【エッセイ】書くのが怖い、間違えたくないから
下手の横好きって言葉には、一種の謙遜も見え隠れするものの、私の文章はある意味では面白いだとか興味深いだとかは思ってもらえるけれど、知識を得たとかいったものが見えないのでそこまで上手くはないんだと思います。
自分で自分のことを正しく評価することはとても難しい。
ましてや文章のうまい・へたは見る人によっても異なるから余計に。
書いては消し、書いては消し、やっと出来上がったと思ってさらに上から下まで読んでも納得がいかず、また書いてしまいます。
伝えたいこと、届けたいことがある内は、そういう作業が続くんでしょうね。
たまに誤字脱字を見つけて落ち込むこともあったり、捉えようによってはマイナスに見える言葉を並べてしまったり、文字通り悪戦苦闘してるのがライターや作家の仕事だと思います。
書くのが怖い、間違えたくないからってタイトル通り(やっと本題)、間違えたくない。
どんな間違えかというと、物事を自分のものさしで断定的に決め付けてしまう間違いが、一番怖いんです。
消したらいいとは思うけど、一度放った言葉は拡散されて悪意によって歪められてしまう気がしてて、それが本当に怖い。
文章というのは読み手があってはじめて成り立つもの、と言ったのは誰だったか。
今日も、繊細な人たちを傷つけないように、萎縮させたり悲しませたり劣等感をいだかせたりしないように、言葉をつむいでいきたい。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
よろしければサポートいただけますと幸いです。 元気になって記事もたくさん書けるかもしれません◎