見出し画像

京都府宇治市 三室戸寺

あじさいで有名。先にお参りをした。

青もみじ
奥に見える建物は茶店
あじさいパフェ

  蓮の花も見られたが、あじさいはくたびれ始めていた。ウグイスの鳴き声とブーンという首掛け扇風機のモーター音が響く。境内に自販機はなく、茶店(現金のみ)があるが混雑している。事前に飲み物を準備しておこう。お寺の入り口付近のコインパーキングに自販機はあるが水分補給に適した飲料は売り切れ。滞在時間80分ぐらい。蒸し暑いけどホテルに戻るのも早いので平等院を目指すした。

宇治橋
宇治川

  暑いので岸辺で靴を脱いで、足を川に突っ込んだ。アメンボがいられる流れがゆるいところで涼んだ。

鳳凰の玉子

  平等院の茶店で飲んだ宇治茶は旨味があることに驚いた。お茶であっても別物感がある。

  ここからは白饅頭マガジン購読者向けとする。
  平等院は世界遺産であり、仏像などは国宝である。歴史的・学術的などの観点からすれば、ケチのつけようのないものである。パンフレットよると1052年、関白藤原頼通によって創建された。頼通本人が何から何まで創建したのではなく、部下や平民を動員して創建されたものだろう。
  労働安全・衛生でみれば、現代から劣悪で傷病死はたくさんあったであろう。そう推理すると上流階級の「ただしさにころされた」人々の存在が見えてきて、精緻な展示物に複雑な感情を抱いた。名も知らぬ人々の犠牲で歴史的に鎌倉新仏教が興る下地になった気がした。

  あれっ?観光が暗黒になっちまたぞ。


たぶん旅行の代金になります。