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今を生きる僕たちの使命とは

~生きた証を残したい~

僕は今、37歳。
2019年が終わります。

2014年9月に7年間務めた前職(監査法人トーマツ)を退職し、
根拠のない自信と無駄なやる気で満ち溢れ、2014年10月に独立をしました。
それから5年が経ちました。
独立当初は、生きる理由も何もなく、来月を食べていくためにどうするかだけを必死に考え、その中でも、あるべきカタチとはなんなのかを考えてきました。
2015年から2018年は、自分が存在する意味や意義など考える間もなく、仕事の仕組み化と仕事の回し方を考えてきた時間でした。
仕事とは別に2014年の独立当初より、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズのメンバーとして、LGBTの人もそうでない人も一緒に暮らせる社会の実現に向けた活動を進めてきました。
そんな僕が2019年は、なにか違う感覚に変わってきました。

僕、なんで今生きているんだろう?
生きて何がしたいんだろう?

そんなことを思うようになってきました。
生きた証を残したい
それをいつになく思う一年でした。

生きた証ってなんなんだろうか。
僕が思う生きた証ってなんなんだろうか。
そこで棚卸をしてみました。

・僕と出会えた人が少しでも素晴らしい人生を歩んでくれること
・僕と同じ境遇の人が一人でも幸せな人生を歩んでくれること

この2点だと思いました。

僕と出会えた人が少しでも素晴らしい人生を歩んでくれること

僕の仕事は、会計事務所です。
とはいうものの、会計事務所勤務がほぼゼロのため、未だに勝手がわかりません。
だから自己流です。
偶然にも、会計事務所の仕事は「僕と出会えた人が少しでも素晴らしい人生を歩んでくれること」をかなえやすい仕事でした。
クライアントが相談をしてくれます。クライアントの経営状況が数字で見えます。そして僕は会計士で税理士。
僕はこの恵まれた環境をフルに活用し、僕自身の生きた証の一つを実現しています。
実現するためには、一社一社、一生懸命考え、自分事のように考え、指導・助言をさせてもらいます。
クラアントが必ずしも耳障りの良いことだけではありません。僕が考える正しい道を彼らに伝えています。
僕に怒られているのに、感謝していただけることもあります。
不思議な仕事ですが、全力でクライアントとぶつかり、アドバイスができるこの仕事は、僕の自己実現である「生きた証」の残し方の一つになりました。

そしてもう一つ。
20代や30代の人と、良く飲みに行きました。
僕の経験が、社会の誰よりも深い考えだとは思いません。
ただ、僕よりも生きた年数の少ない彼らに、なにか役立つのではないかと
それだけを思い、飲みに行きました。
(飲まなくてもよいのではという話はありますが、お酒が好きなので苦笑)
僕の想いが、一人にでも多く伝わることを願っています。


僕と同じ境遇の人が一人でも幸せな人生を歩んでくれること

他のnoteにはありますが、僕はゲイです。
2014年の独立以来、ありとあらゆる人にゲイであることを伝えてきました。
誰に伝えていて、誰に伝えていないのかもわかりません。。
それでも言い続けました。
その理由は、僕と同じ境遇の人が一人でも幸せな人生を歩んでほしいから。
ただそれだけでした。
僕が否定されることはどうでもいいんです。
でも、僕と同じ境遇の人が一人でも生きやすい社会になってほしいからこそ、そのためには誰かがカミングアウトをして、ゲイやLGBTのようなマイノリティの人がいることをしってもらう「きっかけ」が何よりも大切なんだと思っています。
幸いなことに、今までに否定されたことは両親を除いてはありませんでした。

次の時代に今を紡ぐ責任が僕たちにはあるんだ

僕たちは次の時代に生まれてくる人たちに責任があります。
次の時代が生きやすいか生きにくいのかを提供するものは僕たちなのです。
地球環境の問題、経済の問題など、いろいろあるかと思います。
問題は先送りにすることは良くない。
でも、問題への取り組み方がわからない。
だったら、自分にできる小さいかもしれないことからでもトライする姿勢が何よりも大切なんだと思っています。

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