見出し画像

現実逃避的憧れと現実

やばすぎて草。治安ゼロかよ。

メンクリまで時間があったのと、通院2回目で場所がちゃんと分からなかったのとで歌舞伎町一丁目、突き詰めて言うといわゆるトー横を突っ切ってみることに。路上で寝てる人達ほんとにおるやん……って言うのがファーストインパクト。
さらにセカンドインパクト。Googleマップを見ながらウロウロさ迷ってる自分に通算何人が声かけてきたか分からん。
多分2桁はいってないはずだけど、口上は違えど皆が一様にヤらせろと言ってきているのが分かって凄くうんざりした。
ただでさえ満たされない心がよりすり減っていくのを感じる。

一瞬だけ休憩がてらシネマの脇道で休憩していたら、あのアンダーでキッズな界隈の人に声がけされてお邪魔したりしてみたけど、あれだけ人の数がいるのに、お酒も貰ったのに気持ちになんの誤魔化しも効かなくて、ただただ悲しくて、また今度遊ぼうねって見せかけの約束だけ交わした。
僕があの街に先入観が無ければ、外見だけじゃなく中身も本当に子供だったら、無邪気にあの場を楽しめたのか?

結局ふわふわした頭と重い足取りで帰宅。
しばらくは行きたくないなと思った。
でもきっとあの場所が拠り所で最後の砦みたいに思ってる人たちもいるんだろうな。

と、ここまでが5月最初、自分が歌舞伎町一丁目の現実を間の間あたりにした嘘偽りない素直な感情と感想だった訳です。
なのにそれから1週間もしないうちにそのアンダーグラウンドの街に沼っていく。金銭のために。
ちな、今8月現在はもうそういうアングラなことはやってない。トー横も歌舞伎町もたまに通るけど、メンクリやお気に入りのカラオケに行くためにはそこを通るのが一番近道なだけであって、あの場所が目的地では無い。
でも大久保公園やトー横に立ってる、自分と似た服装の子達を見るととてつもなく複雑な気持ちになる。

大久保公園、有名ですよね。
あれ、立ってる女の子たちより待機してる男の方が圧倒的に多いわけで、その絵面が酷く滑稽で、でもその男達がいなければ彼女らが下手すると明日の生活にも困る事態になってしまう可能性があるのも事実で。
一重に脳死で何でもかんでも取り上げれば解決する訳ではないよなぁ。というようなことを思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?