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最近の若い者はーだから年寄りは

最近は本当に世の中変わったなと思う。この感覚が、「さいきんのわかいものは」なんでしょうか。

自分が嫌だと思う事は、絶対にやらない。
上司から、命令だと言われても従わない。
一方で、社会貢献活動などには積極的。

納得感に使う物差しが、きっと違うのでしょう。

うん、私には理解は出来ても納得出来ないかな…。
既に彼らの抵抗勢力となっているのかもしれない。

価値観の世代間ギャップ。

でもね、きっと今の20代の人達も、20年後同じように感じるのでしょう。なので、彼らに伝えています。

今、君たちから5、6年下の世代の子達を見て、彼らの感覚について行けているか?
もし、何考えているかわからないとしたら、将来間違いなく頭が硬い、若者の話に聞く耳を持たないおっさんや、おばさんになるぞ。

今のうちから、上の世代や下の世代の話す事をよく聞いて、耳の痛い話や、自分からみてレベル低いなって言うような話も真剣に聞くようにしなさい。誰からでも学ぶという姿勢を作って行きなさいと。

情報の傾斜が、年数や経験に比例していた時代は、年長者は先人というだけで、ある意味君臨できた。

私も、自分を早く組織に馴染ませ、少しでも先輩や年配者に近づきたい、と真剣に考えました。
そこで得た知識、技能、そしてしきたりを、下の世代に伝えて行く事が役割だと思っていました。

ところが、今では情報の傾斜が、学習や体験を取り入れた量により決まります。そして、それは自分で得る事ができる。更に、過去の延長に未来が無い時代になり、年数や経験は邪魔になってしまう事がある。
次の世界に行けず、むしろ取り残されてしまう。

私が若手の頃に聞いていた「最近の若い者は」は、年配者がやっている事を、若手が上手く出来ないのを見て言われる感じでした。まだ出来ないのか?遊んでばかりだからダメなんだ、最近の…。
「だから年寄りは」は、なんだよ年長者ってだけで偉そうに好き勝手言いやがって。だから…は嫌いなんだよ。

今は違います。

最近の若い者は、何考えているかわからない。
なんで変わらないんだよ、だから年寄りは。

そうはいっても、年配者が権力を握り組織の舵取りをしている所は多いでしょう。このまま、ギャップがある状態では、総合力なんて発揮できません。

最近の若い人は、何をどのように考えているのだろう。
なんで変われないんだろう、先輩方は。

この人は何を大切にしているのだろう

多様な価値観が生まれ、相乗効果が期待される時代。
それを活かすためには、自分と異なる人との信頼関係が非常に大切です。

相手の心に寄り添うこと。

今後、益々必要になると、私は思います。

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