借りた本の話

ようやく近所の図書館が使えるようになった。図書館内での閲覧や勉強はできない。しかし自分で本棚から必要そうなもの・面白そうなものを選んで、ぺらぺらめくって内容を見て、借りてみる…ということが出来るようになったのは非常に大きい。

せっかく買った本の記録を付けているのだから、借りた本も記録するのもよいのではないかと思ったので、書いてみる。

『鬼談百景』

メディアファクトリー、小野不由美/著

99話の怖い話の短編集。

前回の『昨日買った本(6/7)』で読みたかった買いたかったやつ。文庫版ではなくてハードカバー。文庫版は借りられていた。途中まで文庫版を読んでいたのもあり、途中の話からゆっくり読もう…と思っていたら案の定最後まで読んでしまった。

「百景」とあるが、収録されているのは99話。「百本の怪談と百本の蝋燭を用意して、一話語って一本消す。百本目に『何か』が起きる(ので百話めを語ってはいけない)」百物語の文脈に則っているのは言うまでもない。

が、なんと先日映画をみた『残穢』が百話目である。

なんてことをするんだ。

『ギリシア神話』

中央公論新社、西村賀子/著

3月くらいからずっと読みたかった調べたかったギリシア神話。FGO5章、良かったですね…。解説ではなくて「そのもの」を読みたかったので、それっぽかったこちらの本を借りてみた。

ところでこの本は「宗教」のところにあった。確かに宗教…宗教…?宗教と神話と信仰、実はそれぞれの定義と違いがよく分かっていない。しっかり調べて体系的な記録を行いたい。

『古代社会』(上・下)

岩波書店、L.H.モルガン/著、青山道夫/訳

課題で必要だったので。人類の進歩はすべての民族・部族に共通して同じ道筋であり、「野蛮」「未開」「文明」と進むとのこと。現在では否定されているが、しかしその研究の手法(理論家や現地調査)は現在の人類学にとって重要なものである、とのこと(解説より)。もちろん原著が1877年の出版だということを忘れてはいけない。WW1どころか日露戦争もまだだしなんなら西南戦争の時期である。

面白そうなので、きちんと読みたいと思ってはいるものの…。

まとめ

どんな本を読んだか、は個人的には記録をずっとつけたいものである。その本を読んで何を思ったか、とか…。最近はなんとか何か書くことに気持ちが向いてきた気がするが、しかしなかなか難しい。

読んだ本の内容、感想とまでは言わないので、せめて何を読んだか、借りたか、買ったか、くらいは記録する癖をつけたい。とおもった。

おわり。

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