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ジョン・ヒロボルタの弟子 みやまるボルタの記録2

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ジョン・ヒロボルタの1番弟子、みやまるボルタの記録
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2015年5月の記事一覧

【みやまる】たけし映画、ばんざい!2回目だコノヤロー

ー『アウトレイジ』2作とファンタジーー

 例えば『あまちゃん』が流行った時の「じぇじぇじぇなんて本物の岩手の人は言わない」とか『半沢直樹』の時にも「あんな銀行員本当に居ない」というような話はいつでも上がる。なんとなくこういう話にいつもモヤ~っとしたものを覚えるのは「だから今流行ってるアレは大したこと無いんですワ」というネガティブな場合が多いから。フィクションなんだから実際がどうこうだなんて関係な

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【みやまる】のほ本!9冊目- ねたあとに-

   みやまるは遊ぶのが大好きである。「遊ぶ」と言っても「オネエチャンをはべらせて」とかそういんじゃなくて本当の遊び。ダジャレとか山手線ゲームとか。

 大人になって思うのは「遊び」のレベルが上がっていること。子供のころ苦戦していたしりとりの「る」も「ルワンダ」「ルーマニア」「ルクセンブルク」とかポンと出せるようになった。そしてせっかくレベルがなかなか生かせない。しりとりなんてしてるほど大人はヒマ

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【みやまる】Wikipediaの「おまかせ表示」機能で日記を書くぜ!

 みなさんWikipedia好きですか~?もう「アレなしでは生きていけない」って人も多いのでは。でもWiki大先生の「おまかせ表示」機能はあんまり知られてないんですよね~。

 クリックすると次々にランダムに記事を出してくれます。自分じゃ絶対調べないこともガンガン出てきて面白い!暇つぶしによく連打してます。今日は「1文に1個『おまかせ表示』で出した単語(記事のタイトル)を入れて」日記を書くぜ!

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【みやまる】映画のほ本。

師匠が最近立て続けに映画本の話をしてるの読んで俺もしたくなった!というわけで今日は「のほ本」の特別編。のほほんと読める映画本を紹介しますよ。師匠ほどじゃないけど映画も映画本も大好きなんじゃあ!

ミズシネマ/みずしな孝之

全3巻。「いとしのムーコ」「ササキ様に願いを」のみずしな先生が映画について評論という感じではなく、映画の楽しさに重点を置いて描いた映画エッセイ漫画。「別に映画なら好き嫌いな

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【みやまる】通ぶれる野球バナシ 36球目

ー漢!ハマの番長ー

 野球にそこまで詳しくない人は「番長」と聞くとやはり清原和博の印象が強いかもしれない。横浜にはもう一人、球界を代表する番長がいる。

 エルビス・プレスリーへの憧れでこの髪形にしたのは三浦大輔。清原と区別するため「ハマの番長」と呼ばれることも多い。DeNAの前々身である横浜大洋に92年から一度も移籍せず所属。3回のチーム名の変遷を見届けてきたミスターベイスターズとも言うべき大

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【みやまる】通ぶれる野球バナシ 35球目

ーグッバイ、ジャパンー

先週このコーナーで「かっこいい引退の言葉」を紹介したが今日はその逆。外国人選手の「こんなのアリ?という退団の言葉」。病気の息子のために帰国した阪神、ランディ・バースや大リーグの新球団(フロリダ・マーリンズ。現在イチロー所属のマイアミ球団前身)に参加するため日本を離れた西武オレステス・デストラーデといった伝説のホームラン王達とは対照的な男たちだ。

阪神に97年所属

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【みやまる】電車映画のようなもの その23 -あげまん-

親世代は「伊丹監督の奥さん」、俺は世代には「『あまちゃん』の夏ばっば」というイメージの強い宮本信子演じる芸者・ナヨコが一緒になった男がガンガン出世する映画。タイトルはその芸者の世界で、そうした男の強運を引き寄せる女性を指す。

大好きな映画にハッキリと「スーパーの男(バイトしてるだけだけど)」であるみやまるは言うぞ!

そんなウマイ話があるかっ!###

映画とはマッタク罪作りである!女のお陰

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【みやまる】たけし映画、ばんざい!1回目だコノヤロー

ー『その男、凶暴につき』と暴力ー

 テレビで見るビートたけしは大変な照れ屋だ。「オマンタ」とかくだらない下ネタやギャグを言ってはエヘヘと照れっ照れ。「いたずら小僧」という感じである。そんなおごらず飾らない殿の「♪無垢な心に また惚れて♪」しまうたけし信仰者を挙げれば限りない。俺だってその一人。

 そんな彼と対照的な『その男、凶暴につき』。暴力警官・我妻は執拗に犯人を、時には少年や同僚が相手でも

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【みやまる】のほ本!8冊目-爆笑問題の日本原論-

相方:今日の「のほ本」は『爆笑問題の日本原論』。いまからちょうど20年前の時事ネタを爆笑問題の2人がどんどん漫才にしていくんだよな。

自分:巻末の解説の小林信彦さんも書いてるけどのテレビと違って制約が少ないせいか2人の「毒」が存分に生きてるよね。

相方:ちなみに一回目のニュースは「細川首相辞任」。最後まで「護熙」の「熙」って字が書けないっていうボケで終わるやつで……。

自分:俺は当時「熙」ど

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【みやまる】こどもの日だョ!お悩み解決スペシャル。

Q.昔から読者の投書などを受け付けて回答する形式のコーナーが好き(正面から解決するのも、ギャグで解決するのも)で一度やってみたいなと思っていたのですが、そもそも俺に悩みを打ち明ける人がほとんどいません。どうしたら出来ますか?

A.「悩みがない」というお悩みですね。確かに悩みありきのコーナーなので題材がないと書けません。でもやってみたいというのであれば自分の悩みをさも他人が書いたかのように紹介し、

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【みやまる】半年アニバーサリー!・・・・のはずが

 この日記を書き始めて今日で半年。こんなに続くとは思いませんでした!(特に「電車映画のようなもの」)。これも読者の皆さんとフェスに来てくれるお客さんあってのことです。このページのフォロワー数が日に日に増えるのがとても嬉しい半年でした。次の半年もこれまで以上に面白いことが書けるように続けたいと思います。「弟子になって」半年の時はちょうど「鬼」の前後ということもあってこういう風に挨拶できなかったのでそ

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【みやまる】通ぶれる野球バナシ 34球目

ー引退の言葉ベスト3ー

 勝負事の常ではあるが、永遠にグラウンドに立てる野球選手、いやスポーツ選手は一人もいない。だからこそ山本昌やキングカズ、レジェンド葛西紀明はすごいのである。そして去り際の引退試合や記者会見での名言は多い。今日はみやまるの選ぶかっこいい引退の言葉ベスト3をチョイスしてみました。

 第3位:「もっといい選手になれましたね」

 ゴジラ松井秀喜の引退会見での言葉。謙虚な彼の人

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【みやまる】通ぶれる野球バナシ 33球目

ー新庄のメリークリスマスー

 二週ぶりの「通野球」は長嶋茂雄と並ぶエンターテイナーを紹介。

SHINJO! 日米両国で野球を楽しみつくした稀代の外野手の豪快な逸話を紹介。

 

 敬遠の球を打つ!

 99年阪神のホーム甲子園で迎えた迎えた巨人戦。12回の裏までもつれ込んだこの試合に幕を下ろしたのは新庄の意外な一振りだった。マウンド上の巨人槙原は新庄との対決を避けるべく敬遠。しかし新庄は・・

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【みやまる】電車映画のようなもの その22-ライク・サムワン・イン・ラブ-

 イランの巨匠アッバス・キアロスタミが東京を舞台に撮った作品の主人公は84歳の老教授。奥野匡演じる渡部タカシは年甲斐もなくコールガールの明子(高梨臨)を自宅に招く。「教鵡」という絵画を軸に二人の会話は盛り上がりを見せる。翌朝明子を彼女の通う大学に送り届けるとそこには彼氏のノリアキ(加瀬亮)が。タカシは明子の偽の祖父を演じはじめる。

 海外の監督が撮影したということはそれほど気にはならない。ただ明

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