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Godot1Weekに参加した感想

どうもマカロンです。
今回は先日、1回目のイベントが行われた #Godot1weekに参加したので
その感想をつらつらと書いていきます。

ちなみに僕自身、Godotは軽く触った程度で
Godot自体もGDScriptの知識もほぼない状態での参加となりました。

それでは早速いきましょう〜



イベントの感想

Godot1week

イベント自体は基本unity1weekと同じルールで
お題に沿ってゲームを作っていく形式となっています。

異なる点としては
・お題がより具体的だったこと
・評価期間が存在しないこと

この辺りかなと感じました。



○お題は「避ける」

「さける」ではなく「避ける」と言葉の用途が指定されていた事で
ゲームの幅は狭まる分、完成がイメージしやすくエンジン自体を
初めて触る人も多かったため、制作のハードルが下がって
良いお題だなと感じました。



○評価期間が存在しない

期間がというよりも機能が存在しないという形で代わりに
どのくらいのユーザーがプレイしてくれたか
合計プレイ回数のカウントが表示されています。

コメント機能も搭載されていますが、やはり評価システムは
欲しいなと思いました。今後のサイトの発展に期待です。

ただお題と同じ理由で今回はエンジン自体を初めて触る人も多かったので

遊んでもらうことがゴールではなく完成させることがゴール

というのは、ある意味よかったのかも〜とも感じました。



○全体の感想

Unity騒動で話題とはなったものの、「まぁでもUnity使うよね」って人の方が多数派で、しばらくしてから開催された本イベントにどのくらいの人が
参加するのかなと思っていたのですが、合計の参加者が50人前後くらい居て
みんなでワイワイ楽しめるイベントになってて参加者でしかない
僕も嬉しい気持ちになりました(^^)

第1回目ということもあってunity1weekみたいな
1週間でこんなバケモノ作品生まれんの!?」みたいなことはなく
みんなで「こんなんできました発表会」してる気持ちでよりラフに
楽しめました。




Godotでのゲーム制作感想

Godotの画面


unityを初めて触れた時を思い出しました。
いわゆる機能がどこにあるのかも何もわからん状態。
やりたいことはわかっているのにそれをどこのボタンで
やれば良いのかがわからない。

ゲーム開発者になりたての頃を思い出して懐かしい気持ちになりました。



○Unityと比べてどうか

まぁもうUnityに慣れすぎたせいで最初は
Unityならここはこう出来るのになぁ」の連続でした。

しかし慣れてくるとGodotにしかない良い部分が見えてきました。

・ノードごとに画面イメージとScriptが切り替えられるようになっていて
    わかりやすい
・ノードを繋げていく方式なので繋がりがわかりやすい
・多言語対応(落とし穴あり。別途解説)

良い部分


Unityが視覚的にわかりやすいエンジン
だとすると
Godotは仕組み的にわかりやすいエンジンって印象でした。

Unityは仕組みすら知らなくてもある程度は動かせる
Godotは仕組みを理解すると途端にわかりやすくなる

印象


○C#がいいかGDScriptで組むか

Unityを使用している身からすると、C#の方が馴染みがあり
使いやすいことは間違いない…と思いきや色々加味すると
GDScriptの方がいいかもと思えてきます。



-C#の落とし穴その1
まずGodotをサイトからインストールしてくる際に
通常のGodotとGodot monoという2種類のタイプが存在しています。
ここでmonoの方を選ばないとそもそもC#でコードが組めません。

-C#の落とし穴その2
Godotのエンジン標準搭載のScriptの機能でGDScriptであれば
事足りますが、C#の場合は外部連携(Visual studio)などと
連携しないと使い物になりません。
(クラスが持っている関数などを予測表示してくれないの結構辛いです)

-C#の落とし穴その3
これが最大の落とし穴で
なんとGodot4(2023/11時点での最新バージョン)では

C#で組んだ場合、HTML5出力ができません。

…ファ!?

そんなん知らんがな…
このせいで僕は全てのコードをC#→GDScriptに置き換えました。


と、まぁこんな形で何かとGDScriptで組んだ方が楽でいいです。
言語自体もPythonに非常に似ているので、GDScriptで組んでるだけで
Pythonの勉強もできていると思えば一石二鳥…なはず


開発で役に立ったツール

最後に開発中に役に立ったツールを軽く紹介して
終わりたいと思います。

Godot最大の問題点は知見記事の少なさです。
これが初心者参入の壁を大きくあげています。

さらに多言語対応が足かせとなり、記事によって
同じGodotの内容にも関わらず、書き方がバラバラです。

ここで登場するのが天下のChatGPTさんです。



○天下のChatGPTさん

この子にコードの変換ややり方を尋ねればなんでも答えてくれるので
大抵のコードは書けるし、C#で書いたものも一瞬でGDScriptに直せます。

そこからChatGPTで生成したコードの一部からエラーが発生しても
その部分を直すだけでゲームが動いてとっても楽ちんです。

僕は今回全てのコードをC#→GDScriptに直す必要があったので
かなり助けられましたし、知見をたくさん得られました。




最後に

猫が魚集めるゲーム作ったのでよかったら遊んでいただけると嬉しいです。
一回1分で遊べます。ハイスコアも保存されます。

やり方さえわかれば、次作る時はランキング機能入れたいです。

ではまた!!!

ゲームを作るにはやはりお金がないとできることが限られてしまいます。なのでよろしければどうか支援してくださるとうれしいです