ソードアート・オンラインwar of underworld 第15話感想

いよいよ、クライマックスが近付いている。ソードアート・オンライン。そんなSAOの感想を今までは説明を入れてきましたが、今回はシンプルに全体をまとめて説明します。

ベルクーリの奮戦のお陰で闇の皇帝ベクタは倒された。代償として、ベルクーリと星咬の命は亡くなりました。

遅れて現れたシノン。ALOには慣れていたので、飛行には長けていたものの、間に合うことは無かった。アリスは絶望に浸っています。ようやく、闘いも終わっても尚、多くの兵士、弟子にお父さんまで。

シノンがすぐに現実から来たことを察したアリスはこの闘いも終わり、戦場に戻ろうとします。しかし、シノンは再びベクタが現れることを言って、アリスを再び苦しめることとなります。

ただの茶番じゃないですか?何のために、ベルクーリは命を落としたのか?過酷な現実をアリスは受け入れられません。シノンもここは葛藤しています。自分もゲームで何度も死んでは生き返りを繰り返しているのだから。

それでも、シノンのキリトに対する思い、大好きという素直な言葉がアリスを救います。シノンがきっと、キリトやアスナの前では絶対に言わないであろうセリフには心が鷲掴みにされましたね。彼女も大好きなキリトだから、起ち上がったわけじゃないですよ。友達のため、愛すべき相棒の為、守りたかった全てを守る為に起ち上がったシノンの思いが伝わる名シーンでしたね。

その思いを受け、アリスも果ての祭壇へ向かいます。そして、シノンは再びベクタと相対します。まさか、あの姿で出てくるとは夢にも思わなかっただろうけど。

シーンは代わり、剣闘士ことイスカーンと整合騎士シェータの場面へ。数多く倒れた兵士達。満身創痍で最早、闘う気力すら無い状態。シェータも奮戦しますが、彼女の中に葛藤が。何のために斬り続けてきたのか?何の為に剣を振るってきたのか?あの金剛のように硬い体を斬りたいという気持ちだけが自分を変えていた。

その答えはアドミニストレータがあの時言っていた言葉

『あなたの呪いを解く鍵がある。』

黒百合の剣は遂に折れました。数多くの敵を薙ぎ払ってきた剣は遂に天命を終えます。

その時、全てを悟ったシェータは本当に心がきゅんきゅんしましたね。彼女はこの死線に於いて、何の為に闘うかを理解したシーンは言葉では言い現せないですね。

イスカーンにプロポーズをします。

『斬りたくないものを見つけるために。守りたいものを見つけるために、私は闘い続けてきた。それは、あなた。だからもう、剣は必要ない。』

ようやく、この闘いが終わりに近付いているのに、なんて、報われねぇんだろう。それと同時に二人がめちゃくちゃ推しになりましたね。お互いに闘いでしか、生を見出せなかったふたりが結ばれる。どうして、こんな酷いことに?本当に二人には幸せになって欲しい。

アスナさんとクライン含むALOとGGO勢はいよいよ、終焉が見えてきた。

アインクラッドの頃からアスナさんとクラインの絡みがとても大好きで、完全に年下なのに、弄ばれるクラインが好きなんすよね。彼もキリトにもアスナさんも恩がありますから。これはもう恩返し!

しかし、そんな希望は再び打ち砕かれます。

ラフコフのPoH、韓国勢、中国勢と共に戦況は再びアメリカに立ち戻ります。

まぁ、政治的なことは言いたくないけど、中々、鋭い所を突くよねぇ。

ここは簡単に。

中国勢や韓国勢の元にテストプレイヤーが襲われているというツイートが拡散され、それに流されるようにムーンフェイズこと月生君はログインします。その中で観たのは日本勢による一方的な虐殺だった。

その中でも冷静な態度の月生君。まともな感情を持っている人が居て、良かった。それだけが今回の救いでしたが。

その中で扇動を繰り返すPoHは正に悪魔と呼ぶに相応しく、彼の甲高い声は心意を込めているから、彼以外のプレイヤーの心を固め、思うがままに彼らにぶつけます。

第三者の眼で観ているから、何とでも言えるけど、この世界の韓国にはSAO程のVRMMOがないので、アメリカ同様、フラストレーションと尋常では無いので、これが爆発するには丁度良いタイミングと言わずには要られませんね。

そして、アスナさんは再び力を行使しようとしたその時、血を吐いてしまいます。無理しないでよ!とめっちゃ、ツッコんでしまいましたが、アスナさんの心は本気を限界なんだとアニメながら、怖くなりながらも、三万の韓国勢や中国勢を前にしたクラインとエギルの。

『無理すんなよ、アスナ!こっちにも見せ場くれよ。』

『そうだ!ここは俺たちに任せろ』

は燃えましたね。これがキングダムなら、完全に終わりですね。如何に一騎当千の猛者はいるけれど、これはもうオシマイだよ。その中で闘うメンバーの一人にアイツの姿が。アイツ出てくるのか?

その頃、シノンの前にベクタこと、あの男が現れるなんて。これは次回が楽しみです。

一方、その頃、現実世界のオーシャン・タートルはいよいよ、ガリチビ比嘉君や自衛隊員が動き出した。

ようやく、キリトが救われると思っていたその時、比嘉君と共に行動していた柳井からの急な裏切りが!まぁ、知ってたけども。

本当にエンディングが近付いているのが分かるほど、今回の回は濃密な人間模様や人工知能を超えた彼ら、そんな彼らの意志を何も知らず、踏み散らす現実世界の人々、彼らを利用しようとする人々、彼らの世界を守りたかったキリトの意志の元に立ち向かう人々。

色んな人々の思いを組んでいるのは正にSAOというのはこれを体現しているなと心の底から思える良い内容でしたね。なんだか、最近のこの御時世を考えてしまいますね。色んな人達が解り合える日が来るのかな?

その上、混迷且つ、最早、打つ手の無い最悪な状態が続き、キリトが早く戻ってきてくれることを祈ってます。アスナさんも本当に大好きだから、大好きな娘と愛する彼の三人が早く笑っていられる場面を早く観たいです。

そんなわけで、柳井とサトライザーの今後が気になる次回はもうそろそろですよ!

好きとコメントお待ちしてます!

アスナさん!頑張れ!



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