小声配信

小声配信みたいなnoteを書こうと思います。
どんな声量の配信もしたことないですが。
一方的にインターネットに話を聞いてもらいます。だから今日は口語体。


「正反対な君と僕」第16話読みましたか?

最後、秋の空気に触れた後の谷くんのセリフ、簡潔なのに全部が籠っていて、かなり良くないですか?
私は感情や印象的な記憶を塗り替えられるという経験にめっぽう弱いんですよね。自分の"これまで"を塗り替えられることをかなり尊いことと認識しています。
だから、鮮やかに展開が変わるネタとか観ると問答無用で惹き込まれてしまうんですよね。結構"ネタの流れ・ストーリー性"みたいなものを重視しているのかもしれませんね。知らないうちに。
みなさんはどんなネタが好きなんですかね。あんまり"こういうネタ"って括ってしまうのも野暮だと思うので気をつけないといけませんね。
でも私はやっぱり論が見えるネタが好きですね。共感できなくていいので、論がチラッとでも見えてほしい。そんな話を前にもしたんですけど。

関連して、印象的なフレーズがあると尚好きですね。すごい好きなフレーズは光って見える、みたいな話も、前に書きましたね。ずっと同じ話をしてる……

で、鮮やかな展開があったりすると夢中になってしまいます。"塗り替え"ですね。
あと単純に、大嘘をつかれるとめちゃくちゃ笑ってしまいますね。大嘘のタイミングは突然であるほど良いです。
あとはカタコト英語が大好きです。一時期、カタコト英語って反則的に面白いのになんで全員がやってないんだろうって思ってた時期がありました。反則なのかも、と思って納得しました。
台無し系のオチも好きです。最悪〜!ってお客さんみんなで思うの、楽しいじゃないですか。

最近、伏線回収で起こる拍手とか、あまりにも都合が良い綺麗な展開にだんだん慣れてきてしまいましたね。脳が"ベタ"フォルダに分類してしまって。ベタの良さ、ベタの強さはあると思うんですけど。相当面白くないと塗り変わらなくなってしまってますね。みんな伏線回収してくれるので。あと、「…とんち?」も「…なぞなぞ?」も相当面白くないとワクワクできないですね。評論がしたいんじゃなくて、結構な回数ライブに行ってるうえで頻繁に出くわすので、ちょっとね…とか言っちゃってね。嘘嘘。

秋の空気で思い出すもの、私は高校の部活帰りの記憶と1年前のM-1予選付近の記憶ですね。こういう、空気と紐づいた記憶とか、曲と紐づいた記憶が塗り替えられることにもいたく感動してしまいます。
塗り替えに近いんですけど、自分の行動が変わる、という事象にも喜びを感じます。AIDMAとか、言うじゃないですか。マーケティングで、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の順で消費者は動くんだ、みたいな。気になるな、好きだな、と思わせた さらに先に、足を運ばせたり、ものを買わせたりという段階が待っていると考えると、人の行動を変える力を持つ人ってすごいと思うんですよね。AIDMAとか言っちゃった。嫌いにならないでください。
人によって「これをされると弱い」みたいなツボがあると思うんですけど、私は明確に文章ですね。言葉が好きだから、その人が書く文章だけが持つパワーがすごく魅力的に映るんですよね。
まあライブに行く時は文章とか関係なく「面白いからまた観たい」という気持ちに動かされることがほとんどなんですけど。

本当に好きなものの話が恥ずかしくてできないんですけど、みんなもちゃんと同じですか?好きなものは好きって言った方がいいって痛いほど実感しているのに、本当に好きなものの本当に好きなポイントの話がなかなかできないです。これでも大分改善されてきているんですけど。核みたいな部分の話をしようとすると てんでダメですね。
今回のnoteも、話し言葉で書くことで恥ずかしさを軽減しながらならいけるかもと思った書きたいことがあったんですけど、全然ダメです。婉曲的に本質に近づこうとして、近づききれないまま記事を終えようとしています。そのせいで得体がしれない、要領を得ない記事が完成しようとしている。
みんなも同じことで悩んでるんですかね。前に作った気を許した人ばっかりの鍵アカウントですら本当に好きなものの話、できてないんですけど。
人間的に成長したら言えるようになるんですかね。未熟者だから言えないってことですかね。
具体的に最近何に塗り替えられて嬉しかった、みたいな話をしたいなと思ったんですけど。できず。

眠くなったから寝ますね。アイテムもいただいてすみません。ありがとうございます。おやすみなさい。

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