【無敵の三角形】
あと1品買ってもらうための
ショップづくりの専門家
田島恭子です。
今日はディスプレイをするとときの「三角形」の魅力についてお話します。
お客様に買ってもらいたい商品を
より魅力的に見せて、
お買い物を楽しんでいただくための考え方を
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)
といいます。
三角形は「上品」で「美しい」
VMDの手法の中で、実は三角形にすることが
誰でも簡単に美しいディスプレイができる
魔法のテクニックなんです!
やり方は簡単。
何かを並べるときは
「三角形」を意識すると
キレイに見えるということ。
例えば、マネキンを並べるときに
前から見ても、真上から見ても
三角形になるように並べてみましょう。
そうすると、正面から見た目のバランスも良く
奥行きも出てくるのです。
なぜ、三角形がいいのか?
では、なぜ三角形が良いのでしょうか?
私もテクニックとしては知っていましたが
なぜ?というところまでは掘り下げていませんでした。
しかし、こういう感性に基づいた指数を
数値化しようとする人が世の中にはいるんですね~
とても面白い実験データを見つけました。
↓↓↓これです!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjske2001/2/1/2_1_27/_pdf
金沢工業大学さんが2002年に出した
「商品モデルとしての三角形の感性評価
デザインにおける印象の測定」
という論文。
ざっと読んだところ、三角形がどんな印象かを12名の学生を使って評価してもらうというものです。
そこで出てきたのは、底辺からの左右の角度が
60°、65°くらいの
要は正三角形に近い三角形を
「美しい」
「好きな」
「上品な」
「親しみ易い」
「魅力的な」
形として評価しているのです。
何気なく見ている世の中の三角形は
私たちにそういったイメージを
与えてくれているんですね。
じゃあ具体的にどうするの?
理屈はわかったけど、
じゃあ実際にどうすればいいの?
そうですよね。
ショップの中の〝どこで″
この三角形を使うのか。
おすすめは、一番目立つ場所の
ディスプレイ!例えばマネキンを使ってこんな感じ。
↑↑↑これを真上から見ると(実際は見ないけど!)↓↓↓
こういう配置になっているのがわかりますか?
そして、小さなモノをたくさん並べた中から
ピックアップしてこんな感じで
小さなディスプレイを作るときなどにおすすめです。
このように下に並んでいるものをピックアップして
小さなディスプレイを作ることを
PP(ポイントオブセールスプレゼンテーション)
といいます。
そのまま直訳して覚えるといいのですが
〝売りの提案をポイントで見せる″
という意味合いです。
この手法のテクニックについては、
また別の機会にお伝えしていきますが
こんなイメージの場所だよ!
というところだけ
図を見てイメージしてみてくださいね。
これを知っておくと、
玄関のディスプレイで小物を置くときなどにも
役立ちますよ!
巷のウィンドウディスプレイにも
たくさんの三角形が使われているので
街に出たときに確認してみてくださいね。
それでは!
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