気の合わない夫

ここへ来て第二の山を超えた〜

一番苦手で怖くて世界で唯一私を怒らせて混乱させる人が夫ってどう思います?

びーちゃんと出会った時はもうお互いめちゃ忙しくて二人で出かけた記憶はほぼ無い。結婚生活に限界を感じ子供達を連れて日本に帰って12年。毎年会いに行ってはいたけれど子供達も小さかったから二人で過ごす時間は皆無だった。

12年別々に暮らしていた夫婦が突然四六時中二人きりになってしまう状況。

きついよ

娘はまたコスタリカ行っちゃったし息子は仕事と遊びで忙しい。びーちゃんは2年半ほどビジネスから離れずっと家にいる。

とにかく!!!私たちは全てが正反対だし全く共通点がないからあらゆる場面で衝突する。

暇だから二人でご飯作って食べてお掃除してお出かけする。

びーちゃんは討論好きなので色んなトピックを仕掛けてるくる。私は嘘をつけないから自分の思った事を言ってドツボにハマる。言いながら「あー!またやってる」って思う。

その間も私は誰にも言わずに自分を少し高い視点から見てる。

何でこの人はこういうことを言うのだろう?何で私はこういう反応をするのだろう?この人の何が怖いんだろう?

俯瞰した視点からひたすら自分の感情を見つめるとびーちゃんが話し出すと私は反抗したくなり悲しくなり正したくなるっていうことに気づいた。

とにかく彼に対する認識がこんがらがってる。

他の人の言ってることに心を揺さぶられたり正そうなんて一切思わないんだけど。夫だからかもっと楽に生きれるし幸せを感じて欲しいからついつい余計なことを言ってしまう。

お、また反応しようとしてるって気づくと深呼吸をして自分を落ち着かせ今この瞬間に入る。そして最後まで落ち着いて彼の話を聞きオッケーと言えるようになった。

そして意見が違くて言い合いになったとしてもその後後腐れなく「お腹すいたね、何食べたい?」って言えるようになった。

彼の価値観を尊重して自分の価値観で計らない術を習得した。

ほんとに辛くて何度泣いたかわからないけどひたすら自分を俯瞰して見るというのをここ二ヶ月以上やってきた。

するととても不思議だけど最近びーちゃんの態度が変わってきた。

びーちゃんはとても純粋でとても信頼できて愛が大きくて素晴らしい人間なのです。

話して話してこれでもかって言うくらい話した。

今まで触れなかったセックスについても話し合った。

ずっとやりたくないから見て見ぬ振りしてきた宿題にめっちゃ集中して取り組んでいる感じ。

これをやらずには私の人生の課題はパスできない。次のステージには行けない。

ほんとに、、、この人生は自分でクリエイトしているんだということをまざまざと思い知らされる。

目の前の人は私の為に演技をしてくれているとしか思えない。

自分の意識次第でどうとも人生を見る目が変わるのです。

自分次第で目の前の人が最大の敵にも最高の理解者にもなり得るのです。

結婚相手が優しくて価値観も合って趣味も同じでっていう人もいると思う。それはそれでとても満たされて幸せな人生を送るのだと思う。

そういう設定を自分でしてきた。

私はほんとに自分の弱さを引き出してくれる相手を結婚相手として設定した。そのおかげて私は成長できた。

どっちがよくてどっちが悪いとかはない。

この人と結婚してよかった。今まで私のことを食わせてくれてありがとうと心から思って私は日本に帰りたいと思ってる。

コロナのワクチンを取ってなかったから永住権は申請すらできませんでした。全ての計画がおじゃんとなりました。

永住権を取ってびーちゃんと一緒に居ようと覚悟してアメリカに入りましたが結果はまた離れ離れに。

8月の末に日本に帰ります。

びーちゃんはこれからも私をサポートしてくれると思う。でも私が金銭的な自立をしたら私たちの関係はもっとよくなると思うから私はお金を稼ぐことに決めた。自分のためにお金が欲しいって生まれて初めて思った。

今までの人生いつも誰かかサポートしてくれて私は贅沢もしないし欲しいものもあまりないし働くのがあまり好きじゃないからそれで満足して働くとかお金を稼ぐということに全く興味がなかった。私はやっとお金に向き合う準備ができた。

綺麗な円を描いて意識は広げていかなければならない。苦手意識があったり怖いことは避けて生きてる人多いと思う。

でも、、やっぱり意識を広げることをこの人生の目的としているならばそこに絶対に取り組むことになるようにできてる。

頑張って無視して目を瞑ることもできる。だけど本当にそれでいいんですか?と聞かれるような出来事が起こる。

現実に意味を持たせている訳ではなくて自分のために現実を自分で作って気づかせようとするものすごい仕組みなのです。周りの人も協力してくれる。

何を選ぶかは自分次第。

自分が設定したんだから全て自己責任で誰のせいでもない。これは全てのことに言える。

起きてることが最善ってほんと思う。見た目や一般的な価値観では最悪で悲惨で悲しい現実に見えるかもしれない。でも後から考えてみるとあれのおかげて自分は成長したと思えることがとても多いから目の前に起きた現実に真摯に取り組んでいくしかない。

一対一の結婚という制度は私はおかしいと思う。でも結婚を経験することでお互い学び合うことができたから今までの時代には必要なことだったのかもしれない。大切なことが生まれながらにわかってる子が増えているから将来のパートナーシップはきっと変わっていくだろうと思う。

彼はなんも悪くない。彼は私を傷つけようと思ったことはないのです。私が勝手にそう思い込んで傷ついたと思い込んでいた。たったそれだけのことだった。

私はメンタル豆腐の弱々な人間だったのです。

これをするのはこれから生きていく上で必要なことだったと思う。

と思っていたら私がこっちにきてから探してたびーちゃんのレストランをオープンする為の店舗。二人で散歩がてら通りかかって「ここいいね」と話していたところが今日決まった。元カフェで少しリノベートすればすぐにでも使えそうで広さも場所もバッチリ!

ようやくびーちゃんの人生も再び動き出した。

今びーちゃんは中国旅行から戻った友達とランチに行ったから久しぶりの一人の時間。

残りあと一週間になりましたが、ここで成し遂げたことは大きかった。私は自分をほんとに褒めてあげたい。

☀️🌕

























この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?