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CMC_Meetup名古屋vol.6、参加申し込みをしたら登壇することになった話

日本の歴史ある企業を"Japanese Traditional Company”、略してJTCと呼ぶことがあります。2024年1月に開催された、JTCを古き佳き”と表現して慈しみつつも、コミュニティを駆使してJTCを変革しようとする人たちに会えるイベントに参加してきました。参加を申し込んだはずなのに、いつの間にか登壇することになっていた、という話を書きとめることにしました。
※タイトル写真は、こんなオサレなカプセルホテルがあるのかとひっくり返りそうになった、ナインアワーズ名古屋駅の外観です。


CMC_Meetup名古屋vol.6とは?

今回私が登壇したのはCMC_Meetup名古屋ですが、母体はCMC_Meetup。 CMC_Meetupとは「コミュニティマーケティングについて考えるコミュニティ」であり、「コミュニティマーケティング、ビジネスコミュニティの立ち上げや運営などに関心がある方であれば、どなたでも参加できる非営利のコミュニティ」です。はじめは東京での開催から始まって、名古屋・大阪・福岡・広島など各地にその広がりを見せています。基本的にはオフラインイベントを主体としているようですが、X(旧Twitter)のスペース上で開催されるランチスペースというオンラインイベントもあります。公式サイトをご覧頂くと概要や過去の開催歴などご覧いただけます。

 昨今、このCMC_Meetup界隈で最近アツく存在感を強めているキーワードが”JTC”なのです。今回私が登壇したCMC_Meetup名古屋vol.6のテーマがこちら☟

そしてその前に大阪で開催されたCMC_Meetup大阪 vol.6のテーマもJTC!☟

1カ月以内にJTCをテーマにしたイベントが2回開催されるって・・・JTC頻出しすぎですよね?!アツすぎませんか??
その熱を私も感じたい!と思い、最初に告知のあったCMC_Meetup大阪に行こうとしたのですが・・・なんと自ら主催する社内スナックと被ってしまって泣く泣く諦めたのでした。涙も乾かぬうちにCMC_Meetup名古屋の告知があり、なんと、CMC_Meetup大阪のおさらいを名古屋でして下さるというではありませんか! 泣いてる場合じゃない、名古屋行こ!と即チケットをポチりました(これが今話題の #ノータイムポチり)。
CMC_Meetup名古屋では、JTCの中の人々がこんなにも大変で意味のあることを粛々と、でも面白がってやっている!という姿を肌で感じることができ、非常にワクワクしました。そして、自分のやっていることの意味や立ち位置を知る機会にもなりました。

登壇を決めた経緯

名古屋行きを決めたので、名古屋在勤の元上司にでも会いに行こうと思い「今度名古屋行きます!CMC_Meetup行きます」と言ったら、「登壇しないと意味がないよ。あなたいくらでもネタあるでしょう」と言われ、その場で元上司がなんと事務局の方にメッセージを送り(事務局とつながっていた!ということにもビックリ)、翌日には登壇が決定・・・早っ!
ちょうど同じころ、主催している社内スナックについてある人から「それってコミュニティっぽいね」と言われたのを思い出し、その話をすることにしました。ある程度規模のあるJTCなら、社外の越境を急ぐ前に社内で十分越境体験を作れる・・・という経験談が誰かの助けになるかもしれない、と思ったのです。

お話した内容とそれに対する参加者の方々の反応

登壇の持ち時間は5分・・・ちゃんと伝えられるかなと思いつつも下記についてお話しました。貼付画像は登壇スライドからの引用です。

  • 社内スナックの概要(名前、時間帯、開催場所やスタイル)

開店そのものが「おためし」、これからも何かを「おためし」し続けるから・・・!
  • はじめたきっかけ

言いたいことを言えないでいる・・・!という現実を目の当たりにしたことがきっかけ
  • お客さま(社員)の声と行動の変化

「利害関係のない人と楽しめる場は大切」
「管理部門の人が普段どんな仕事をしてくれているか分かって新鮮だった」
「ネットワーキングの面白さを実感。社内外の勉強会に参加を申し込んだ」
「他人の投稿をスルーするのをやめた」
「同期会を企画」、「社内スナックで出会った3人で飲み会を企画」

登壇後の休憩時間のときに、
社内でも十分越境体験ってできるんですね(その発想なかった)』
ジェンダーギャップランキング125位陥落がきっかけ、というのが素敵』
などなど社内ではなかなか気づきにくい素敵なお褒めも頂戴できてうれしかったです!ありがとうございました!
参加者の皆さんのリアルタイムな声は、ぜひ下記togetterもご覧ください。

私が今回登壇してとても大きな気づきだったなと思ったのが、皆さんからの質問内容です。ここに「JTCあるある」つまり・・・ほどいたほうがいい「JTCの呪縛」があるように思いました。これからの私の社内活動に必ず活きるやつです!中でも印象に残った質問は下記。

  1. 社内スナックの時間はどう会社や上司に認めてもらっているのですか?

  2. 社内スナックに来ない人をどうやって今後参加させますか?

1については、「普段から業務をしっかりこなしているのだから、意外にそんなに気にしなくてもいけると思いますよ」と会場で回答しました。私の場合、数少ない女性管理職ということもあって、以前から組織風土改革やキャリア形成、ビジネススキル向上…といった点で社内研修参加や登壇、会社代表として社外活動へ参加する機会に恵まれました。「ああ、中西は外向きなやつなんだな」と認識されているのと、日ごろから、実務には影響を与えず成果を出して信頼を得ている、という自負もあったのです。

2について。そもそも…全員参加せよ!なんて1ミリも考えておりませんw。「全員参加」「参加しない人をどうしよう」「誰も取り残さない」という発想はとても大切です。しかし会社員としての活動の全場面でそれが必要かというと、そうではないだろうと私は思います。あらゆる場面で登場させてしまうという思考停止、それがJTCのあぶない呪縛なのではないかと思います。

さいごに

登壇の準備をする中で自分たちの活動を整理し客観視しました。そして、登壇後にはJTCあるあるって何だろう、という解像度も上がり、今後の私の社内外の活動に活かされていくと思います。・・・実はこれを投稿する今はイベントからすでに何ヶ月もが経過してしまっているのですが(苦笑、ここでの気づきと体験と出会いが、そののちJTC変人会を立ち上げる大きな力になっていたりします。JTC変人会の第1回を2月29日に開催しているので、わりとすぐに活かされた、ということにはなりますw。
JTC変人会についてはこちらをぜひお読みください。我こそはJTC変人だ!と思う方はぜひ。

今回のCMC_Meetup名古屋は大変アツかったのですが、6月末にはもっともっとアツいイベントが開催されました!
たくさんのレポートがありますので、CMC_Central のハッシュタグで追いかけてみてください!

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!