見出し画像

北海道 夕張市 室蘭市

夕張市

石炭博物館の帰りに昼飯がてら、夕張駅(廃駅)~夕張市役所を歩いてみた。

旧夕張駅。現観光案内所・喫茶店
線路を撤去するのもコストなのか
コロナ禍で休業。23年冬に復活?
ホテルの裏はゲレンデ
夕張市役所
映画館らしき建物
映画で町興しの跡
旧 夕張小学校
旧 夕張中学校
旧 夕張中学校のグラウンド
炭鉱博物館の入り口
営業していないレストラン
栄華の始まり

チェリーピッキングのように見えてしまうが、見て回れたのは夕張市のごく一部である。路線バスの時間の都合で見られるところを撮影した。夏場なのでメインストリート沿いに「夕張メロン」の直売所がいくつかあり、賑わっていた。運動公園ではサッカーコート2つとも、中高生らしき少年たちがサッカーで溌剌と動き回っていた。町全体がしなびた感じかなという予想は裏切られた。瀬戸芸で廃墟を見慣れているせいもあるだろう。死中に活を求めているし、活が夕張メロンと少年サッカーというカタチで見えた。廃墟を取り壊すこともできず、植物で自然に還されそうになっている様子がゴーストタウンみたいに表現されてしまうのかと推理する。廃墟を利用し作品とする瀬戸芸みたいなことは財政上無理とよくわかる散策だった。参考に私のかつての記事を。

夕張市炭鉱博物館の感想は「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」というのが追憶できる場所であった。急なエネルギー政策の転換がここ2年の状況と似ているなど。館長のじきじき熱いメッセージを聞けた。

あと「ホテルマウントレースイ」の再開は北海道新聞の記事より引用。


室蘭市

主に製鉄で発展した街。製鉄所ではなく「地球岬」周辺を撮影。由来はアイヌ語の「チケプ」(親なる断崖)が転じたもの。駐車場(無料)、トイレ、飲料自販機、食い物屋あるよ。

地球岬の駐車場から西方

岬を写さずにコレでいい気分。

「親なる断崖」らしきところ

金屏風。朝日で照らされると金色に見えるらしい。

トッカリショ。「トカル・イショ」(アザラシの岩)より。

奥に見える砂浜はイタンキ浜(鳴き浜)
殺意の強い洗濯岩かな

チャラツナイ。奇岩がメイン。

滞在時間は地球岬が20分、金屏風・トッカリショ・チャラツナイ各所が5分ぐらい。JR母恋駅からタクシーで約1000円で地球岬駐車場へ行き、そこから各所へ歩いた。チャラツナイから室蘭市街地へ1時間歩いた。歩き回るのはオススメしない。キタキツネに500m距離を開けて遭遇したが、カメラをかまえる暇なく茂みへ行ってしまった。キツネもソーシャルディスタンスを守ってくれている(涙)。市街地へ着いたら、15,000歩だった。昼前なのにへとへとで、カレーラーメンを食べても再起動まで時間がかかった。

午後は市立室蘭水族館へ行った。暗いので撮影しなかった。スタッフの展示魚の食レポに笑った。調理のコツなども記されていて、☆5つで評価していた。MGS3の捕獲した動植物の無線ネタ「で、味は?」思い出してしまった。小さい水族館だが大人400円で濃い時間が過ごせた。


たぶん旅行の代金になります。