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今週のキングダムPART68第708話「復讐心の度合い」


 


 今週のキングダムは、李信らしい行動とこれはフラグが立った予感のする回だったと思います。色んな思いが交錯し、物語は進んでいきます。
 詳しく知りたい方は上記のリンクをどうぞ。

信の激怒

 前回までのあらすじ。龍白公が桓騎軍を急襲。大ピンチになるかと思いきや、李信登場。そして、ワンパンで彼を撃破したのでしたとさ。

 そんな所から、スタートし、桓騎軍の皆さんは激おこ。雷土を殺した彼に死より重い罰を与える為、生かそうとしていたからです。この辺りのガヤのウザいこと、この上なさぞ。本当にこいつら、救えねぇわ。
 それは主を失い、悲嘆に暮れる龍白公の部下も同様で、よくもと罵詈雑言を李信に浴びせます。
 

 そんな様子に、我慢の限界を迎えた李信が吠えます。

 「ごちゃごちゃうるせェんだよてめェらは!!」

 その言葉に黙る兵士達は一気に静かになってしまいます。
 
 本当は助けたくも無かった。自分達が偶然、その位置に居たから、助けただけ。好き嫌いで、将軍は務まらないこと。お前らは、無意味に10万の人を傷つけておいて、どの口でものを言うのかと糾弾します。

 その会話を摩論が必要な処置だったとフォローしますが、李信が納得するわけもなく、俺は絶対に許さねェからなとキツイ一言を浴びせます。この場面は、本当に痺れた。ここ最近、李信は我慢のターンが多すぎたからね。貯めに貯めたフラストレーションが限界を迎えたんでしょうね
 何とも、彼らしい一言であり、彼だからこその言葉に流石の桓騎軍の雑兵は言葉は出なかった模様。これぞ、李信の将としての覚悟であり、例え、味方であろうとも、容赦しない真っ直ぐさが、全面に出た回だったと思います。
 
 その後、龍白公の兵に投降を求めますが、勿論、抵抗し、彼等を打ち倒していく李信達、飛信隊。羌礼も、この戦を通して、戦争の複雑さを理解した様子でした。

 その様子を観る桓騎様がようやく、口を開き、やっぱ、あいつが居ないとつまらねぇと一言。
 雷土が居たら、もっと盛り上がったのにと摩論に伝えます。
 此処が何とも、切ないです。桓騎様は何だかんだと部下思いなとこがありますから。その中でも、雷土は特別な部下だったんでしょうね。余計に彼の穴がデカかったことを物語る台詞だったと思います。

 そして、結局、2人は会話しないままで終わりました。如何に李信と桓騎が対極に居て、どう足掻いても、分かり合えないという証明になったと思います。

 一方、虎白公は、龍白公が倒れたことを知り、またしても、生き残った後悔の表情を浮かべます。また生き恥を晒してしまったと思いながらも、思い出すのは、舜水樹の言葉でした

閼与城陥落

 3日掛けて、何とか、閼与城は攻略されましたが、舜水樹達は隠し通路から、脱出を図り、難を逃れます。
 一方の秦国側は、予定の3倍の労力と3倍の時間を賭けた結果となり、いきなり、出鼻を挫かれることとなってしまいます。

 そして、舜水樹達が隠し通路の先に居たのは、他でもない。虎白公でした。
 どうやら、あの言葉が効いたらしく、必ず桓騎を殺す為、醜く生きることを決めた虎白公。その機会は必ず来ると伝える舜水樹
 新たな仲間を加えた彼等が、果たして、今後、どのように、盤上をかき乱すのでしょうか。

 

まとめ

 今回は李信と虎白公の2人にフォーカスされた回でしたが、ペースとしては、趙軍の勝ちなんですよね。これはキツイ。
 亀裂と不穏しかない秦国軍、力を加え、報復姿勢の趙国軍。

 これはもう、桓騎様を殺すのは、虎白公しか、居ないんじゃ・・・。

 そもそも、李信や羌瘣抜きの飛信隊では、彼に相対するのは、無理ですよね。
 それに、先週まで、死のうと思ってたのに、それ程、今の無謀な闘いに、龍白公を巻きこんでしまい、彼を殺したのは、自分という自責の念に駆られたと考えるのが、妥当でしょうね。

 ようやく、憎しみに暮れていた彼が、復讐という悲願を叶える為、舜水樹と手を組み、いよいよ、本気で桓騎様含む秦を攻めると思うと余計に、厄介この上ないことになりそうですね。

 それ以前に、龍白公と虎白公の力がどれだけ、強かったか。その所為で、秦が受けた被害を考えるとこれは本当に不安材料としか言えませんね。
 果たして、この結果が、どう今後の戦局に繋がるのか、乞うご期待ですね。
 舜水樹も食えない男ですよね。彼の言動が、今回の勝敗を分けたと思いますし、流石、李牧の配下だけあって、彼が今後のキーマンになるのは、間違いないですね。これから、どんな罠を仕掛けて来るのか・・・。

 今回は何と言っても、李信に尽きます。彼の成長と将軍としての覚悟が、全面に現れていた回だったと思います。キングダムキャラ一通りに言えるガチギレした瞳が好きなので、如何に彼の怒りが演出されていたかが、伝わる回だったと思いますし、こういう本音を言える彼には敬意しかないです。

 皆、怖くて、本音なんて言えない。言ったら、殺されてしまうかもしれない。そんな本音をぶつけても、尚、挫けず、前を向く李信の凄みと責任のある言葉となりました。
 これからも、李信には、頑張って欲しいし、闇に負けないように、成長して欲しいです。

 次回はコミックス編集の為のお休みらしいのですが、予想を立てておきますかね。
 ・次回は次の城に行ってそう。今回の戦で、改めて、今までの趙軍ではなことは明白なので、早い進行速度じゃないと後手後手になってしまいそうだから、王翦が進む道を選ぶと思う。
 ・想像以上に、王翦軍のダメージが大きい可能性があるので、もしかしたら、離脱するのでは?流石に、それは無いと思いますが、受けたダメージが甚大なので、次回も手玉に取られそうな予感。
 ・そろそろ、桓騎のもう1人の被害者こと、紀彗が出て来そう。というか、出て来て欲しい。憎しみをぶつけるには、持ってこいだから。
 ・まだ謎の新キャラは出て来ないかな?あの人達はまだ出て来なくていいと思う。もう少し焦らして貰えると助かります。
 ・そろそろ、蒙恬大活躍の予感?守りに強い彼が、何とかしてくれると助かります。
 
 こんなカンジでしょうかね。ともかく、次回は休載ですので、乞うご期待です。この考察は僕のほぼ妄想なので、当たったら、嬉しいし、ハズレたら、そんなもんかという感じで宜しくお願いします。皆さんの考察もお待ちしてますので、宜しくお願いします。

最後に

https://www.youtube.com/channel/UCSWDyf3cufHgdRjDJVTJu4w

 遂にキングダム4期のPVが公開されましたね。今回のアニメで描かれるのは、王弟謀反編、著雍編、嬴政加冠編の3編が描かれます。
 
原先生曰く、前編が終了し、嬴政最大の見せ場が展開されます。
 秦国に内乱の予感。3期で活躍出来なかったあのキャラが、大奮闘したり、長きに渡った呂不韋との闘いに決着する物語が展開します。

 3期も感動や興奮の名場面が沢山ありましたが、4期も感動や、興奮する名場面が多数ありますので、どうか、4月まで、お待ちくださいませ。

 アニメも映画も、益々、動きが見逃せないキングダムyearとなるであろう今年も宜しくお願いします。

 最後まで、読んでくれた方はスキとコメントお待ちしてます。

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 目指せ、天下の大将軍!!!

 それでは、皆々様、御武運を!!!


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