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ダブり

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みなさんは、「ダブり」ってご存知ですか? そう留年の事です。 この物語は留年した1人の男が進級する為のお話。それだけじゃ物足りないでしょ!! だから、笑いあり、恋も、ついでにトラ…
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ダブり〜新学期〜

キーンコーンカーンコーン♪           キーンコーンカーンコーン♪ 何かの始まり…

ダブり〜1限目〜A

なんてたって俺は3回目の1年生。 だから段取りはバッチリだ。 体育館の場所や音楽室に食堂の…

ダブり〜1限目〜B

俺たち2人は駅に着き 財布を改札にかざしてエスカレーターを 上がるとホームに人集りができて…

ダブり〜1限目〜C

電車の中で俺はスマホにたまっていた 未読メッセージを確認して返事をしていた。 すると、副…

ダブり〜1限目〜E

エトウの家からの帰り道俺は考えた。 ひきこもりの事を。 いや、 ひきこもる奴の事を。 今ま…

ダブり〜1限目〜F

俺はルートへ向かった。 とある雑居ビルに着くと、1階にはバイクや 自転車が置いてあり、10人…

ダブり〜1限目〜G

次の日、学校へ向かう途中に 「会長、おはよう」 「昨日はどうだった?メール待ってたのにっ」 と副会長が声をかけてきた。 俺は、昨日のルートでの話をした。 「ホント!?じゃーエトウくんの事            何かわかりそうだね?」 と副会長が言った。 そんな話をしながら学校へ行った。 いつの間にか会長と呼ばれるのにも何とも 思わなくなっていた。 学校と言うのは、不思議なもんで毎日行くと それなりに楽しいもんだ。 ただ、授業だけは何度うけても退屈だ。 でも、さすがに3

ダブり〜1限目〜H

今まで長く感じた6時間目までが短く感じる。 放課後、俺はルートへ行く事にした。 「会長、…

ダブり〜1限目〜L

スタジオへ着くと、タケツさんにエトウの 親父さんの事を話した。 すると、タケツさんは 「そ…

ダブり〜1限目〜N

次の日、学校へ行くと教室にはエトウの姿はなかった。ホームルームが終わり、1限目が終わり、 …

ダブり〜2限目〜F

屋上へ着くとマミさんはポケットの中のタバコの 箱を取り出して 「ちっ、タバコ切らした。最悪…

ダブり〜2限目〜G

それから数日経った頃。 俺たちは次のライブにむけて曲を作っていた。 サワナカの体調も順調…

ダブり〜2限目〜H

数日経った頃。 つい数日前にあんな事があったとは思えない 日々だ。 サワナカの容態も順調…