高校生のころ。

もちぷよとマウントレーニア。この2つは私の高校生活を代表する飲食物。いわば、青春の味です。

私は高校生のころ『可愛い』という概念にこだわり、縛られていました。他人が思う可愛いと自分が思う可愛いが全然違うようにも見えましたし、自分だけの特別な可愛いを表現したいとも思っていました。簡潔に言うと他人と違うことが可愛い。個性的でミステリアスであることが可愛いと思っていました。

そんなある日の朝、通学途中にローソンで『もちぷよ』という小さい丸いお菓子を見つけました。これはこれは可愛いもちぷよだなぁと手に取りましたが、その時間が良くなかったのです。それとは早朝、学校に到着する前に出会ってしまいました。

持ち帰るのか持ち帰らないのか。手に取ったのに、いったん置いてもちぷよの前で立ち尽くし悩みました。けれど、そんなことを考える前から答えは決まっていました。
悩んだ時間は約3秒つべこべ言わずに買いました。

買ったはいいものの、通学途中に買ったためこれは歩いて食べるのはお行儀の観点からして良くないし、可愛くないので教室に着いて
から食べることにしました。
そうです、そうしてここから私のもちぷよ生活が始まるのです。

教室に着いて友達におはようと言った後に、もちぷよを取り出すのは最初は気が引けましたが、一度すればなんのその。もうあとからは気になりませんでした。そのときの私は人と違うことが可愛いと思っていたので、朝に教室でもちぷよを食べている自分はミステリアスで可愛いと思ってしまいました。
(今思うとイタいです。頭が、、。)

連日食べているときもありましたが、少し落ちついた時もあり頻度はさまざまでしたがそれから私は、もちぷよキャラとして華々しい高校生活を過ごしました。

ええ、ここまでもちぷよの話をしてきましたがもう一つの私の青春の味、マウントレーニアもにたような理由です。

ざっくり言うとあれです。リプトンの紙パックのミルクティーを飲むのが学生に流行った。みたいな感じのことです。

私の高校内の自販機に他のコーヒーより何十円か高いマウントレーニアのコーヒーが置いてありました。その当時はアルバイトもほぼしていなく、少ないお小遣いのみでしたが私は可愛いを追い求める女子高生。
財布を握りしめ歯を食いしばりながら、少し背の高いマウントレーニアを買っていました。それを片手に持ちながら友達と教室に戻る昼休みを何回過ごしたことか、、、。
それもまた思い出。



今回は、今思うとイタいなと自分では思ったりするけれど楽しかった。そんな当時を思い出しながら書きました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。感想等もありましたらお気軽に送ってください。
このnoteには週一回は投稿しようと思っているので気になった方は是非、次回も読んでいただけると幸いです。


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