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走り書き。時に日記。テキスト的な何か。 (スペイン語+日本語)
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夜の波打ち際から、

29/11/2022 desde la orilla de la noche,  digo "buenas noches". 夜の対岸から 「おやすみ…

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最初に涙が流れて、

primero fueron las lágrimas, ellas señalaron el lugar de las aguas, hacia donde ir baj…

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冷たい灰色の夕暮れの中に、

desde cuándo se habrán convertido en sinónimos las palabras y las lágrimas, me pregu…

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触れる、それは距離を

tocar, ese acto que anula la distancia, quizás, para siempre, quizás, esa palabra,…

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あたたかな思い出が集められた温室の中で、

夜の仕事からの帰り道、暗いけれど透き通ったような濃紺色の空を見上げると星がいくつも見えた…

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触れることが許されたいちばんやわらかな、

20/04/2023 recordando las formas, las formas de las cosas más suaves que se me ha perm…

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橋の下に言葉を、

23/07/2023 después de la tarde fría la noche llegó tan azul como cálida y acogedora. salí a pasear. a vagar como una vagabunda, que había escondido las palabras en algún rincón bajo puente. ha sido un bonito paseo nocturno. 冷たい午後の後で夜が、その青

夕暮れどきに散歩に出るということは、

12/05/2023 como todo lo que se añora está lejos, hoy el paseo es melancólico, aunque…

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一年で一番長い夜に、

recuerdos, a los que fui a visitar en la noche más larga del año: 一年で一番長い夜に…

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17/11/2022

越えるのはいつも夜。 越えて行くのも、夜。 無事に通り越えられたら、 と思いながら一歩一歩…

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涙が示す位置に手を当てて、

09/06/2023 me tumbé a la cama, puse la mano sobre el punto que las lágrimas indicaron …

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聞き逃したらしい、音のない雨を昨日の夜は,

15/05/2023 お昼の仕事のあと、広場の端の段差のところで給水していたときには、外れたね、と…

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身を削るようにしか、

あの日どこにいたのかわからなくなってしまった(か)ら、 今いる場所がわからない。 寂しい…

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日付のない、今日。

ざんざん雨の降る中、いつものようにベンヤミン広場を、列になって吊るされて雨に揺れる、今日は少しくすんだ色とりどりの傘の下、斜めに突っ切って帰ってきた。いつものように。放っておくと、頭からか足からか、漂流するから、「いつものように」は大事にしておくことにしている。 広場を通り抜けて、よく繁った街路樹の並ぶ緑の道へと左に折れながら、昨日の夜、雷混じりの雨音を聴きながら少しだけ、ゆっくりとページをめくったオクタビオ・パスの詩(集、を読んだ、と言うにはあまりに速く眠りに吸い込まれて