ここだけではないけど、ここにしかない風景

2024年4月13日 11:41

桜が満開。
2024年は本日4月13日（土）、14日（日）が最後の見頃、見納めかもしれないですね。

小川町に移住して初めての春を迎えました。
地域おこし協力隊観光推進員として着任したので、町内の「花暦」を発信すべく、町内の多くの桜をこの春は見させていただきました。
桜以外にも、カタクリやニリンソウ、しだれ桜を毎週一度は通って開花状況を確認してお届けしてきましたが、皆さんの来訪時期の目安に役立たでしょうか…

移住前、6年にわたって小川町に訪れていましたが、やはりここにいるからこそ出会えた瞬間・場所がある訳で、それをとても実感しています。
だから、本当に毎日が豊かです。

ここが特別ではない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地域毎に代えがたい、ここにしかない場所がある

多くの方が、小川町の春、自然を愛でに来てくださっています。
本当にありがたいことです。

きっと桜の綺麗な場所やカタクリや植物が豊かに咲き誇る場所は県内、全国にもたくさんあるかと思います。
でも、その地形や風土、そこで暮らしてきてくださった人々によってどこにも代えがたい風景としてずっと継承、残してくださっている、それがその地の魅力を高めているんだと、この春は感じています。
一日一日、日常をどう積み重ねていくか・・・
小川町は、日常を大切にしてきている割合が比較的多いのではないかと個人的には思っています。

もしこれを読んでくださった方がいれば、自分の暮らしている地域の風土や文化に少しずつ目を向けていただけるとうれしいです。
学問的なことでなくていいと思うのです。
「何かを感じたら考えてみること」
そうすることで、目に映っていたものが、違うように見えてきてかけがえのないものになる気がします。

四季をしっかりと感じる。
小川町に移住して、それを気付かせてもらっています。
ここにいる時間は、小川町とどう共生して、どう伝えていくかを考えていきたいと思います。

この春、訪れた小川町を少しご紹介します。