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長崎県東彼杵町 棚田 千綿渓谷
東彼杵町は「ひがしそのぎちょう」と読む。
江ノ串の棚田
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JR千綿駅より片道30分ぐらい歩いた。坂道はうねり、マップを参照しながらたどり着いた。途中写真に写さなかったビワの木からグワグワと鳴き声が聞こえたので木の根本を凝らしてみると、アヒルがいた。柵か張り巡らせてあった。フラッシュをしないと写せそうになかったのであきらめた。自販機は国道沿いに2つあったが、千綿駅の自販機で買って持っていって正解だった。
千綿駅
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千綿は「ちわた」と読む。2014年の青春18きっぷのポスターのモデルとなった駅。大村湾は穏やかで気温が高くなければ、ボーッとし続けることができそうな眺めだ。駅舎でカレー食堂が運営されていたが、2022年5月から花屋「ミドリブ」が入っている。長崎・諫早方面からでも、佐世保方面からでもアクセスは1時間に1本列車は停まる。むしろ隣を走る国道34号から車やバイクで来る人が多いような気がする。長崎空港から車で30分かからないで到着できる。
千綿渓谷
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千綿駅より予約して待機してもらったタクシーで山を上った。龍頭泉入口には15分2500円ほどだ。遊歩道(要譲り合いの精神)を進んだ。履きなれた靴、長袖、長ズボン、軍手(できれば滑り止め付き)が望ましい。軍手は岩の上り下りにあると心強い。いい場所で見たり撮影したりする場合、岩飛びや上り下りするからだ。ただし遊歩道から外れる行為(水遊び、遊泳は禁止の看板有)は自己責任でね❤️あと、電波の状況が非常に悪い。なにかあっても助けは無いと考えておくこと。遊歩道の手入れはあまりされていないので慎重に。呑空淵付近まではボッチで自然を堪能できた。呑空淵の上から覗くとき岩飛びしながら進んだ。帰り道どのルートを進んだかを忘れて冷や汗をかいた。呑空淵の手前に駐車場がある。ふもとからそこまで行くには舗装はされているが離合の難しい道を辿る。
確変タイム突入した。下りていくうちに途中滝を見ようと予約必須の店の敷地に入るため、店主のお婆さんに挨拶したところ「入れ」と手招きされた。ボッチで顔つきが天に召されようとしたいたのだろうか?予約してないのにランチを食べることができた。
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ご飯、味噌汁おかわり可能で、あら煮はオマケで前日の残りと店主はおっしゃった。手前右から2番目のししとうの煮物はナスの煮物かと思うぐらい柔らかく、ししとうの辛さはやさしく効いている。中央から右のさといもの煮付けは味が染みて濃すぎないようまとまっている。窓から滝が見えるし、目と舌を楽しませてくれた。大当たりだ。食後はコーヒーかジンジャーエールを選べた。手前左のきざみショウガの煮物の調理過程で出た絞り汁を活用したらしい。辛さいい感じ。紅葉シーズン前で予約が少ないからありつけたのだと信じたい。帰ろうとすると、同じタイミングで食事していた地元老夫婦にふもとの道の駅まで車で送る誘いを受けた。もともと他人からもてなされるとか扱いの良い体験はあり得ないので喜びより困惑でいっぱいだ。だか何かの縁だし、流れに乗ってしまえという気持ちだった。道の駅に着いて、お礼を言ったあと、人気がないところで放心していた。次の予定がすっ飛んだし(時短され過ぎて)、好意を受けたことのアレルギー反応みたいだ。
感想みたいなもの
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国道34号にはところどころに茶店があるのだか、こういう景色をも合わせて楽しめる。そのぎ茶の産地で煎茶は旨味のする味。宇治の平等院の茶店のほぼ半額で旨味のあるお茶楽しめるとは驚いた。20~30代の若手が切り盛りして、米倉庫をリノベーションしたものだったりで事業に勢いが感じられた。
長崎空港から近いし、高速道路のICもある。まだ伸び代がある場所。惜しむべきは知名度の行き渡り具合かも。海と山が凝縮した東彼杵町。
参考
絶対予約必須。クチコミでも予約必須と書かれている。私がアポ無しで食べられたのは例外中の例外。この店でも電波状況は悪い。
人口が少ない地域のタクシー会社は車の保有台数が少ないため、事前に仮予約の連絡して、利用前日に再連絡して予約確定した。
実は5月の下旬に千綿駅と棚田を目当てにして訪れた。千綿駅のプラットホームのフェンスの看板で千綿渓谷の存在を知った。そして足回りを調べて渓谷を目的に再び訪れた。
たぶん旅行の代金になります。