ウニだょ

京都のひとり暮らし留年大学生 頭が愉快で心が弱い

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最近の記事

わたしのこころのためにも、わたしのこれからのためにも、ひとりだちしなければならない。ここを乗り越えなければならない。どうせ死にきれないなら、死ぬ気でやってみよう。薬を飲んで、外に出てみよう。そうだ、そうだ。がんばるんだ。わたしのためにがんばるんだ。

    • いつか、私のからだをお花でいっぱいにしたい。おしゃれとか若気の至りとかじゃなくて、大切な人との思い出をお花にして、私のからだに私が死ぬまで遺したい。私がその人たちに愛されてきた証を、私のからだに美しく遺したい。

      • 春、いのちの季節。野に咲く花も、空飛ぶ鳥も、億千年を辿ればわたしとおなじ。 春、わたしの中に無限の可能性を感じる季節。さあ、飛び立たねば。

        • 感情、命、巡り巡りて

          そろそろ冬が明ける。 素性を伏せるためにぼんやりとしか記すことができないが、長く考えたらもう20年、そして特にこの1年半は、自分の大切な人の命と向き合うことを避けられない人生だった。 そして、確実にその人のそれが近づいてきている。 だから、ひとりでたくさん泣くし、自分の心が不安定になることもあるが、私の中にはその人の血が流れていて、私の心の中には、その人の色んな姿の、私だけのたくさんの思い出がある。 そう考えたら、悲しみの気持ちだけじゃなくて、うまく言語化できないけ

        わたしのこころのためにも、わたしのこれからのためにも、ひとりだちしなければならない。ここを乗り越えなければならない。どうせ死にきれないなら、死ぬ気でやってみよう。薬を飲んで、外に出てみよう。そうだ、そうだ。がんばるんだ。わたしのためにがんばるんだ。

        • いつか、私のからだをお花でいっぱいにしたい。おしゃれとか若気の至りとかじゃなくて、大切な人との思い出をお花にして、私のからだに私が死ぬまで遺したい。私がその人たちに愛されてきた証を、私のからだに美しく遺したい。

        • 春、いのちの季節。野に咲く花も、空飛ぶ鳥も、億千年を辿ればわたしとおなじ。 春、わたしの中に無限の可能性を感じる季節。さあ、飛び立たねば。

        • 感情、命、巡り巡りて

          そうね 誕生石なら

          寺尾聰の『ルビーの指輪』は言わずと知れた名曲。 齢二十三の私もカラオケに行けば必ず歌う曲だ。 ちなみに十八番はテレサ・テンの『つぐない』である。 先日、ふと『ルビーの指輪』が『ルビーの指輪』でなければならない理由を考えていたときに、私の誕生石はなんだろうと調べたら、ターコイズ、ラピスラズリ、ジルコン、そしてタンザナイトだそうだ。 さすがに収まりが悪すぎる。 あの渋いサングラス姿で収まりの悪いことばを歌ってほしくなさすぎる。 男女の別れの間に存在するのが、女の赤い誕生石の

          そうね 誕生石なら

          おいしいにおい

          京都でアパートを借りてひとり暮らし、日々大学に通う私だが、田舎の実家のことを書いてみよう。 私の部屋は二階にあって、一階のキッチンの換気扇の真上にある。 だから、食事の時間になると、ごはんのにおいが窓の隙間をすり抜けて、私の部屋を勝手においしいにおいにしてしまう。 高校時代、訳あって自室で独りモソモソと夕飯を食べていたころの私にとっては、地獄のような家の造りをしていた。 下から聞こえる一家団欒の声、目の前にある味のしない食事、部屋いっぱいのおいしいにおい。 誰かを悪者にし

          おいしいにおい