2024年4月

2024年4月30日 08:35

なんやかんやと馬鹿らしくなって、
そうだそういえば私は独りで掘り下げていくのが性に合っているんだった、と思い出した。

高校の卒業アルバムの寄せ書きで、
「実はあなたが書く日誌の一言が好きだった。」
と、挨拶する程度でほとんど話したことがない同級生から言われた。
そのくらいの距離感がよいよな、と。

先月、某Xのアカウントを一通り消した。
純粋に趣味だけで百数十人と楽しんでいたテーマパーク用アカウントと、
学生時代からの交友関係用のアカウントと、
14年使っていた音楽用のアカウント、
どれも連絡手段がなくなるのは憚られたけれど、
好きなものが嫌な言葉で傷つけられていく様子が否応なしに流れ込んで来ることのほうが辛かった。
あと仕事関係の無理解な世論ね。いや、世論はまだしもその立場は本来説明側だしそれを言ったらご法度ではみたいな言説が飛び込んできたり。

新転地としてThreadsとBlueskyをそれぞれ使っているけれど、ThreadsはTL管理がしやすい反面、やや牧歌的で物足りなさもある(というのは単に私が動物写真しか反応しないから治安がいいだけの話でもあるが)。あと過去の投稿を探しにくい。

Blueskyはもっとオタク来るかと思ったけどそんなでもないから、とりあえずアカウントだけ残しておく。

好きなものへの感想だとか考えていることだとかは、壁打ちの如くまとめて見返せるようにしておくのがちょうどよいな、と思い、放置していたここの使い方がようやく定まったような気がする。
独りでとんてんかんと打っているところに、同好の士が「ご精が出ますね」と声をかけられるくらいの距離感が、きっと私にはちょうどよいのだ。

とはいえ、
テーマパーク用アカウントはね、きちんとさよならアナウンスしてから消したから、インスタでそこそこつながれているけれど。
バンド用がね、さよならも言わずに飛んでっちゃってごめんね、と伝えたい人がいる。某板のあれこれを見て尚更。
なんなんだろうね、どうしてそんなに執着できるんだろう。人の心は分からないものだな。
(だから気持ちとしては山から下りてきたクマ、あるいは人に化けているタヌキのように日々をやり過ごしている。)

だいぶ長い前置きになってしまった。
日々のあれこれは月毎に記事を立てて、徒然なるままに追記していこうと思う。
何かテーマが立てられるものがあれば別立てで。
ちなみに仕事関連の話題には触れない。
一般化できる程度のことは他の人がすでにたくさん書いているし、書いてて楽しくないし。

【日記】

・磐梯吾妻スカイラインをスカイラインで走りたい、と思い立って片道300kmを夜走りで向かった。Mountainphonicを何周したか分からない。
・深夜の首都高で聴くMother shipの浮遊感すごかった。宇宙みたいだった。
・高湯側から上がって、天狗の庭を越えたあたりでThunder Mountainが流れてドーパミンじゃぶじゃぶ。
・ライブも楽しいんだけど、この環境で聴くあの曲、みたいなのがより強く色濃いZIONの音楽たち。

・スカイライン走るスカイラインが他にもいるだろうと期待して行ったのに、駐車場では見かけなかったな。
・でも近くに他県ナンバーの初心者マークなプリメーラが停まっていて、ちょっとほっこりした。

・浄土平が某金塊探し映画のロケ地とも聞いていたので吾妻小富士からガッツリ写真を撮るつもりだったものの、一切経山の山頂に着く頃にハロが出てきて、吾妻小富士に向かう頃にはすっかりガスっていた。
・雲がかかる吾妻小富士をぐるりと一周しながら、カップルやご夫婦が交代でお互いの写真を撮っているところに何組か出くわして、お節介してシャッター係をしてきた。ついいつもの舞浜ノリで申し出てしまうけれど、完全に不審者であろう。
・舞浜ノリであるがゆえに、ありがとうにどういたしましてと言えばいいところを「この後も楽しんでくださいね〜、いってらっしゃーい」になるのどうにかしたい。
・キャストであったことなど一度もないのに。息をするように無意識で言ってしまって後悔する。これだから舞浜のオタクは。

・半袖で雪山を滑れるのは楽しかったけれど、重たいしコブは苦手だし、やっぱりトップシーズンがいいなと思った。
・というか日焼け止めが意味をなしていなくてとても痛い。焼き肉できそうなくらい腕が熱い。

・板に青い山ステッカーを貼ったはいいものの、耐水性に乏しくてベロベロになってしまったのでラミネートした。来季は保ってくれ。
・来季、既に富良野と猪苗代の約束があって夏油もうっすら計画があるが、予算編成は大丈夫なんだろうか。節制せねば。

・と言いつつ、精神を保つために近所のバーに寄ってしまうのだけど。だってBGMがユセフ・ラティーフでマスターとnujabesの話になったり、カウンターのお客さんにGoo Goo Dolls勧められたり。もちろん出されるもの全て美味しいんだけどそれだけじゃなくて。
・色んな生い立ち、属性、年齢の人たちと、その日のその場の話をしながら、音楽だけじゃなくて、それぞれの趣味からのお勧めを知るのって、なんだかジャズセッションみたい。

・そういえば、自分の写真の撮り方もそんな感じなんだよな。被写体との対話でその瞬間の最適解を探していくのが楽しい。
・作り込み勢からすると瞬発力が羨ましいようだけど、あの作り込みのオーケストラのような写真もこちらからすると羨ましく思っている。

・肝臓よりも胃腸よりも先に歯がやられた。やつは四天王の中でも最弱。
・元々歯は強くなくて、何年か前に虫歯治療でジルコニア入れて強くしてもらったつもりが、睡眠中の食いしばりが酷くて根本にヒビが入って化膿してしまい、ジルコニア割って作り直すことになった。
・また十諭吉さようならだけど泣いてはない、泣いてはないぞ。
・かかりつけの内科でも「数値悪いけどなんかストレスあった？仕事なんだっけ？」って聞かれて答えて「ああw それは仕方ないねww」と言われて諸々諦めた。

・そんな環境だと趣味の時間くらいは不快指数下げておきたいよね〜、お門違いな貶しほど苛つくものはないよね〜。
・己の無知蒙昧さに気付けず的外れな批判で正義気取りしちゃうの憐れですねと可哀想に思うことと、それを見て快く思えず距離を取りたいと思うことは両立するので。
・そこに収まっちゃう背景も知識としては知っているけど、無償で助けられるほど楽なもんじゃないし。プライベートでは関わらないでおきたい。

・もっと頭良くなりたい。最近全然本が読めていない。色んな人と話がしたいし、色んな景色が見てみたい。センサーを磨くような行動がとれていなくて淀んでいく感覚がある。

・心のISOが大きくなれば、それだけノイズも増えるのは仕方ないか。F値絞ってSSもできる限り短くしておきたい。

・自他の線引が曖昧で燃え上がっている場面を目にすることが増えた。
・育った環境が違うから好き嫌いは否めないのにな。な、セロリ。
・見えているものが全てではないし、明言されていないものの仮定は憶測の域を出ないし、それを忘れず良い塩梅の落とし所を探したい。

・他人を変えられるのは規約とかそういうお互いが了承した縛りの中でしかないと思っているので、嫌だな、これ以上は許容できないな、と思ったら目に入らない距離まで避難することにした。
・例えばカラスは白いと信じ込んでいる人に黒いですよと説くことの不毛さを身を以て経験しているので。あ、でもアルビノ個体は白いな。配慮が足りなかった。
・もっと頭良くなりたい。

・昨今の「推し活」商法、好きなものがただ「消費」されることに疲れてしまった。
・自分が楽しくいられる範囲で追いかけられるように、自分の考え方を柔軟にしておきたい。

・もっとこうしてほしいな、と心に浮かんだことは、あくまでも「こうだったら嬉しいな」という伝え方がいいんじゃないかな。どうしてどこもかしこも断罪調になるんだろう。不思議だ。

・どういうコンセプトなのか、どう受け取ってほしいのか、こちらはどう受け止めたいのか、心の需要と供給のバランスがとれているうちは追いかけていたい。

・賢ぶって楽しくなくなるくらいなら騙されて夢を見る方が幸せでいられると思っていて、趣味の場くらいは馬鹿であることを赦されたい。
・枯山水を見て「ただの砂利だ」と言い放つのか、「この波紋が美しい」と楽しめるのかで言えば、後者で在りたい。でも前者も否定しない。事実だし。価値観の違いでしかない。

・まずは自分の生活の苦痛をなるべく取り除いてからプラスアルファを求めていきたい。
・物質が溢れる環境で暮らせるほどの気力がもうないな、と感じて、某オタク御用達古物商にどんどこ段ボール箱を送っている。
・本棚や衣装ケースのサイズを決めて、そこに入る分だけに選抜する作業を半年くらい続けて、そこそこ部屋が整った気がする。

・それでも某壁バンドのCDとDVDとスコアと雑誌とグッズは全て残している。青春だったので。
・高3の夏にBroken Youthと出会い、活動終了が働き始めて一年経った頃だったので、まさしく青春だったなと、しみじみと振り返っていた一ヶ月だった。
・十年来の戦友と宅飲みしながら、その日のロケで撮ったデータを編集していた日に、何の気なしにTurkeyismを再生してあれやこれやと、アルバムをめくって懐かしむような話が出来て、ちゃんと思い出になったんだなと思った。(しばらく聴けない時期があった。)

・もっと心が凪いでいればいいのに、砂礫になって山奥の谷底に沈んでいたいな、と頭を過ったときに、幾那由他の砂に成るが聴きたくなって、やっぱり好きだなと思った。

・よく分からない喧々諤々に心を痛めるくらいなら、もやしと一緒に炒めてしまえ、と自分に言い聞かせている。
・ハツ炒めるなら塩味かな、源たれも美味しいんじゃないかな。

・よい肉の日にカンパチ丼を作って食べた。

・そういえばカメラマン連絡用に残した某Xのひとつのアカウントが、フォロワー激少なのにやたらスパム食らう。
・次来たらポークたまごおにぎりにしてやる、と投稿したら若干減ったけど続いている。スパム缶を買って来ないと有言不実行成仏だね。

・積ん読と積ん円盤がたくさんあって、連休で消化したかったけど無理そう。鎌倉殿の一気観がしたかったんだけどな。

・ウィッシュの配信が始まったのでせめてこっちは鑑賞会をしたい。曲が良い。スターたゃかわいい。

・もしかしなくてもハロウィンまで5ヶ月じゃないですか？型紙ノータッチじゃないですか？？？
・型紙作る前に実写クルエラ観直さないと。曲も衣装も良い。

・ファンアートとしての二次創作、自分の愛情レベルで力の入れ方にかなりの温度差があることは自覚しているので、逆に周りにどうこう思うのは辞めようと反省した。
・そもそもファンアートとして手を動かせる時点で熱量がすごい。ただのミーハーならそうはならない。自分のペースで愛せばいいと自分に言い聞かす。

・布はあっても腐らないけど圧倒的に保管場所が足りない。
・いつぞやのセールで買った合皮、もしかしたら加水分解してるかもと思って開けるのが怖い。

・夏に某刀をやるにあたって、布が選べなくて山で繊維を育てるところからやるべきかとか考えかけたけど、それをやるなら図録出てからにしたい。
・そもそも作るための気力が足りない。気力があれば時間と体力を補えるかもしれないが。

・19時でも西の稜線がしっかりと姿を残していて、日が長くなったなと思う。
・夏が来るのが本当に嫌だ。暑さと湿気を避けて過ごしたい。

・この夏の目標は立ち眩みを減らす。

・新緑が芽吹く頃、緑に寿命が吸われるような気持ちになって引きこもりがちになるが、その実ただの夏バテである。
・太陽光痛い。使い勝手のよい日傘を探して数年経つがそもそも傘を手に持つのが嫌い。

・猫カフェに行きたい。
・湯治に行きたい。
・文章うまくなりたい。