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【WEBデザイン/勉強】デザイン広告レビューをやってみた#01
こんにちは!®です!最初の投稿からちょっと時間が経ってしまいました。
早速、先月約1ヶ月間参加していたデザイン研究所の「クリキャラ」で1日1回(たまにできなかった日が実はありました💦)継続して行っていた、デザインのインプットとアウトプットをこのnoteで引き続きやっていこうかと思います。
クリキャラに参加して学んだこと
4月に参加したクリキャラで学んだことは主に以下の4つです。
・身の回りで何かしらのデザインを見つける=インプットする
・そのデザインがどんなコンセプトでどんな意味でつくられたのかを考える
・考えたら言語化する=アウトプットする
・デザインセンスは自分の力で養うことができる
それ以外にもたくさんの発見や気付きがありましたが、あえて抜粋して特に印象に残ったものをあげてみました。
参加するまでは私も、「デザインセンスは生まれ持った才能だ」とずっと思ってました。それにデザイナーの方はこれまでにいろんな経験(例えば美大を出ていたり、クリエイティブな環境が身の回りに常にあったこと、元々美術の成績が良かったなど)をしてきたからこそなれるものだと勝手に思ってました。でもこの1ヶ月間で毎日インプットとアウトプットを続けたことで、物事の本質の大切さを学びました。
そして、やっぱり常にいろんなデザインを見ること、それを見てインプットとアウトプットをすることが大事だと改めて実感しました。
クリエイティブさ、デザインセンスは磨かれば磨かれるほど多様な考えができると思ってます。それはデザインに関わることだけではなく、生きている上で新しい可能性を広げることができるし、全てのことに必ず役に立つと思います。だからわたしはクリエイティブ能力やデザインセンスをさらに磨きたいと思って今に至ります。
センスを養うためには、言語化していく。言語化する場所をつくらなきゃ。あ、このnoteを活用しよう!と思ったのがきっかけです。
だから今日からぼちぼちまたインプットとアウトプットをやっていきます!
今回選んだデザイン広告
これは、以前いいデザインを見つけるためのサイトだと教えていただいたPinterestで見つけた「キレートレモン」の広告です。
選んだ理由
このデザイン広告を今回選んだ理由は以下の通りです。
・見た目がシンプルでかっこいいのにインパクトがある
・キャッチコピーやメッセージがまさに今の自分に刺さった
・下半分の余白感が気になった
1つ目は、他の広告デザインに比べると写真やキャッチコピー部分以外はすごくシンプルなデザインなのに、すごくわたしの中で印象的な広告でした。単に篠原さんがきれいでかっこいいのも惹かれた理由の1つなのですが(笑)それ以上にシンプルなのにすごくメッセージが伝わってきてすごいなと感じました。
2つ目は、伝えているメッセージの内容がまさに今の私自身のことだなと思い刺さりました。特に、
「自分のさ、良くないところばかり見ないように。」
「好きなものを、もっと好きになろう。」
「比べないで、焦らないで、」
この3つはすごく刺さりました。人間誰しもどんなにポジティブ人間の方でもほんの少しわずかにブレる瞬間がなくはないと思います。私もブレるときはめちゃくちゃブレてしまう方で、焦りや不安やらに駆られ過ぎてしまうときがありました。だからこそ、この言葉を大事に人生悔いのないように生きていきたいな、と思いました。
3つ目は、デザイン観点的に最近「余白感とは?」といった記事?内容?投稿をSNSで見て、余白をどれだけうまく使えるだけでデザインがほんの1mmでも変わるということを学びました。だからこの広告の余白感も気になってしまいました。
レビュー
「葉を見て、木を見て、森を見て」をコンセプトに、このデザインに込められた意味や想い、イメージを言語化してみます。
この「葉を見て、木を見て、森を見て」の意味は、前の投稿に書いたのでよかったらぜひ見てみてください!
🍃「葉を見る」
・2分割に分かれている(上半分は写真とキャッチコピー、下半分は商品画像と商品に込められたメッセージが記載)
・商品名以外の文字は手書き風
・上半分のスペースの左上の「POKKA SAPPORO」と「なりたい人は、わたしの中にいる。」は白文字
・下半分の文字は全て黒色で左揃え
・商品画像よりイメージタレントの篠原涼子さんの写真の方がインパクトが強い
・下半分のスペースの左下にある商品名の上にある「キレイに生きていく。」は明朝体フォント
・商品画像は右側に配置
・商品パッケージにもある「+」が上半分の画像内の余白部分にもある
🌲「木を見る」
・一般的にモノをみるときは上→下の流れで見ると思うが、上半分のキャッチコピーと篠原さんの写真で世界観やイメージをまずインパクトを与えて、そこから下部分の商品や商品に込められたメッセージの詳細や意味が記載されている部分へと誘導させているのではないか?
・「なりたい人は、わたしの中にいる」というメッセージは私の中で、「理想の自分は自分自身でつくる」ということなのかなと解釈してみた。なので、メッセージ部分の文章は「自分でつくる」という意味を込めて手書きフォントで表現したのではないか?
・「キレイに生きていく。」というメッセージより、シンプル感を重視しつつ伝えるべきところは伝えたいがために、フォントカラーは白と黒のみの使用としたのではないか?また、キリっと大人っぽく洗練とした印象を出すために明朝体フォントにした?
・文章は左揃え、商品画像は右配置にすることで、伝えたいメッセージと売り出したい商品をより消費者の方に目に入りやすいようにするために左右メリハリを付けて配置した?
・篠原さんは昔から現在まで女優さんとして活躍しているが、かっこいい自分を持った女性のイメージがある。その凛としたかっこよさと女性らしさなど両極を併せ持った篠原さんをイメージタレントとして起用することで、キレートレモンの伝えたいメッセージをよりユーザーに具体化させるために篠原さんの画像をスペースの半分を使った?
・緑色の「+」マークは、日本において安全および衛生の象徴として用いられるマークだそうだ。キレートレモンのサイトで調べたところ、元々は「モヤモヤやイライラした“×”(バツ・ダメ)な自分を“+”(プラス)に切り替える」という意味で、「レモンの美味しさがぎゅっと凝縮されたすっぱい美味しさや刺激で、瞬間的にリフレッシュやポジティブな気分に切り替えるといったイメージ」が込められているとのこと。安全性といった意味ではなく、メッセージの中にさらに「レモンの酸っぱさでリフレッシュしてポジティブになってなりたいわたしになっていこう」というメッセージが込められているのかも。
→商品の訴求ポイントになっているので上半分余白部分にも大きく配置されているのではないか?
🌳森を見る
・凛としたかっこよさと女性らしさなど両極を併せ持った女優の篠原さんをイメージタレントとして起用していることから、女性でもどんな年齢になってもバリバリに仕事する時代になったが、そんな時代なのでネガティブなときも出てくると思うのでポジティブに自分を磨いていこうという意味も込めて働く20~30代の女性を中心にターゲットとして設定している?
・下部分は上部分と違って余白部分が広めだが、逆にこの余白部分がメッセージと売り出したい商品のメリハリをより明確に際立たせていると感じた。
→余白こそデザインする上でいかに上手く使っていくかが大事ということを改めて認識させられた。
・商品広告は結構パッケージデザインと一緒のものが多かったりするが、この広告では一部分のみ同じデザインを使用している。
→パッケージデザインと同じにすることでインパクトを与えていくか、もしくは、今回のように訴求イメージに合わせた画像やメッセージからインパクトを与えていくかというように、商品を売り出すにあたってのイメージの膨らませ方次第でいろんなデザインをすることができるんだなと思った。
↓参考サイト(キレートレモンHP)
https://www.pokkasapporo-fb.jp/company/news/release/140819_01.html
レビューしてみて
レビューは以上です。色々言語化してみてわかったことは、
タレントさんをイメージモデルとして起用する場合、表情、姿、タレントさんの大衆からのイメージと商品がどれ程合致するかが極めて重要なんだなと思いました。
逆にイメージモデルとして起用しないでイラストや文字、レイアウトで表現する場合は、タレントさんという元々のイメージを持つ力を使わない代わりに、どれだけ商品のコンセプトを理解し、どれだけそれを形として細かく、具体的に表現できるかが勝負なのかなと思いました。
正解なんてあるかどうかわからないですが、これが私がレビューしてみて感じたことです。合ってるかどうかはデザイン初級者の私には到底わからないです。
でも1つ言えるのは、やっぱりデザインって難しいけどおもしろくて奥深い。
だからこそ、こういったインプットとアウトプットは継続して自分のデザインを見る眼、力を養いたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは👋
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