今週のキングダムPART32『黄金の翼』

  いよいよ、明らかとなる六将最後の一席。そして、これからの秦国の行く末とは?

 最後の席は空席でした。壁と録嗚未は選ばれず。無理だったかぁ~。まぁ、当然の帰結ですかね?2人の間抜け面が印象的でしたが。やはり、絶対的な強さを誇る将は今の秦国には彼等しかいないわけですね。

 嬴政は今回は空席と発した後、桓騎はいつもの太々しい態度で五将でいいんじゃねぇかと突っかかりますが、六で無くてはならないと強気の主張。だったら、七でも八でもと王様だろうと怯まない姿は流石、人気キャラ。最近は出番も少ないし、これ位噛みついてもね。昌文君には怒られちったけど。王翦曰くあんまり多いと連携にもたつきが出る為、それも敵わず。六将が一番効率が良く、最適解とのこと。

 嬴政はこれからの闘いはそれぞれの連携と戦争の自由により、回復するタイミングを逃さず、確実に相手の急所を潰す闘いを主にする為にはこの六将制度が必要不可欠なのだとか。

 その制度を以て六国を滅ぼすことに。一致団結する秦国軍の兵達。桓騎は信が言ってたことマジでやんのかよと捲し立てます。余程、アホらしいと思ってるんでしょうね。まぁ、言えなくもないけども。

 そんな中、昌文君は戦争の自由と言えど、虐殺も略奪も許さないと桓騎さんに釘を刺します。勿論、反乱も以ての他桓騎はだってよ、王翦と問題児同士でじゃれあってました。腐っても、蒙驁の元配下といったとこでしょうか?この2人好きなんだよなぁ。

 騰が率先して、そうなったら、六将の全勢力を以て、その敵兵を討つと誓います。この中で騰と端和以外信用出来へんねん

 嬴政も当時の昭王程の篤い信頼関係を築き上げたい心の底から信頼を寄せると誓います。そして、この空席がすぐに埋まることを祈りつつ。李信や王賁、蒙恬といった面々がその未来を担う日が来るのか?

 最後に、嬴政は最後にいつぞや作ってた品を披露します。

 それは青銅で出来た燕の工芸品でその昔の秦国の祖に纏わる話からの品で帝顓頊(せんぎょく)の孫の女脩が外で機織りをしていた時に一羽の玄鳥(ツバメ)が飛んできて卵を落とし、その卵を女脩が飲み込んで身ごもり生まれたのが大業たいぎょうであり秦の祖先である。この話の文官のリアクションスキ。

 その燕は天の使いであり、秦は天に選ばれたとして、六枚の翼を彼等に渡したそうな。そんな話の流れから、五大将軍1人ひとりにその翼が手渡され、これは授けるのでは無く、預ける。これを手にしたことで、晴れて中華統一のその日が来るまで。誰1人欠けないことを誓ったのでした。それからの五大将軍達の顔つきたるや。正に秦国が誇る有数の矛に相応しいと言えるでしょう。

 今週はまぁ、いよいよ、六国制覇に向け、動き出す秦国とこれからの展望、頼れる臣下達との誓いを描いた印象でしたね。昌平君はやはり、軍総司令様ですから、六将ではないよね(笑)

 先ほども書いた通り、全員曲者揃いで異色の経歴を持つ強者ばかりですからね。桓騎様はもっと言っていいよ、鄴攻略戦は出番無かったから(しつこい)。王翦も信用出来ませんが、まぁ、嬴政との出会いで変貌して欲しいし、それ以上に気になるのは、やはり、蒙武。元呂不韋四柱の1人であり、現状、秦国が誇る最強の矛であることに疑念の余地はありませんが、彼の真意は未だに分かりません。そもそも、そんなに嬴政との絡みも無いに等しいので、信用しているのでしょうが、はてさて?

 来週はそんな六将復活に他国の反応はどうなのか?李牧のその後も気になりますし、こういうワンピースで手配書配られて、成長したなとかそれまで出会った人々達の驚くという展開が好きだったので、媧燐様がバミュウにどんな酷い仕打ちをするのやら?

 ようやく、60巻を超え、残る国は5つ。これからの邯鄲は並の闘いではどうにもならない激戦は必至。これに打ち勝つ為に秦国に復活した六将の今後と残る空席は誰が座るのか?李信だろうけど、まだまだ先になりそう。これからのキングダムに注目です。

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 関係ないけど、今週のヤンジャンはゴールデンカムイのタイトル回収とやっちゃったかぐや様と中々、満漢全席ばりのボリュームだったので、ご一読の程、宜しくお願いします。金カムはネタバレツイで知ったのですが、そういうことかと。かぐや様は何か、ヘンな気分です・・・。故に今週のキングダムは霞んだ。

 最後になりましたが、スキとコメント、キングダム同盟お待ちしてます。

 それでは皆様、ご武運を

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