定番かつ非常に安価です。




改造パーツ②:【三和ボタンカスタムパーツ】 SSSS Kit

Boothショップ:RNO laboratory. SSSS Kit

3Dプリンターで出力した個人製作販売パーツの軸部分だけを使用しています。
詳細は Boothショップ:RNO laboratory 様 販売ページを参照ください。

購入当初はガフロボタンみたいなキットが欲しくて購入しましたが、
静音性を重視したためスイッチ軸部分のパーツだけ使用しています。

軸部分だけに取り付けるのであればキーボードのキーキャップ用Oリングとかで代用可能です。

おそらく1.0mmだとON入力されっぱなしになる恐れがあるため、
試すのであれば0.5mmから用意することを推奨します。




◎ 完組の仕様 ◎

レバー部分はかなりキメラになってしまいました。笑


非常に独特な操作感となっていますが、これ以上手を加えるつもりはないため完成となりました。


あとはボタンだけを定期的に替えたりしていますが、今使っているレバーレスのロープロ軸の方が静音性も高く気に入っているため、ロープロ軸対応ボタン枠を購入予定です。


※ちなみにボタン2個が色違いですが、同じ三和ボタンでただの色違いなので中身の仕様は一緒です。

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