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月と日を編む…4/18 長い独り言

今日1日の最後に出会った考えさせられた言葉…

"なんで皆んなお金持ちになりたがるんだろうね?お金稼いでどうしたいんだろうね?ある中で美味しいもの食べられたらそれで良くないか?"

そんな言葉がチラッと耳に入り"でもね"と口を挟まずにはいられなかった。
その人は、いまあるお金の中で幸せになれたらそれでいい…多くは望まないし、ガツガツしたくないんだよね…という意味で言っていたんだと思う。
少し前の自分だったらその言葉に"そうだよね"と答えていたけれど、今ある答えは少し違った。私自身、会社に勤めてその中で安定があって、決められたものがキチンと支払われたらいい…という形から、私が生み出した時間空間、物に値段ついたら嬉しい…という感覚に変わっているなと感じる事がある。

アーティストやクリエイティブに働く人の感覚だと思うけれど、"仕事"は自身が創った"価値"でそこに値段だったり給料が"対価"として付く。仕事とはその繰り返し…そうして価値が上がっていく物だと思っている。
本来なら会社に属していても、自身の仕事に誇りを持って仕事をして、その中で頂く対価が"お給料"であったはずなのに、いつの間にか"お給料"の存在は"安定職につけば貰える物''に変わってしまっているなとその時気がついた。…というか働くことに対して輝きがない"社会"を見た気がした。

お給料を頂く・上げるというよりも、対価を頂く・価値を上げていくという感覚。
そうして自分の生み出した仕事、時間空間に共感してくれる人が賛同してくれて一緒に創れたらベストだなと今は思っている。
お金を頂くということはそれなりの責任がある。クオリティーを上げなければならないのもそういう事で、更には相応の努力と忍耐とが必要で応えなければならない。それがどれだけ大変なのか理解してくれる人に価値をつけて欲しいし、解って仕事をしたい。

会社に勤める事がバカだと言っているのではなく、その会社を解って仕事をしたら良いと思っている。そうすれば会社だって良くなるはずだし、そもそもそういう人を選ばない時代になっているのが残念(しょうがない事があるのも分かるけども…)でつまらないなと思ってしまう。
お給料が少ないだの、つまらないだの言うぐらいならいっそ辞めたほうが良い。会社にも悪影響であるし、失礼だと思う。
貴方の価値を解ってくれる人がいない、そもそも価値に対価が付かなくて悩んでいるなら、もっと努力する必要はあるし、それでも解ってもらえないのならもっと値から(ちから)を出せる場所があるはずだから遠慮なく移れば良い。

お金持ちになりたいのではない。
生きて生み出した時間、努力に全力を注いだからこそ…。
なりたくないなら成らなくていいし、オススメもしないけれど私は2倍速で前進して行くし、私は"私"を上げる努力の最中なのだ。

歳をとる…ということが今まで苦だったけれど楽しみになった理由がそこにあるのかもしれない。
ここまで話すと自分の事が大好きなんじゃないかと思われそうだけどもそうでは無くて自分が嫌いだからこそ精進するしかないし、フリーランス目前にしているからこそそう思わされているのだと思う。志事だ。

…明日はどうかな。さっ、楽しみますよ!

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