Junya Ogasawara
カンパニーCTOから見たマネーフォワード ホームカンパニーの未来
見出し画像

カンパニーCTOから見たマネーフォワード ホームカンパニーの未来

Junya Ogasawara

昨年の12月から、個人向け事業を展開するホームカンパニーのカンパニーCTOを務めている小笠原 (@0gajun) です。

今日は先日の「ホームカンパニーの未来」という記事を元に、カンパニーCTOからみた未来について書きます。(残念ながら今回は技術成分無しです!)

ホームカンパニーの未来

先日、ホームカンパニーのCXOであるDOMからマネーフォワードホームカンパニーの未来というnoteが公開されました。

こちらのnoteでは、ユーザーの多くは生活資金・ライフイベント・老後の悩みを抱えており、それらの悩みをなくすための開発ロードマップを作成したことが紹介されています。
また2020年11月期のIR資料では、今後の提供価値の拡大方針を以下のように示しています。

スクリーンショット 2021-04-20 23.34.43

まずはその人のお金の状態を見える化し、現在何か改善すべき点はあるかの気づきを提供する。そして改善するための学びを提供したり、改善のためにアクションを取ることができる場合は改善に向けたアクションを提示する。
そうして改善した結果をまた見える化し、必要に応じてさらなるアクションにつなげていく。
このようにして、マネーフォワードのサービス群を利用することで、自然と自身のお金の状態をより良い方向に持っていけるようにする。そして、先程の生活資金・ライフイベント・老後といった悩みから人々を解放する。
(そして自分自身もひとりのユーザーとして解放される :) )

これが今後マネーフォワードの個人向け事業が目指すべき世界であると我々は考えています。

では、今の我々はどの程度それが実現できているのでしょうか。

やりたいことの1%も実現できていない

果たして今のマネーフォワードの個人向け事業によって、我々のミッションは実現できているでしょうか。まだまだ道半ばであると私は考えています。

我々のミッションは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」です。
我々のサービスによってユーザーをお金の悩みから開放し、お金と前向きに向き合えるようにする(=お金を前へ)。それにより、ユーザーの可能性を広げると共に、より豊かな生活を送ることができるようにサポートする(=人生をもっと前へ)。そんなサービスを提供したいと考えています。

現在の『マネーフォワード ME』はアカウントアグリゲーション(※)の技術を用いて、多種多様な金融情報を一箇所に集め提示する機能を提供しています。これは各人が過去にどのような金融行動を取ってきて、結果として現在どのような状態であるか。を示すものであり、過去と現在の見える化を行っていると言えます。これにより、「現状の金融状態が分からない」という不安を解消する価値提供を行っています。
※ インターネットバンキングやクレジットカードのWEB利用明細など、複数の異なる金融関連サービスの口座情報を集約すること

ただ、これはお金を前へ進めるための課題解決のスタートラインに立ったに過ぎません。過去と現在が見える化されたことで先述の生活資金・ライフイベント・老後といった悩みが解決されるかと言うと、まだまだ不十分です。現状や将来にわたる課題がどこにあるかを見つけ、どのようなアクションを取ることでその課題が改善できるかを考え、そのための知識を全て身につけるのはユーザーに完全に委ねられています。 (最近、『マネーフォワード 固定費の見直し』や『マネーフォワード お金の相談』等のアクションを提供するサービスにも取り組み始めましたがまだまだ足りません。)

アカウントアグリゲーションによりデータを集め、データとその人がどうありたいかを基に課題を提示し、その課題を具体的に解決するためのアクションまで提供する。それを一生にわたってライフステージの変化に応じて提供し続ける。そんなサービスにしていく為には、まだまだ集める情報も足りないですし、集めた情報を基にユーザーに対してフィードバックする機能も足りない、更には課題を見つけた先の解決のためのアクションも足りない。まだまだやりたいことの1%もできていないと言っている所以です。

過去と現在の見える化から未来の見える化へ

少し戻って悩みを振り返ってみると、生活資金・ライフイベント・老後といったものがありました。年齢によって捉え方は変わりますが、

生活資金は現在とほんの少し先の未来の悩みです。
ライフイベントは先の未来の悩みです。
老後はもっと先の未来の悩みです。

これらは全て未来に対する不安に起因する悩みです。正直、我々はこれらの未来が見えないことによる不安に対して、まだ明確な手が打てていません。未来の見える化を行うことはできていないのです。

未来の見える化ができれば、理想状態と現実のギャップを算出出来ます。そのギャップが改善対象であり、ギャップを埋めるためのアクションを提示できるようになります。
生活資金は近い将来問題ないのか?ライフイベントが控えているが、今の貯金状況で問題ないのか?老後も果たして今のままで問題ないのか?もし問題があるとすれば、どの程度ギャップがあるのか?そのギャップを埋めるために何か改善できる点と具体的なアクションはあるのか?

今後のマネーフォワードホームカンパニーは過去と現在の見える化から未来の見える化を目指し、そこから気づきを提供し課題解決のためのアクションを提供するサービスへ必要に応じて繋げていく。そして改善された未来を再度提示する。それを一生涯寄り添いながらサポートし続ける。そんな未来を考えています。

実際、何が課題であるか、どのようなアクションを取るべきかは個々人によって最適解が変わってくる非常に難しい課題だとは思っています。しかし、だからこそやる価値があるとも思っていますし、マネーフォワードがやらなければならないと思っています。

全ての人のお金の悩みを無くしていく仲間を求めています

ここまで述べてきたことを達成するために、冒頭に貼ったカンパニーCXOのDOMのnoteにあるロードマップを立てたのですが明らかに仲間が足りません。プロダクト開発も行いたいし、9年運用されてきたサービスのため倒さなければならない既存の技術課題も数多くあります。また全社CTOの中出が掲げている、Ruby on Railsがメインの技術スタックから徐々に技術ポートフォリオの配分を変えていくというのは熟慮した上でホームカンパニーも同じ方針で進みます。更にはデータを基にユーザーに価値提供を行うデータ基盤もより強いものにしなくてはなりません。これら全てに協力してくれる、そして全ての人のお金の悩みを共に無くしていってくれる仲間が必要です。

残念ながら本noteではフワッとした内容しか書けていませんが、もしホームカンパニーの未来に興味を持っていただけたら是非一度カジュアルにお話でもしましょう!もう少し細かい未来や我々の抱えている技術課題と今後についてお話します!Twitterからでも、以下のリンクからでもご連絡お待ちしております!



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
Junya Ogasawara
マネーフォワード 個人向け事業 CTO