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一般事業会社で全員テレワークは無理

 これを書き留めたのが、先週か先々週。
 まだこの時は、時差出勤を利用した勤務でした。
 一部の営業職は、在宅勤務OKとなってましたが、社内SEとして内情伺うと、仕事なんてほとんどしてないに等しい。
 ルートセールスなので、特定取引の方からの引き合いチェックをメールでしているだけ。しかもパソコン持出しているのに、スマホで充分にできる仕事範囲であり、持ち出しても使わなかったという社員だらけに、仕事を増やされて呆れと疲労の状態です。

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 そして緊急事態発令により、出社開口一番、在宅させてくれと。
 上司達も事前打ち合わせあったのか、即会議で珍しく即在宅シフト計画に乗り出す。

 そう、IT企業と異なるのは、一般事業会社では、テレワークできない職種もあるのです。出社しなければできない仕事はある
 その為、シフト勤務にせざるを得ないのです。
 それか、完全に事業停止か地方に拠点移動の選択です。

 今の所は、事業停止はうちはできません。おかしな話ですが、取引先に経営活動を握られてもいる点がある為、その取引先が事業停止しない限り、うちも停止できません。
 地方移動は、その地方の人達が嫌がるのではないか?と個人的には感じてますが、その方向は検討レベルでそこそこ高いようです。

 また、一般事業会社や官公庁では、ハンコ文化が一番の問題と感じてます。未だに昭和風土が根付いていて、そこから離れようとしない。
 紙媒体で出力したものを、何人にも閲覧させて、かつハンコを押させる。
 これ、連絡の遅延の発生でもありますし、関係者に閲覧させるとした場合、横の連携はわかりますが、縦の連携において、何名もの役職者を通過させなければならないという体制にも問題があります。無意味な役職だらけでね。
 しかも会社の中には、60代70代の上層部が未だにいます。
 この人達の存在も意識改革の妨げになっている。
 同時に、会社オンリー人生なので、家にいる事を良しとせず、もしかすれば家に居づらいから出社して、わざわざ下々の仕事を増やしているという風土も関係していると察してます。

 震災から何も学んでない。
 そして、今回からも何も学ばないと私は予測してます。

 昨日今日と在宅勤務で、メールやWebでやり取りをしてます。
 朝、窓際から様子を伺ってますが、うちの方では、ある程度年齢がいった方が駅に向かう光景を目にします。

 もし今後の状況変わるなら、普段でも月に何回かは自宅勤務やテレワークを用いてもいいような流れになれば、余暇の利用、定年後に向けた活動、生活面で、別の生き方を得られると思います。
 あまりにも日本は会社主義が強すぎです。
 仕事主義ならばいいのですが、「仕事=会社で業務」という観念が強すぎ。勿論、職場に行かねば仕事ができない職種もあるでしょう。でも、そういう職種は、ブルーカラー的な肉体系に限られ、ホワイトカラー的な職種は、現場でなくてもできる仕事が、ブルーカラーより多いはずです。もしかしたら、そういうホワイトカラー職種は淘汰されていくかもしれませんが。


情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。