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輪読会が盛り上がったので書籍購入手当制度をアップデートした話

こんにちは!
株式会社mofmofでエンジニアだったり諸々を行っているobataです。

今回は、弊社で技術書の輪読会を行っていたところ、結構盛り上がった結果、書籍購入手当制度がアップデートされたという話をしようと思います。


輪読会って?

弊社では5月ごろから1回1時間の技術書の輪読会を週に2回行っています。現在は6月末なので通算8,9回行われた計算ですね。
始めるきっかけはCTOの一声からでした。

輪読会を提案するCTO


題材は「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門」です。開発力をおとしめ、ソフトウェアの成長を阻害する設計や実装の問題を「悪魔」と例えて、紹介するともに、対処する方法を解説してくれる本です。サンプルコードはJavaで書かれていますが、内容は抽象的なものが多いため他の言語にも応用できる内容ばかりです。

輪読会のスタイルはこんな感じです↓

  • その回で読む章を決めて、最初の30分は全員で黙読。各自その章を読みつつ気になったところを共有しているnotionにメモする。

  • 黙読+notionへのメモが終わったら、他の人が書いたメモを各自で読みつつ、気になったメモにはコメントを入れる。これが10分くらい。

  • 最後の20分間は、ファシリテーター役がメモにつけられたコメントベースで話題を拾い、全員でそれについて思ったことを話し合う

輪読会中のメモとコメントの一部

この形式で輪読会をするメリットは色々ありました↓

  • 読む時間が設けられているので準備の時間が必要ない。

  • 毎回強制的に章が進むので、積ん読しがちな本も最後まで読み進められる。

  • 他の人が気になったところを知れるので、一人だと読み飛ばしていたところにも着目できる。

  • 全員で議論もできるので、一人で読むより理解が深まる。

  • みんなでわちゃわちゃできるので楽しい(mofmofは現在フルリモートなのでみんなで集まって話ができる機会が貴重です。)

このようにメリットが多かったためか、任意参加の輪読会ですが、毎回5,6人の参加者が集まりました。

輪読会の継続決定と柔軟にアップデートされる書籍購入手当

2ヶ月間で良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門は読み切ることができました。
また、次回の輪読会も継続して実施されることになりました。
メンバーたちで何を読みたいか話し合った結果、「達人が教えるWebパフォーマンスチューニング」を読む予定です。
ちなみに、話し合いでは21冊もの候補が出てきました。一部を紹介すると「現場で役立つシステム設計の原則 〜変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法」や「LeanとDevOpsの科学」、「ドメイン駆動設計モデリング設計ガイド」などです。

そして、それに伴い書籍購入手当制度もアップデートされました。
もともとmofmofには書籍購入手当が存在し、技術書に限らずmofmofの事業に関係ある本ならなんでも購入ができたのですが、輪読会の成功を機に、次のようにアップデートされました。

変更前:購入した書籍は会社所有。購入可能なのは物理本のみ。読了後は会社の本棚に戻す。書き込みなどは不可。

変更後:購入した書籍は個人所有に。電子書籍も購入可能に。物理本の場合は書き込みなどもOK。

輪読会継続と書籍購入手当に沸く?社内の様子

もともと割と利用されていた書籍購入手当ですが、この変更によってより利用が促進されるのではないかと期待しております。
また、輪読会への参加のハードルもグッと下がったのではないかと思います。
しばらくしたら書籍購入手当制度の利用実績や、輪読会の結果を報告したいと思います。

ちなみに今回のアップデートはガッツリとアンドパッドさんの取り組みを参考にさせてもらっております。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/22/news058.html

まとめ

mofmofは自由に制度を作ることができる制度があるのですが、実際にこのような感じで状況状況に合わせて新しい制度が作られたりアップデートされる自由な会社だなと思います。
最近は新型コロナウイルス終息後もフルリモート勤務OKになるなど、ますますエンジニアにとって働きやすい会社になっていると思います。
カジュアル面談もやっているので興味ある人はぜひ一度お話ししましょう〜

採用情報、カジュアル面談の情報はこちら→https://www.wantedly.com/companies/mof-mof

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