稚内クネクネ#12~利尻島・姫沼とつながっている?龍神沼(坂ノ下神社)|稚内市

オロロンラインを北上していくとノシャップ岬へと続く道道254号線との分岐点がある。

分岐点から稚内市街地へと向かい、そのままオロロンラインを走っていると、右手に白い鳥居が見えてくる。看板には「坂ノ下神社」と書かれている。

この鳥居の背後の丘の上に小沼があり、沼のほとりに祠があり竜神を祭ってある。

この祠は1863年(文久3年)、後年、大漁業家となる中島要之助が天塩から来て、坂ノ下で初めて漁場を開いた時、山頂の小沼のほとりに大漁を祈願して小祠を建て竜神を祀ったのだといわれ、この沼は以来、【龍神沼】と呼ばれている。

いつこころからか、材木屋が附近から切り出した木材を竜神沼に入れておいた。数日後に行ってみると木材は一本もなく、どこかへ消え失せてしまった。ところが、利尻富士の麓の姫沼に木材がたくさん浮かんでいた。

竜神沼の底は利尻の姫沼まで続いているという話はそれから広まった。

This is an iconic sightseeing location surrounded by peaceful primeval forests. On still days, Mt.Rishiri can be seen reflected in the water.

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