色々
noteで記事に出来そうなネタが浮かぶと忘れないうちにスマホのメモに残すという習慣がある。実際にそのアイデアを使うことは稀で大抵はボツになるのだけど、捨てるのはなんとなく惜しいというものは実に多い。ほとんど着ないのだけど残しておきたい服みたいなものだ。この記事では、そんなネタを箇条書き形式で成仏させたい。
・元サッカーフランス代表選手のジダンは、終了後の引退を宣言して臨んだワールドカップの決勝戦において、相手選手の胸に頭突きをして退場処分となった。その翌日、僕が所属していた中学のサッカー部では頭突きが大流行した。
・わりと頻繁にテレビ放映されている映画『少林サッカー』は、とあるシーンがオリジナル版からカットされている。主人公達がサッカーを通して少林寺拳法を広めようとする前に、音楽を通しての普及を試みるくだりだ。「少林拳は最高」というフレーズの後に毎回異なる料理名を付け加えるという謎の歌詞の曲を場末のスナックで披露し、観客からビンを投げつけられるなどして酷評されるのである。映画自体の知名度と比べ、このシーンの存在を知っている人の数は非常に少ない。
・ライザップのCMで減量後に流れる音楽がずっと気になっていたのだけど、ある時、それが正露丸のCMの最後のラッパのメロディーを想起させるのだと思い至った。僕の感覚ではその二つの曲はギリギリ似ていない。
・ある時期まで「ガリガリ君はむしろデブである」という説を唱えていた。しかしパッケージをよく見ると、顔が極端に大きく描かれているのに加えてオーバーサイズ気味の服を着ているので、彼の体型を判断するのは困難である。
・血液型と人間の性格には直接的な因果関係はないものの、「ある」と信じている人間があまりにも多い日本においては、同調圧力によって間接的な因果関係が生じている。というような主張をすると「A型でしょ?」と高確率で訊かれるが、O型だと答えると「ああ、なるほどね」みたいなリアクションをされる。この遣り取りには辟易しているので、今は血液型の話題になるとあまり口を出さずにヘラヘラしている場合が多い。
・スマートフォンの略称である「スマホ」の「ホ」の出所はちょっと謎だが、そこには携帯電話を「携帯」と略す慣習と何らかの因果関係がありそうな気がする。
・ホラン千秋と小池栄子には通ずるものがある。一見は外交的で感じたことを明け透けに話しているかのように振る舞っているが、元来は内向的で本音を常に胸に秘めているという印象を受ける。先手を打たれる前に半ば本能的に攻撃側へと回っているという場面をよく見るが、彼女達はそれが嫌味にならない匙加減を心得ている。稀にコントロール出来なくなっている時に見せる恥じらいはとても計算には見えない。あの手の女性が極近しい相手にだけ見せるであろう隙や甘えが、全世界の『ワンピース』読者を納得させられるであろう唯一の「ひとつなぎの大秘宝」である。
・ルフィからは恋愛感情が欠落している。僕は空島編の手前くらいで挫折しているのでよく分からないのだけど、おそらく物語の終盤でそれが描かれるであろう。
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