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2022ライブ感想

特に楽しかったライブに絞って感想を残します。


1/10 ケビンスno寄席

全編通して面白かった。シシガシラの浜中クイズとママタルトのデパートが観られた時点でめでたいのにさすらいラビーの初詣も超ウケてて景気が良かった。初詣、2年前に初めて観た時からずっと面白くて、特に2022年は季節問わずどんどん面白くなっていって、最終的に3回戦でとびきり輝く姿が観られてとっても頼もしかった。この時期にやってた「中田くんが近くにいると、受験に響きそう!」の部分も好きだった。
企画で木田さんとあんまり仲良くないのに不正の濡れ衣を着せられてしまった脇田さんが可哀想かつ面白すぎた。

2/24 ヘビセン

檜原さん企画のドボンに注意!好きなところ歌ってリレーが記録的に楽しかった。楽しすぎて配信も買ったし、noteを書いた。

3/12 ネタネタ魂!1部

OP、ネタ、中MC、EDという武骨なライブ構成の魂ライブ。ライブのフォーマットがどの回も一緒だからこそ、出演者のラインナップやMCの組み合わせの違いによってギャンブル性がもたらされる(3/30のメラメラ魂の、わらふぢなるお→かが屋の香盤でのワード被りなんかはめちゃくちゃ盛り上がった)。ギャンブルといってもハズレの日はほとんどなくて、たまに大当たりがあるという感じで、3/12のネタネタ魂1部が私にとって大当たりの魂ライブ。
街裏ぴんくさんが頭割れるくらい面白いネタをしていて、他の好きな人たちもかなり面白くて、EDも異常に盛り上がっていた。感想としてツイートした内容以外にもぴんくさんが「嘘ばっかつくな!!」と言うのを聞けたりと、楽しい時間がたくさんあった。

サツマカワさんが袖から中田さんを引っ張り出してくれたおかげで人間横丁とのはじまりも見られたしね。
魂ライブ、時間と体力に余裕があったらおすすめです。キャンセルすると主催の方が悲しんでしまうので予約はギリギリで大丈夫だと思います。MC魂とサシサシ魂以外は名前が違うだけでほとんど一緒。ヤンヤン魂はヤングのヤン。この前ヤンヤン魂に行ったら、解散して新たにコンビを組んだパターンの神保町組が5組くらいいて流石に驚いた。魂はなかなか神保町に足を運べていない私が神保町の動向を知ることができる数少ないライブでもある。

3/18 ナルロク

愛してやまないナルロク。毎回面白いけど、この回はジェスチャーと大喜利がかなり盛り上がっていて、尚且つ「マセキ・ワタナベの若手芸人」「スマブラ」「ワンピース」という私の"知ってる"科目のワードが山ほど出てきたのでチート的に面白かった。
12/16のナルロクも楽しかったな。宇野さんの地獄のくだりの可能性に気付かされた回。おなじみをベースにしたって良いのがユニットライブの素敵なところ。

4/24 グラバー

初めて吉本以外のライブで大阪に行ったのが4/23・24だった。前日のにぼしいわしの単独も昼間の宜しく宜しくも大満足で、とどめにグラバーを食らった。数日後に書いた感想noteの"これは忘れられないし、忘れてあげない。"という記述が熱量を物語っている気がする。事ある毎に過去記事のリンクを貼るという楽をしてすみません。

5/4 ナルゲキロックスゴールデンウィークSP

ゴールデンウィークSPという名の宇野さん結婚(挙式)おめでとうSP。OPのエピソードトークからずっと楽しかった。この日からさすらいラビーが新衣装になって、すごくよく似合っていた。余興の成功も失敗も、お祝いの気持ちのあまり喧嘩してしまったママタルトも、全部が素敵だった。
主役がよく似合うコンビだと思った。

5/21 M-1トレーニング

いつまでもこの日の話をし続けるつもりはないけど、この日のさすらいラビーはすごかった。グラバーもこの回のMトレも7月のトッパレもそうだけど、マッチングアプリのネタで爆笑を攫う場面を何回も観た1年だった。もれなく私も爆笑したし。

5/23 お笑いインファイト

お笑いインファイトは開催されるという事実が尊いのでどの回も好きだけど、敢えて挙げるなら5月の回。
2021年、お笑いインファイトからつつがなくレインマンズ(ビデボーイズ)を好きになった。改名前の話なので機械的にビデボーイズと呼ばせていただく。
正直インファイトとかトッパレの順位って、表現が難しいけど風潮・勢いが順位に顕著に反映されている時が結構あって(客票ライブってそういうもん)、お客さんを味方につけている組以外が優勝するのはかなり難しいのではないかと勝手に拗ねていた。
そんな中でのビデボーイズの優勝はとてもアツかったし、さすらいの新ネタも最高に面白かった。
2021年の12月のノイジーマイノリティと3月のチョコレイト・チャンクスコーンを観に行ったあたりで明確に観に行きたいお笑いが増えた感覚がある。具体的に言うと野尻さん川田さんが集める、あの世代の方々が軒並み好き。急象も謎のユーモアもスーパーネタライブも、ライブ丸ごと好みだった。これはかなり理想的。出会わせてくれたビデボーイズ、ひいてはビデボーイズに出会わせてくれたお笑いインファイトに感謝しているし、お笑いインファイトはできるだけ頻繁に開催していただきたいと常に願っている。あと中止になったままのビデボーイズ新ネタライブ、開催するとなったら逃さず行きます。

6/9 カラオケビンゴ

カラオケとビンゴが大好きな人間はカラオケビンゴも大好き。Twitterでもnoteでも何度もカラオケビンゴの話をしてしまい申し訳ない。カラオケビンゴとは5×5マスに任意の単語を書いたビンゴカードを作成し、他の人が歌った曲の歌詞にカードに書いた単語が含まれていたらマスを開けられるゲーム。2021年の特に好きだったライブに挙げるくらい好きなライブの待望の第2弾、人選が非常にありがたかった。2022年は2回カラオケビンゴを観に行って、5回カラオケビンゴを自主開催した。木場さんに使用料を払えと言われたら喜んで払う。
カラオケビンゴは真剣に取り組むだけでお笑いになるので本当にすごい。人柄も出るし。

7/1 みんな!みんな!みんな〜!6

みんな5を配信で観て、なんだこのワクワクするライブは!次は現地で観たい!と思っていた。
みんな6の開催が発表されて、罠?というくらい好きな人たちの出演が決まっていた。
ネタがすごい面白くて、ユニットコントがすごい面白くてワクワクして緻密で、登場人物全員魅力的で、遊びの部分も楽しくて、踊りもかっこよかった。終盤"Twitterの時間"があった時はいよいよ夢かと思った。Twitterのこともすごく好きなので。

大袈裟な発言を多数している。"面白い"と"好き"と"ワクワク"が噛み合った奇跡みたいなライブだった。

7/28 煉瓦

全組面白かったけどコーツがとっても面白かった。コーツを観られたという意義のあるライブ。

8/30 シェヘラザード

主催代行サービスを利用して、私が好きな系統のネタする人たちに出演してもらったライブ。no寄席。私にはno寄席を妄想するだけでは飽き足らず、開催する大胆さがある。演者指定の出囃子があったし、MCの登場時の曲も好き放題決められたという点ではno寄席を凌駕していた。FANY ONLINEで配信されていないという強み。フライヤーも最高だった。1番面白かったライブ♪普通に。

超〜面白かったし"この人たちも観たい!"があるのでまたサービスを利用させていただきたい気持ちはあるんだけど、やるからには今度こそかもめんたるのコントが観たいという気持ちがあって、んなもん無理か、で計画が止まっている。2020年2月に観た、私の趣味嗜好を歪ませた"はじまり"みたいなネタをどうにかしてまた観たい。YouTubeにすら上がっていなくてずっと焦がれている。かもめんたるの漫才ももっと観たいし劇団かもめんたるも観に行きたいしコントも観たい。マキオカリーも行きたい。
話は少し逸れるけれど、みなさんそれぞれの執念ネタを知りたい。これを生で観るまで死ねない(もしくは絶やさず観ていきたい)、みたいなネタ。好きになるキッカケになったネタだったり、毎年決まった時期にしかやらないネタだったり、自分にぶっ刺さったネタだったりあると思う。私にはパッと思いつくもので6つあって、そのうち1回も再会できていないのは かもめんたるの例のネタだけ。観られたからといって成仏するわけでも、観られないからといって悲しいわけでもない。ロマンの話だ。

9/17 さすらいラビーのソロライブ

私は新ネタのことが大好きなので。正確に言うと好きな新ネタが大好き。私に限らずみんな好きな新ネタは好きか。とにかく全部面白くて幸せな60分だった。

11/12 アメ天お笑いライブ

特殊会場の特殊客層での東西交流お祭りライブ、本当に楽しかった。準々決勝の前日なのが信じられなかったけれど準々決勝でやるネタで大盛り上げしていたので間違いなく準々決勝の前日だった。ママタルトのマクドナルドもこの頃にはすっかりミュージカルになっていて、笑うしかない時間しかなくてすごかった。VALE TUDOもそうだけど、パンパンのライブハウス(呼び方合ってるのか?)でやるお笑いライブは良いものということに気づけた年だった。

12/26 風穴

どんなに私が忙しくなっても、どんなにチケットが争奪戦になろうとも風穴にだけは行き続けたいと思うし、引き続き開催され続けてほしい。
マイメンのトークなんて楽しいに決まってる。
指定席でたまたま最前列のど真ん中になってしまった。これは悪目立ちしないようにしないと…と行儀よく観ていたのに内間さんが「感謝の年末魂」と発した瞬間にギャハハ!と笑ってしまい最悪だった。
私は魂ライブが好きだけど、魂ライブ関連のワードでこんなに遊ぶのを許されるほど通っているかと言われるとそうでもないし、お目当てがいる時にしか行かないので調子に乗らないようにしないといけない。


ここからはライブの感想というより自分の話

2/12 令和ロマンのR2D2

ツーマン相手、さすらいじゃなくても行くけどさすらいなら尚良し!でチケットを取っていたらさすらいで大喜びした記憶がある(年の後半にはツーマン相手の発表後にチケットが発売される仕組みに改善されていてあるべき姿だと思った)。面白かったな〜。2組ともをめちゃめちゃ面白いと思っているので当然ではある。負担とか裏の事情を全部無視した思慮のない発言をすると、当て書きネタが観てみたかった。くるまさんが書いたママタルトの執事のネタとかめっちゃ良かったんだもん〜

7/3 ナルゲキロックス

6月末からの、改名!?みんな6最高!クラブでお笑いライブ!?という怒涛の数日間の中で、レインマンズがナルゲキロックスの新メンバーだと発表された。本人たちにとって良い悪いとか、嬉しい嬉しくないとか関係なく、ラッキー!と思った。私にとって非常に都合が良い。定期開催の出囃子ありライブに出てほしかったので、新メンバーという話題が出る1ヶ月以上前からナルゲキロックスに追加されろと唱えていた。発表直後は賭け事に勝ったみたいな嬉しさがどっと押し寄せてきて、正直ファンとしての嬉しさを上回っていた。私はギャンブルに手を出してはいけない人間。
君は1000%のイントロが流れて、"レインマンズ"の文字の後ろに稲妻が落ちて、2人が登場するの良かったな。あれはファンとして嬉しかった。ナルゲキロックスの旨味は企画と稲妻。

書いていないライブで言うと、勝ってほしいと思っている人たちが勝ったライブは全部愛おしい。特にその場で結果が分かるやつ。私のバトルライブへの苦手意識がなくなることはないけれど、勝ったらフォロワーさんの前で小躍りするくらいには喜ぶ。私はフォロワーさんから小躍りを見せられたことはないので、フォロワーさんはかわいそうだと思う。私のフォロワーになったばっかりに。

こうして見るといつものメンツの楽しいライブと大学お笑い出身者のライブと魂ライブに行った1年だった。
2020〜2021にかけて走り回って見つけた素敵なものを、両手に抱えて大事にした1年だった。抱えたいものは変わらない(増えることすらある)のにキャパシティは減っていくのが確定しているところがなかなか難しいけれど、2023年も楽しかったらいいなと思う。

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