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『唐(カラショウビン)翡翠』

新たな傷をつける不眠不休の唐(ショウビン)翡翠右故に瑪瑙の血小板に刻む(hug and --)そしてautomaticに

automaticに彼としてのお前は均されていく鳥の機構・自滅のテーゼ antimony

(ショウビン)翡翠、細く短い煙草の切先「で」お前を抱こう『--して』いるのだから羽根の一枚一枚を時間をかけ鞣していく胸骨の運動に震え斑紋の星に解ける私とお前を見だから祭礼の仕舞いで典雅な瓦斯体として「我」を奉納するお前はお前でなく私でなく彼でなく又彼でもあった時の記録を幣束に舞い納めたのだろう、と、白地に染め抜く眼球の黒色彗星に解け埋葬される嘴の記録 film 割れ落ちる昨日の竜胆に覗いた玻璃の結晶の切先「で」、抱こう

剥離するお前の裏側で鉄の味がした其の血が赤かったのか青かったのかいずれにせよ国境の街迄運ばれパレードの山車に丸ごと放り込まれた私とお前は解けて消えていくangel hair で透けていく季節として「なれ」の果て誰の際其の間がユクリナク宇宙から解題され重力圏に引かれ地上に到達する時刻を全ての時間帯で予測するおはようも言わずに、(ショウビン)翡翠

明くる朝傷を期待と悔恨に塗れ数えてだらだらとした週末の軌跡に載せる(hug and --)
そして full name の彼としてお前は均されていく鳥の機構・自滅のテーゼ

お前を抱こう、切先「で

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