DaVinci Resolveで4K60Pマルチカム編集に挑戦 ~4K×2 FHD×4~
今回は4K60Pの映像が2本、FHD60Pの映像が4本、という全てが4Kではないマルチカム編集のお話です。
なぜ中途半端に4KとFHDが混在しているかと言いますと、まだ4K30P止まりのカメラが多いことと、パソコンのスペック的な問題です。
尺が約2時間ある長めの映像をマルチカム編集したのですが、結果から先に書きますと無事に編集することができました。
さすがに動作は若干もたつきます。ですが何とか編集できる範囲内だったので、改めてダビンチの軽快さを実感しました。
それでは今回の映像とPCの詳細です。
映像
4K60P MP4(H.264) 150Mbps ×2本
FHD60P MP4(H.264) 30~50Mbps ×4本
全てLong GOP、4:2:0、8bitです。プロキシ等は使用していません。
PC
CPU i7-10700
GPU RTX2060 12GB
メモリ 64GB(32GB×2)
ソフト
DaVinci Resolve studio 18 (ダビンチリゾルブスタジオ)
PCのスペックは数世代前のものなので、よくこの環境で編集できたなぁというのが本音です。
ゆくゆくは5~6カメラの映像を全て4K60Pにしてマルチカム編集したいのですが、その前にパソコンを買い替えないと厳しいですね。
もしかすればプロキシや最適化メディアを作成すれば今の環境でもワンチャンいけるのでしょうか!?
また色々試してみたいと思います。
ところで、仮に編集できるようになったとしても、4K60Pで納品してほしいという声はほぼないです。
FHDが基本です。何ならまだDVD(SD60i)の方が需要があります。
それでも4K60Pを目指すのは、将来的なものを見据えてのチャレンジという面もありますし、少しでも綺麗な映像を渡したいという制作者としての想いもあります。
「データ大きいので画質落としてください」ってオーダーが入るのが現実ですが・・・あれ?目から汗が。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?