マガジンのカバー画像

ペンた丸の南極生活(仮)

86
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

南極生活1日目

本日、2020年6月7日から僕は南極生活を開始する。 とはいえ、実際に南極で暮らすわけではない。僕にはそんな度胸もお金もないのだ。 なので代わりに、自分の部屋で南極の暮らしを体験する。アメリカンスタイルやアジアンテイストの家があるように、僕の部屋も南極風のインテリアにアレンジし、気分だけでも南極を味わおうというわけだ。そして、その様子を毎日ブログで綴っていく。つまりは、南極生活(仮)。架空でOLになりすます人がいるくらいだから、それに比べればまぁ可愛いものだろう。 まず

南極生活24日目

警察の前で、よく「〇日連続無事故」というのを見かけるが、こういうのを見ると、〇日前に一体何があったんだろうと思ってしまう。 他にも、ビールなど飲み物・食べ物関連で、「〇年連続金賞受賞」というのを見るたびに、単純にどこの会社の商品もそれほど味が成長していないから長い間賞がもらえるのではないかと思ってしまう。そして、それ以上に何の変化も成長も見せないのが僕の南極生活だ。 だが、何もしていないわけではない。南極化を図って日々行動しているが、ブログに書くほどのことでもないので、ボ

南極生活23日目

目薬があとわずかしか残っていない状態で差すと、片目だけ差せて、もう一方の目を差す分がなくなることが間々ある。というか実際今日もあった。右目だけがスースーして違和感が半端じゃなかった。 ところで、この南極生活には実は裏テーマが存在する。それは「現実逃避」である。南極生活を送っている間は、俗世と隔離されている気持ちになり、漠然とした不安がなくなる。そのため、現在の流行や社会問題等に関することは当ブログにおいてできる限り触れないようにしてきた。 しかし、そんな南極生活でも避けて

南極生活22日目

長い南極生活で、もしかすると皆さんの中には南極疲れに陥っている方がおられるかもしれない。というわけで、本日は南極から離れ、番外編として僕の人物像を少しお見せしようと思う。ちなみに、僕と言っているように筆者は男である。 170.5 僕の身長。ただし、僕は自分を下に見せる傾向があるので、人に言うときはたいてい実際の身長よりも低めに言います。168とか167とか。そうするともっとおっきく見えるとか言ってもらえたりします。 10834 現時点での僕のTポイント数。僕はとにかく

南極生活21日目

寝起きのときは自分でもよくわからないことを考えていたりする。今日は「樹海のストリートビューってあるのかな?」と思いながら、目が覚めた。撮影者が行方不明になってしまわないか心配だ。 そう考えると、樹海より南極の方がよっぽど撮影しやすいだろう。というわけで、例のごとく調べてみるとやはり存在した。ストリートビューによって、360度南極の景色を見れたのは見れたがそこまでの感動は味わえなかった。実際の南極に行っていない僕が言うのもあれだが、やはり画面上で見て南極を味わうというのはなん

南極生活20日目

南極生活を開始して三週間弱が経った。当ブログにおいては当たり前のように「南極っぽい」というワードを多用しているが、南極っぽさというものを共通認識として皆さんに理解していただけているのだろうかと不安になる。 というわけで、南極っぽいものクイズを3問載せておく。 Q1.次のうち、南極っぽいキャラクターはどれ? a.アンパンマン b.孫悟空 c.モンキー・D・ルフィ d.ドラえもん Q2.次のうち、南極っぽいおにぎりの具はどれ? a.鮭 b.梅 c.ツナマヨ d.おかか 

南極生活19日目

以前書いた南極生活11日目で、フェルト羊毛生活をさぼり、南極っぽいペットボトルのラベルを石に張り付けた件に関して、お詫びと訂正。 やっぱりこっちにしておきます。すみません。 だって見た瞬間にこれや!って思ったんだもん。

南極生活18日目

一番好きな漫画は?と聞かれたら迷わず「ワンピース」と答える。小学生の頃から、お小遣いを使って全巻揃えてきた。ワンピースには印象的なセリフが多々ある。なかでも僕のお気に入りは一巻でルフィが放った「まずは仲間集めだ、10人はほしいな」というセリフ。友達100人できるかなが当たり前と考える幼い僕に、ルフィは大切なのは数ではないと教えてくれた。そして、そのセリフを読み返すたびに、あのルフィで10人なら僕はもっと少なくてもおかしくないよなと勇気をもらえたのだった。 そして、今現在。手

南極生活17日目

南極大陸には普通に人が定住している地域があるらしい。結婚・出産が可能ならば、0歳の子が南極で暮らしているということになる。僕の中で南極と赤ちゃんは全く結びつかない。では、地球の最南端である南極点到達の最年少記録は何歳なんだろう。さすがに生まれてすぐ南極点までハイハイして行く赤ん坊はいないだろうし、子供連れの外国人観光客が行先に南極をチョイスするとも思えない。ある程度自立した18、19かそこらかな。調べればすぐに分かることではあるが、そもそもこの疑問が真っ当な疑問であるかどうか

南極生活16日目

地球は完全な球体ではなく、実際は少し横長の楕円形なのだそうだ。 高校生の時、「なぜ地球が楕円になっているか」というのを授業で先生に当てられたことがある。僕は答えが分からず、おどおどと「北極と南極が磁力で引きあっているから」と答えたが、先生は首をかしげ、後ろの席の男の子に同じ質問をした。その子は、自信たっぷりに「自転による遠心力の影響」と即答。先生は満足そうに正解だと伝えた。 あの時、後ろの席にいた男の子は今どこで何をしているだろう。急な質問でもハッキリと答える物怖じしない

南極生活15日目

南極には南極条約というものが存在する。その中身は、軍事的利用の禁止や領土主権の凍結、核実験の禁止など南極の保護を目的とした規制事項である。 この例から、僕は何かを「する」だけではなく、「しない」ことを決めることで、より一層部屋を南極のように変えていけると学んだ。よって、本日は、現時点で挙げられるMy南極条約を2つほど書いておく。 My南極条約その1 ・非南極物の持込禁止 部屋の中に南極っぽい物をいくら増やしたところで、南極にそぐわない物も増えていれば結局意味がなくなる。

南極生活14日目

ここに来て立て続けに南極化に成功。 ペンギンのお隣に東京オリンピックのマスコットキャラクター「ミライトワ」。白と青のコントラストがいかにも南極っぽい。周りを覆うビニールが氷のようでさらに南極化を加速させる。

南極生活13日目

フェルト羊毛生活最終日。遂に出来た。 針を刺すための台が思いがけず流氷のようになっており、また一段と南極に近づいた気がする

南極生活12日目

梅雨に入り、降っては止んでを繰り返す空。南極生活を続けていると、ついつい自分が南極にいる気分になってしまうが、外から聴こえる雨音が僕の本当の居場所を思い出させてくれる。 とかいうことを本当はブログに書きたいのだ。南極生活を始めて二週間弱。フェルト羊毛生活はもう4日目にもなる。もっともっと南極らしい生活を送っていると当初は想定していた。だが、実際は部屋の家具を買い替えるわけでもなく、フェルト羊毛を完成させるわけでもなく。ただただ、こうしたいと言っているだけで実行しない。「○○