ソードアート・オンラインアリシゼーション22話感想

あの激闘から時は経ち、舞台は現実世界へ。それぞれの思いや闘いの果てにキリトの思いが綴られる今回をざっくりと説明します。

六本木の何処かと思われる場所。大勢のメディアが見つめる中、アリシゼーションプロジェクトのリーダーとなった凛子博士の下に現れたのはアリスでした。

騎士道全開の中二みたいなのが出て来ちゃいましたが、これがアリスだから、仕方ない。

APART

ダイシーカフェに集まるあの闘いに参加していた人達。ちゃんと見ないと分からないけど、スリーピングナイツがいるのはとてもエモいです。その他にもサクヤやユージーン、アリシャのリアルも。なんか、新鮮。ちゃんと普通のも見たいですね。

この時点でアリスには里香、珪子や詩乃達もあっており、めちゃくちゃ仲良くなりつつ、アリスの強さにビビっています。

世界初の真正汎用人工知能であるアリスは剣ではどうにもならない現実の人達と闘うことに。

人間であることを証明しろ頭蓋を開けとマスメディアに対しての発言にアリスも同じ言葉を返すアリスの怒りはごもっとも。マスメディアはそういうことどうでもいいから。

直葉の実況が表情分かりづらいアリスの良い理解者ですね。

人工知能が雇用を損失しかねない。量産のつもりは無いのかという心無い言葉。46%減ると社会問題になっていますが、アリスにはそんな機能も無く、すぐに量産出来るような代物ではないと凛子博士は語ります。人工フラクトライトは同じ人間のように、学習し、記憶を保存し、成長します。同じ人間のように。関係ないけど、エギルのどや顔が笑えた。マスメディアには初めてのことで、驚くのも無理はないけど、分かってくれる人がいるのは有り難いですよね。

人工知能を人権をという問題に。人間が創った物に人と同じ何かを感じるのは余りにも酷。真理を言ってますね。アリスが味方だから、許されるけど、もしも敵ならと信じられないのは当然です。

その中で、アリスは自分が産まれた世界のこと、その世界はもしも、創られた物で、本当の世界って何だろうと、その仮想の世界が真実で、世界の真理を知ったアリスはそれを知っても尚、多くの友、アリスを受け入れてくれる人、そんな自分を思い人キリトについて語るアリスの思いは人と変わりないでしょう。

『何故なら、私は人間だからです。』

その番組をラース六本木支部で見掛ける比嘉君。菊岡さんは死んでしまいました。表向きには。



生きてるけどね。どう見ても、死んでたロ?

どちらにせよ、この計画失敗した時点で、菊岡さんに責を負わされるのは目に見えてたので、死を偽装しましたが、今回のアメリカによる陰謀の裏には防衛省の事務次官まで絡む闇の深い事件に。アメリカも当面は何もしてこないだろうとざまぁ見ろと言わんばかりに見せつける計画成功らしいのですが。

アリスを助けてくれた和人と明日奈さんには頭が上がらない比嘉さん。そんな彼らの目覚めを祈る彼らですが、菊岡さんが何かに気付いて・・・・。

アリスも何かを察し、舞台を後に。

人工知能の暴走による話をする記者さんですが、大体、その手の暴走の話って、人間のエゴが爆発するばかりで、自業自得なことが多い気がしてなりませんよね。ウエストワールドはそういうのを誘発するように仕向けてましたが、それ以外は何度も殺しまくってたので、結局の所、人がどうやって、接するかによると思うんですけどね。

アリスはすぐにラース六本木支部に現れ、和人の手を繋ぎます。アスナさんはまぁ、どうでもいいでしょう。なんたって、ライバルですから。

200年の時から目覚めたキトの眼は達観というか、なんか別の生き物感が。バケモノそのものですよね。その中で、セルカはキリアリの出会った樹の下に眠っていると話し、役目を終えたキリトは比嘉さんに記憶を消すように促します。

そんなキリトに闇を感じながら、APART終わります。

アリスもキリトのことが大好き。アリスがもしも、人間でも人工フラクトライトでも、この気持ちは変わらないですよね。きっと、強い思いで彼を愛したことでしょう。このシーンだけはメインヒロインでしたね。アリスもキリトが居なかったら、あんな無関心そのものの話題性だけのマスメディアの話は聴かなかったでしょうね。そんな彼女を讃えたい。因みにカットされたシーンではアスナさんも同じく目覚めて、共に英語を交えてお話するシーンがあります。本当に未来人みたいよね。200年のアンダーワールド。人間の寿命が150年なんだから、一体、どれだけの時間が彼らをそうしたのか?

BPART

キリトがあの病院から眼を覚ますPARTからSTART。

すぐさま、同様に明日奈さんが和人と少ないいちゃいちゃタイムです。青い薔薇を和人に持ってくる辺り、明日奈さんこそ、もう一人の主人公であり、やっぱ正妻であり、嫁なんだよなぁ。何より、あの髪型かわいすぎんか?本当に明日奈さんの髪型って、自由自在で愛する人の為だから力も入りまくりでしょうね。明日奈さんは寝たきりが短かったので、和人より直ぐに退院しました。

体を触って、チェックする明日奈さんだけの権利ですよね。ご飯食べてるって、オカンかよ。

退院も決まった和人に明日奈さんが快気祝いを儲けることに。本当なら、この回の後あるんですが、勿論カットDEATH!

その中で、和人はアンダーワールドについて、思い出します。調停やイスカーンの殴り合いをする記憶がうやむやになっていきます。

少し哀しげな和人を慰める明日奈さん。

ユージオも喋ります。

和人の思いから裏腹に胡散臭い菊岡さんが現れ、ラースの未来を語ります。きな臭い世界線でラースは大ピンチに。このままだと、アンダーワールド崩壊かも。

何とかしようとする菊岡さん、人生全てと語る嘘くさい本当の目的が見えない菊岡さんですが、和人も同じく頭を下げます。和人が頭下げるのも珍しい。それだけ、皆にとって、アンダーワールドはもう一つの世界そのものになっているんですね。明日奈さんだけは疑心暗鬼な表情でしたが。

一方、比嘉さんは勝手にキリトのフラクトライトをコピーしてしまいます。

複製されたキリトですが、人工フラクトライトは人間がコピーするとそれを受け入れられず、自我が崩壊してしまいます。

しかし、星王となったキリトは崩壊どころか、安定し、星王妃アスナさんと共に今後について語ります。

アスナさんは自分がコピーされたら、削除。キリアス揃ったら、共に生きると。

ここのベッドでのいちゃいちゃして、足や手で艶めかしいシーンはある意味、えっちぃです。これは滾ってしまいますわぁ。

もしも、星王キリトが生き残ったら、アンダーワールドの為に闘うと決意。そして、茅場先輩を呼びだせと要求します。

比嘉さんはこんな非人道的なことをして、バレたらクビ覚悟でやっています。彼にとって、憧れた天才茅場晶彦と星王となったキリトが出会ったらと科学者らしい独善的な判断をします。これが変な方向に行かなきゃいいのですが。

つてを辿って、比嘉さんは星王キリトと共闘します。

久々の桐ヶ谷家に戻る和人さんはもう一人の嫁じゃなくて、最愛の親友ユージオを思い出し、一人号泣します。今まで、和人にとって、ユージオは只一人同世代の男性の親友で心を通じ合えた彼でした。だから、どうして、そこの記憶を消してくれなかったのかと自分を責めてしまいます。

そんな和人を直葉が慰めます。これは出来る妹だわ。この流れで『I will...』は少しズルいですわ。

そんな思い出も支えてくれる人がいるから、和人は強く居きられるんですよね。きっと、あの家で一人だったら、心が保たなかったかもだけど、そんな思い出をとなりで語って、誰かの思いになれるのなら、思い出は永遠なんですよね。ユージオとの思い出を涙ながらに語る和人。それをただ聴く直葉。ここばかりは直葉頑張ったねと褒めたい。だって、串刺しとか触手まがいとか。

そんなビルの夜空を見つめるアリスは何処寂しい表情で見つめます。

そして、和人の家で凛子博士からの電話が。


いよいよ、アンダーワールドとの物語が集結し、現実世界へ。誰もが傷つきながらも、前に進むしかないと覚悟を決めて生きるアリス。それは全て自分を助けてくれた人。それの中心にいたのはキリトがいてくれたから。そんなキリトは傷つき、誰にも言えない闇を背負いながら、哀しい思い出ばかりがフラッシュバック。そんな彼がもう一度、現実を歩き始める物語でしたね。彼を支えてくれる人がこんなにいるから、前に進める。これからももう戻らない彼を思いながらも、キリトの中にユージオは生きていて、きっと、それが彼をまた一人の男として成長させてくれるんだと思いましたね。

個人的にキリアスのちょっとしたいちゃいちゃタイムが最高のご褒美でした!

それでは、今回はこの辺で。


色々、忙しくて、忙しない内容で申し訳ありません。いよいよ、今夜で最終回。前回、一時間と思ってましたが、通常でした。思えば、2018年の10月から始まり、足かけ2年。多くの出会いと別れを繰り返し、彼らが得た物は何だったのか?そんな答えが見えるかもしれない今夜は『ニューワールド』

さぁ、皆でSAO見ようぜ!

それでは、コメントとスキ待ってます。

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