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経験は武器になる。

私は最近、YouTubeで「令和の虎」チャンネルをよく観ている。

令和の虎とは、お金が欲しい虎の子(志願者)が、5人の虎(投資家)の前で事業計画のプレゼンを行い、希望額に達した場合、目の前でお金を貰えるというマネードリーム番組だ。

志願者がお金を出してもらう為に様々なプレゼンを行い、そのプレゼンに対し虎5人が鋭い質問をして希望額に達するかしないかが、この番組の大きな見どころである。

その内容は2001年10月から2004年3月まで日本テレビ系で放送された「¥マネーの虎(以下マネ虎)」とほぼ内容は一緒であり、かつてマネ虎に「虎」として出演していた岩井良明さん(以下岩井社長)が司会を務め、岩井社長が運営している株式会社モノリスジャパンが制作を行っており、番組は2018年12月に配信をスタート。現在チャンネル登録者数48万人を超える人気チャンネルになった。

当時中高生だった私は「マネーの虎」をよく観ていた。深夜番組でスタートし、金曜20時のゴールデンに進出し人気番組になった。その後、他局のテレビ番組でパロディにされるほど、人気もありインパクトのある番組だった。

マネ虎の放送終了から14年経ち、YouTube版マネーの虎とも言える「令和の虎」が始まったのだ。

やはり虎たちと志願者の構図は面白い!!

しかし私が一番いいなと思ったのは、かつて虎だった岩井社長が司会を行いながら、志願者と虎たちにフォローや助言を行っていることだ。

岩井社長はマネ虎に出演する際、当初は志願者希望だった。実はマネの虎の最終回は岩井社長が志願者として出演するという内容で収録もしたが、ある事情でお蔵入りになったそうだ。

マネ虎には、岩井社長よりも個性の強い人が何人か出演していたが、虎と志願者両方を経験したことがあるのは、岩井社長だけである。

だからこそ、虎側、志願者側両方の気持ちが分かり、フォローや助言をすることが出来るのだ。それはマネ虎の時にはなかったことである。

「¥マネーの虎」が放送されていたのはわずか2年半。岩井社長は中期から参加したので、もっと短い。しかしその短い期間で得た経験と人脈が令和の虎に十分に活きているのだと思う。「経験は武器になる」とはよく言われる言葉だが、令和の虎の岩井社長を観て、改めてそう感じた。


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